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年収300万円講師が叫ぶ大学の人事の闇、コネ採用するくらいなら公募をしないでくれ

大学で授業を教えていると聞くと、なんだか高給取りのようにも見えますよね。でも実際は食いつなぐにもギリギリの生活。コネ採用ばかりの大学人事に悲痛な叫びを上げています。



ジロウさんは1年前まで、地方にある私大の任期付き教授だった。その後、大学での職を得ることができず、現在は、東京都内の私大と関東近郊の専門学校で非常勤講師として勤める傍ら、子ども向け福祉施設の指導員や高齢者施設の夜間受付などの仕事をかけ持ちしている。500万円以上あった年収は激減。今ではすべての仕事を合わせても300万円に届かない。

夜間受付の勤務を終えて深夜に帰宅した翌日に1時限目の授業が入っているときは、朝6時に出勤しなくてはならない。職場間の移動には2時間近くかかることもある。しかし、仕事によっては交通費も出ない。心身はもちろん、時間的にも経済的にも余裕はなく、昼食は駅のホームでおにぎり1個を食べるのが精いっぱいだ。ジロウさんはこの20年間で100以上の大学の公募に応募してきたが、採用されたのはわずか5校ほど。採用の過程が不透明なことが、どうにも納得できないと憤る。

「大半が出来レース。公募の段階ですでに合格者が決まっているとしか思えないことがありました」

ある私大では、書類選考を通過し、事務担当者から面接日を指定された直後に担当教授から電話があり、「ご辞退いただけないでしょうか」と頼まれた。納得できずに食い下がると、すでに合格者が決まっていると打ち明けられた。

suii 年収300万円講師が叫ぶ大学の人事の闇、コネ採用するくらいなら公募をしないでくれ

 

恐ろしいコネ採用

大学で教えていると聞くとなんだか優雅な暮らし、大学教授でインテリでというイメージかもしれませんが実態は大きくそのイメージからかけ離れています。貧困の中で生きている人が少なくありません。いま、大学の人事はとんでもないことになっています。

 

普通に働き始める時に就活があるように、大学人もまた就活を行います。大学が「こういう分野の人を探しています」という求人を出して、そこで求められる能力を持っていると認識した人が応募するわけです。

 

書類審査、面接、模擬授業などを経て採用が決まるのですがこれがまた闇が深い。いまは大学のポストも一杯で、少子化で子どもも少ないため新しい先生を増やしたいわけでもない。なのでめちゃくちゃ倍率が厳しいんですね。その上、記事の中にもあるように「公募に見せかけて実際にはもう合格者が決まっている」というケースもあるというのです。これは酷い。

 

大体ですね、コネ採用があってもいいとしても、コネを創るのも実力の内だという考えがあるとしても、それにしたって公募をするのはおかしいでしょう。じゃあ黙ってその人だけを採用していればいいんです。これは酷すぎる。

 

文科省にも問題があった

しかし、実際の所こんな風に大学院を出て優秀な成績を修めた人でもうまく働けない状態になっているのは政府にも原因があります。少子化に転じることはわかっていたのに、片っ端から大学を認可してクソみたいな大学を増やしました。

 

と同時に、海外の大学院はもっと人が多いぞということで大学院生倍加計画なるものをやりました。しかし、少子化になるタイミングでこれから大学はどんどん少なくなっていきます。要するに就職先は減っています。就職先が無い大学院生を作り出したのは政府なのです。

 

学生が減るからお金もないし、政府もレベルの低い大学に対して今後どんどん風当たりが強くなることを考えると、大学側もなんとか優秀な人材を取りたい。でも大学で教えている子達を優先して取りたいと思う気持ちも当然出てくる。だって自分が教えている子達が露頭に迷うのは可哀想ですからね。

 

それより遥かに優秀で業績を残している人が路頭に迷うのは、自分のところの教え子や知り合いが路頭に迷うよりは良い。そんな残酷な決定によってコネ公募は成立してしまっているのです。本当にふざけた話です。

 

日本を引っ張っていくのは知識産業、つまり新しい知識を生み出せる人達によって牽引されるべき産業です。その代表である大学院生やポストドクターをこんな風に扱うようでは、日本の将来など真っ暗だと言っても過言ではないでしょう。





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