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座間市事件から1ヶ月、改めてネットの危険性と死にたいと呟くリスクについて考える

あまりにも凄惨な事件だったにも関わらず、あっという間にニュースに取り上げられることが減ってきている座間市の事件。少し落ち着いてきた今だからこそ考えたい内容です。



 約1か月ほど前に、「容疑者の過去よりも知りたいこと 『座間9人遺体事件』を読み比べる」を書いた。

 容疑者の人生よりも被害者の実情や今後の対策を書いた記事を読みたいと思ったのだ。それに加え「ネット=危険」という論調が多かったのも違和感があった。とくに、擬人化すればおじさんであろう「新聞」にそのご意見はみられた。

おじさんによる説教だけでいいのか?

 たとえばこれ。

「異常犯罪が映すSNSの危険」(読売新聞 11月3日)。

img fc7f7a4969cbb6a399deb72a28a993d6534291 座間市事件から1ヶ月、改めてネットの危険性と死にたいと呟くリスクについて考える
読売新聞 11月3日朝刊 社説より

 つまりこれは「おじさんによる説教」である。

 社説の締めは、

《一時的な感情に基づく書き込みが、思わぬ危険を招く。ネット世代に周知すべき教訓である。》

 しかし自殺問題に取り組んでいる専門家の言葉が紹介されるにつれ、ネットで「死にたい」とつぶやく利点もあることを私は知った。身の周りでは打ち明けられないけど匿名で誰かと会話することで救われることもある、と。

 先週になると東京新聞が夕刊1面で、

「現状でSNSの利用を制限すれば、かえって孤立感が高まる可能性がある。まずは若者たちの声をそのまま受け止めることが大切だ」

 というコメントを載せた。若者の悩み相談などを受けている認定NPO法人代表の言葉である。

via: 繰り返すネット善悪論争 座間事件後、新聞はSNSをどう論じたか? 読売の危険論、毎日の「産後を救う」記事 – プチ鹿島

img c947fbd0124ab891c33d02f7cf730311167477 座間市事件から1ヶ月、改めてネットの危険性と死にたいと呟くリスクについて考える

 

SNSは悪だったか

あの強烈な事件から1ヶ月が経ち、既にニュースの中で報じられることは激減している座間市の事件。だからこそインターネット上では、1ヶ月経ってからの冷静なコメントが次々に出てきています。やはり最大のトピックは、一体ネットはSNSは悪なのかというポイントでした。

 

実際、特に新聞メディアではSNSという存在そのものを否定的に見るものが少なくありませんでした。こういうものさえなければ今回の事件は無かった、こういうサービスは今後規制するべきではないか、といった声も上がっていたのです。しかし、当然ながらインターネットユーザーの多くはその考えに対しては極めて批判的なコメントを多く記事にしています。

 

SNSは道具、ツールであってそれ自体は中立的なもの。使い方によって悪にも善にもなるというのが基本的な主張で、それは私も完全に同意します。だって行方不明になった人を見つけることもあれば、実は人探しに見せかけたストーカーによる犯行だったりするのがSNSですからね。どちらか一方だけを取り上げてもちゃんと理解したことにはならないでしょう。

 

結局、大事なのは話を聞いてくれる誰かだった

いま振り返ってみて、やはり今回の犯人以外は誰一人だって別に過失があったわけではなかったと思います。死にたいとつぶやきたくなるときくらいある。しかも知り合いや家族が見えない場所で、匿名で吐き捨てるようにそうつぶやきたい時はある。そしてそれは結局、誰かに悲しみや苦しみを受け止めてもらって共感して欲しいというメッセージだった。

 

しかし、非常に残念なことに今回は最も性質の悪い人間にそれを利用されてしまって殺されてしまった。これは、犯人が完全に狂った人間なのであって、普通はそんなことにはなりません。これはもはやある種の災害のようなものであって、被害者に落ち度があったとは到底思えません。そういうところで自分の気持ちを受け止めてくれる人が出てきたらあってみたいと思うのも道理ですから。

 

ですから日本政府が取り組もうとしている通り、死にたいとつぶやいている人には積極的に専門機関を紹介するような制度を作っていくのが大事でしょう。実際、検索では既にそういうサービスになっています。googleで「死にたい」とつぶやいてみてください。そうすれば、その意味がわかるはずです。





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