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ブラック産業である外食業界もとうとう年中無休営業を辞める方向へ

日本が誇るブラック産業といえば間違いなく外食業界です。年中無休なんてどう考えてもおかしいのですが、日本だとそれは普通で便利な事になってしまっています。恐ろしい。



深刻な人手不足が続く外食業界で、年中無休のビジネスモデルを転換する動きが広がってきた。居酒屋で大手のテンアライドが全店で12月31日を休業とするほか最大手のモンテローザ(東京都武蔵野市)は店舗ごとの定休日を本格導入する。外食業界では24時間営業の停止に続く見直しとなる。顧客の利便性は下がるが事業を安定して継続するためにやむを得ないと各社は判断している。 via 日本経済新聞「外食「無休」もう限界 大みそか閉店や定休日 時給上げても人足りず」

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日本が誇るブラック産業

ブラック産業というのは要するにブラック企業が集まりやすい業界のことです。ブラック企業といえば長時間労働、休みのない労働形態、サービス残業、安い給料などが特徴だと思われますが、外食産業はそのような業態になりやすい産業だと言えるでしょう。

 

なぜなら、数多ある業界の中でも最も「休むことが許されない」業界だからです。毎日やっているのは当たり前、しかも24時間オープンしていたり、昼と夜だけ営業というところは少なく、24時間365日稼働していることに私達は違和感を覚えません。そして違和感を覚えないというのは、本当に恐ろしいことです。

 

海外の事例を見てみると、そのような形態で事業を行うところはなかなかありません。いくつもの理由があるでしょうが、一つはそもそも法律が規制しているということです。深夜の営業を許さない法を持っている国が多いのです。ナイトマーケットが盛んなアジアはまた別かもしれませんが、欧州では深夜営業を許すことはまさにブラック企業を生む温床になる-つまり労働者の権利が侵害されるおそれがあるから-許可されないのです。

 

これは正しい方向性

いままさに言ったように、深夜営業で働いて良いという環境はブラック労働を生み出す温床になります。そもそも人間は基本的には夜に寝た方がいい生物です。深夜労働を許すということは、国民の健康が損なわれる状態を国家が認めるということなのです。

 

しかし日本ではそのような規制は十分に働いておらず、過熱する価格競争や過剰なサービス提供の行き着いた先が今の24時間365日営業という異常な状況なのです。これは、絶対に見直されるべき社会の歪みです。日本は労働者の権利について疎すぎてこれが許されてしまっていますが、本来であれば国家がもっと監督するべき部分であることは自明でしょう。企業は自己利益を最大化するのが基本ですから、彼らに自浄するメカニズムを期待するのは間違っているから。

 

労働者の権利が今後もっと保障されるようになることを心から祈っています。そんなに営業しなくたっていいように規模を調整するべきでしょう。本当に恐ろしい国、日本です。





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