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安保法案は「十分な必要性」があれば合憲になりうる

安保法案は合憲か違憲か

安保法案は違憲だ! …との意見ばかりが目立っている状況ですが、わたしは「安保法案(集団的自衛権の行使容認)は十分な必要性があれば合憲になりうる」と考えています。 ※安保法案の中身は多岐にわたりますが、今回は集団的自衛権の行使容認に限定して論じていきます。

 

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1.政府による解釈改憲は認められるか

安保法案の合憲性を語る上で、まず論じておかなければならないのは、「憲法解釈の変更は許されるか否か」との論点です。

 

政府による解釈改憲(憲法解釈の変更)を一切認めないとする考え方も存在していますが…

 

わたしは一定範囲内なら解釈改憲も許されると考えます。自衛隊を認めている現在の政府解釈自体、解釈改憲の賜物です。解釈変更を一切認めないとすると、自衛隊も違憲だという考え方に至ってしまいます。これは現実的ではありません。

 

2.解釈改憲はどこまで認められるのか

どの程度の変更まで許されるのでしょうか。

 

わたしは、以下の5つの場合には、憲法解釈の限界を超え国民投票による憲法改正手続が必要となる、と考えます。

 

  • ①条文の文言に明らかに反するもの
  • ②条文の趣旨・目的や憲法の基本理念に反するもの
  • ③法的安定性を著しく欠くもの
  • ④具体的妥当性がないもの
  • ⑤必要性がないもの

 

どれか1つにでも該当したら解釈改憲は認められません。

 

そもそも、憲法9条や前文の趣旨などに反する(①or②)との意見も多いですが…これまでの政府解釈の積み重ねを考慮すると、集団的自衛権の行使容認は①②には該当しないのではないかと思われます。

 

歴代政権の解釈をすべて否定するのは無理筋

9条・前文の趣旨は、自衛隊を容認する過程や、集団的自衛権の保有を認める過程で、ずいぶんと広く解釈されるようになっています。従来(現時点)の政府解釈は、「集団的自衛権は有しているけど行使はできない」とするものです。憲法学会では、そもそもこの解釈がおかしいとする考え方も有力ですし、自衛隊自体が違憲だとする考え方も根強いんですが…歴代政権の解釈をすべて否定するのは、逆に法的安定性を損ねてします。

 

「権利は持っているけど、行使はできない」。条文・法理上では、こんなねじれた解釈の方が無理があったように思えます。

 

十分な必要性を語れていない

①②はクリアできたとして、問題となるのは③④⑤です。

 

③で「著しく欠く」としているのは、法的安定性を100%要求すると、「解釈変更が一切認められない」とする考え方と同じになっちゃうから。 今回の安保法制は、「集団的自衛権の保有を認めていて、行使は認めていない状態」から、「行使を容認する」と変更するにとどまるものです。法的安定性を著しく欠くとまでは言い切れないでしょう。

 

④の具体的妥当性ってのは、個別の事案について納得のいく結論を出せるかどうかって問題です。集団的自衛権行使が求められる場面を具体的に考えていくわけです。

 

⑤の「必要性」には十分な根拠と説得力が要求されます。これまでの歴代内閣が維持してきた憲法解釈を、変更するだけの理由が必要です。

 

で、今回の安保法制については…わたしは政府はまだ十分な必要性を語れていないと思っています。ネットなどでよく主張されている中国脅威論だけでは、「集団的自衛権の」必要性は語れていません。中国が侵略してくるかも…それは個別的自衛権だけで対処できる事態だからです。





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コメント

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  • コメント (3)
    • 黄熟
    • 2015年 8月 23日

    「福井県民は生真面目で素直であるから、仕事がしやすい」 と地元弁護士(MことT)は言っているようです。
    そうした中、弁護士(MことT)は、訴訟詐欺を行ったらしいのですが、
    福井弁護士会は、「虚偽行為(虚偽事由で提訴)は正当な弁護士業務」と議決し、当該弁護士を懲戒処分としなかったらしいです。

    法的安定性は、すでに崩壊しているようです。

    • クソウヨ
    • 2015年 8月 23日

    久しぶりwクソウヨだよ

    遊ぶ?

    頃してやろうか?

    • キジトラさん
    • 2016年 4月 10日

    弁護士は虚偽事由で提訴する!

    実態は以下のとおり酷い。
     虚偽事由で提訴(訴訟詐欺)することは正当な弁護士業務だと主張する黛千恵子(坪田)・坪田康男・八木宏らは、詐欺罪で告発受理(2014~2015)されていたようですが福井弁護士会は、反省も謝罪もせずに知らぬ振りして何らかの処置もしていないようです。
     それどころか、福井弁護士会は、「虚偽事由で提訴することは正当な弁護士業務だ」と議決して擁護(教唆・幇助)し続けているらしいです。
     被害者は、更なる侮辱や訴訟詐欺にあう事を恐れ恐怖の日々を過ごしているみたいです。
     権力を有した組織的な犯罪が放置される中で正義など通用するはずもなく、おそらくは一人ひとりと食い物にされることになるのでしょう。
    人権擁護や正義などは眼中に無いようです。

    裁判官樋口英明らは、「虚偽事由で提訴する(訴訟詐欺)ことは正当だ」などとする福井弁護士会ら相手の訴訟に対して、「裁判では虚偽は到底許される」 などと被害者に判決言い渡したらしいです。
    司法に正義などありません。

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