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受動喫煙防止法案を弁護士が批判する理由 

厚生労働省が3月13日に受動喫煙防止法案(労働安全衛生法改正法案)を提出

厚生労働省が、3月13日に受動喫煙防止法案(労働安全衛生法改正法案)を提出した、とのこと。 「事業を行っている者が、職場での受動喫煙を防ぐための措置を講じるように努めなければならない」というルールを明確化するもの。「受動喫煙防止のために一歩前進した」と言えるのかなと思いきや、受動喫煙被害を専門に取り扱っている弁護士( 岡本光樹)は今回の法案に不服の御様子。

 

2011年12月に国会提出された改正案では、事業者の「義務」を定めていたのに、今回は事業者の「努力義務」を定めるにとどまったから、というのは不満に感じている理由なんだそうです。

 

岡本弁護士は、喫煙所を設けるのは不十分ではなく被害を固定化させる可能性すらある、と主張して、「建物内全面禁煙」を採用すべきだ、という意見。

 

岡本氏はたばこ規制枠組条約のガイドラインなどを引き合いに出して、さらに進んだ規制の必要性を訴えています。

 





受動喫煙防止法案が批判される理由

弁護士ドットコム:海外では建物内「全面禁煙」が当たり前? 受動喫煙防止法案を弁護士が批判する理由から

 

実は、今回提出された改正案は、かつて2011年12月に国会提出され、ねじれ国会で審議されずに廃案となった改正案と比べると、「受動喫煙防止の義務規定が後退している」というのだ。

後退したというのは、どういうことか? 岡本弁護士によると、前回の法案では、事業者が受動喫煙防止のための措置を「講じなければならない」とされていた。ところが、今回の法案では、「措置を講ずるよう努める」(努力義務)と変わったという。

つまり、前回案では事業者に受動喫煙防止措置を講じる「義務」を課してしていたのに、今回はそこまでは踏み込まず、「努力」すればいいとなってしまったのだ。岡本弁護士はこの点を「残念」と言っているわけだ。

では、受動喫煙をめぐる日本の法律は、いま、どんな流れの中にあるのだろうか。

「日本の受動喫煙防止対策は、2003年『健康増進法』施行、2005年『たばこ規制枠組条約』発効と進んできました。さらに、受動喫煙の有害性に関する知識の普及等を踏まえて、従来の『職場を快適に』というレベルから、労働者の『健康障害防止』のために必要だというレベルへ引き上げられてきました。

たとえば、我が国も批准した『たばこ規制枠組条約』のガイドライン(2007年7月採択)では、次のような基準が示されています。

・100%禁煙以外の措置(換気、喫煙区域の使用)は、不完全である。

・立法措置は、責任および罰則を盛り込むべきである。

・条約発効後5年以内(2010年2月27日まで)に実現すべき」

「日本も本来、このような勧告に沿った法律改正をすべきなのです。

しかし、厚労省は喫煙擁護側の反対意見を踏まえて、2011年12月に相当弱めた法案を作ってしまいました。罰則は当面付けず、指導中心とするという内容で、飲食店については当分の間、換気措置も認める、といった妥協法案でした。

これは条約ガイドラインに比べれば大幅に後退しています。しかし、それでも、事業者の受動喫煙防止の義務が明文化され、労基署等が積極的に指導していくことは一歩前進だと考えられていたのですが・・・」

こうした話を踏まえると、今回の法案はどうだろうか。

「今回の法案は、2011年の改正案に比べて、受動喫煙防止の義務規定を、『努力義務』にトーンダウンさせた上で、受動喫煙を防止するための設備の設置を国が促進するという規定を盛り込んだ内容です」

国が喫煙室などの設備を補助してくれるなら、その点については前進と受け止められそうだが・・・。岡本弁護士は首を傾げる。

「喫煙室などの設備は完全な排気が難しく、漏れの問題がつきまといます。

実際、私は弁護士として、(1)喫煙室からタバコの煙が漏れてきて体調不良になった(2)喫煙者が濃厚な喫煙臭を付けて帰ってくるので仕事に集中できない(3)改善してもらえずストレスでうつ病になった、等の相談を多数受けています。

また、いったんコストをかけて喫煙室を設置すると、こうした被害が改善されないまま硬直化してしまうことも問題だと思います」

 

中途半端な規制は逆効果

正論でしょうねぇ… 受動喫煙防止を徹底して進めるべきだって観点からすると、中途半端な規制は逆効果。出勤しているときには禁煙ってくらいしないと、「タバコ臭でストレスを感じて休職した人もいる」ってケースには対応できないかもしれません。社員全員に禁煙させるか、タバコを吸う人は最初から雇わないって方向で進めるべきなのかもしれません。

 

ただ、実際に政府が出した法案ではそこまで踏み込んでいない。対立当事者である喫煙者の声や、策を講じなければならない事業者の意見などをくみ取った「妥協」の結果なんでしょう。

 

理想を掲げてそれを実現するための最短ルートを示すだけは簡単です。ただ、実際には理想通りにはいかない。このあたりの対立構造も考慮して問題の解説をしてほしかったなぁ、と思います。

 

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コメント

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  • コメント (7)
    • ハゲ
    • 2014年 3月 28日

    タバコ被害で会社やめた

    • デブ
    • 2014年 3月 28日

    会社が全面禁煙になったので辞めた

    • キジトラさん
    • 2014年 3月 28日

    外にある喫煙所に溜まるせいで臭くてたまらん。
    新宿西口とか。まったく分煙できてない。
    喫煙者はカプセルでもかぶって全て体で吸収しろよ

    • キジトラさん
    • 2014年 3月 28日

    キジトラ好きだけどiphoneからだとすごく読み辛くなった。
    フォント?文字サイズ?色?構成?
    記事内容はともかくルックが劣化した

    • キジトラさん
    • 2014年 3月 28日

    マナーを守ってくれれば喫煙してくれて構わないけど
    タバコってそんなにいいものか?一度吸ってみたけど好さが分からなかったわ

    • キジトラさん
    • 2014年 3月 28日

    わかるわ
    喫煙スペース作っても全く分煙になってない
    あれでも努力してるになるんでしょ

    新宿、お前のことだ

    • キジトラさん
    • 2014年 3月 28日

    出入口の近くにスペース設置してあると室内に拡散してくる上に換気が意味を為さなくなる。こういうとこも詰めが甘いと感じる。

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