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電子書籍より紙の本のほうが便利な面もある

電子書籍について

電子書籍が流行っているようだけど、どうも私は(使ってみても)しっくりこない。そういう感覚がずっとあったんですが、コンサルタントで青山学院大学講師の山本直人氏が、似たような感覚についてブログ記事を書いていました。 「紙の本のバサッとめくれる感覚は、やっぱり大事だった」

 

『小説やマンガのようなものに関しては、バサッとめくる必要ってのはあまりないけど、勉強や研究をする際にはちょっと不便。用途や読む本の種類によって使い分けることが必要だ』、ってのが山本氏の主張です。



ザッピングにはアナログの方が便利

この意見に対しては、電子書籍ラブな人からのツッコミ・反論が多数出ているようですが、わたしはこの感覚に同意します。

 

カラオケに行ったときにいつも思うんですよ。デンモクじゃなくて紙の曲目リストが欲しいって。 あと、本を探すときにも、Amazonじゃなくてジュンク堂や紀伊国屋書店などの大型店舗に行って探したいって思う。

 

探したいものが決まっているときには、デジタル・ネットを利用すると便利ですが、何かないかなぁとザッピングするときにはアナログの方が便利だ。

 

脳に残らない

ちょっと例えが飛躍してしまったかもしれませんが、電子書籍と紙媒体の本でも似たような感覚を覚えることが多数あります。電子書籍であっても高速でスクロールできるってのは知ってるけど、どうも脳に残らない(紙媒体ならパラパラめくるだけでも、ちょっと脳に残る感覚がある)。

 

小説など一直線に読んでしまうものは、電子書籍でもいいって山本氏は言っていますが…ちょっと興味深い研究データがあります。

 

電子書籍のほうが記憶しづらいというデータ

電子書籍と紙媒体の書籍とを比べると、電子書籍の方が時系列(経時性)を記憶しづらいというデータです(ストーリーの順番を正確に覚えることができなかった)。

 

研究を行ったのはノルウェー・スタヴァンゲル大学のAnne Mangen氏とフランス・エクス=マルセイユ大学のJean-Luc Velay氏らによる研究チーム。研究では、読書とタブレット使用の習慣がそれぞれ同じ程度の大学院生が50名集められ、25名ずつの2グループに分けて実験が行われました。各グループはエリザベス・ジョージ著の短編小説を最後まで読んだ上で様々な検証に臨んだのですが、一方のグループは書籍を、もう一方のグループはAmazonの電子リーダー「Kindle DX」にインストールした電子書籍を使用しました。

検証では、各グループの学生が読了するまでに要した時間を計測。その後、本文の内容に関する質問に回答させ、作品に対する情緒反応を心理学の基準をもとに計測することで両グループ間で生じる差異がどのようなものであるかが測定されました。その結果、両グループの間には大きな違いこそ認められなかったのですが、ある点においては明確な違いが生じていることがわかりました。
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By Tim RT

両グループとも、「物語の背景」や「登場人物」、「ストーリーの詳細」などの項目では同等の正解レベルを示しているのですが、物語中の出来事が発生したタイミングを尋ねた設問では、電子書籍を読んだグループが明確に低い正答率を示したとのこと。さらに、14個に分けられた話の流れを順番に並び替えるという設問に至っては、電子書籍グループの正答率はもう一方のわずか半分ほどしかなかったという結果が浮き彫りになりました。

その結果を表す表がこちら。横棒の左側が誤答、右側が正解の数が多かったことを示しており、灰色の円で示された電子書籍の正解率は紙ベースに比べておおむね低く、特に「Time and events」の項目では大きく水をあけられている様子が分かります。
01 m 電子書籍より紙の本のほうが便利な面もある

また、物語を時系列に並べかえる問題の正解率を比較したものが以下のグラフ。数値が「0」に近づくほど正解率が高いことを示すのですが、紙ベースの4.8に比べて電子書籍は7.9と、3.1ポイントも差が開いていることがわかりました。
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この結果に対し、調査チームのMangen氏は「いずれの設問も時間と経時性に関する項目であることが興味深いところです」とその傾向の意味についてコメントし、この結果に関してはさらなる研究が求められること、そしてこの結果に関しては文字の書体や用いられたデバイスの違い、そして被験者が持っている過去の読書体験などが影響を与えていることが考えられるとしています。

Mangen氏は、この原因を追及するためには「複雑に絡み合った要素を一つずつ解きほぐす必要があります」と語ります。現段階の調査結果でも「紙と画面の読書は別物だ」とする論を裏付けるものとなりそうですが、「実際に書物を手に持つという『触覚』の特質が与えうる影響の確認になるでしょう」とMangen氏は論点について述べています。

via: 電子書籍に移行することで失われる読書体験の中身が少し判明 – GIGAZINE

 

本を開いていて持っているときに感じる本の厚さ(だいたいどこらへんなのか)って感覚が経時性を把握するには必要なのかもしれません。

 

もちろん、電子書籍には電子書籍なりのメリットがあります。かさばらないし、検索も簡単。上手に利用すれば、学習でも高い効果を得ることができるのかもしれません。

 

結局、わたしが電子書籍をあまり好まない最大の理由は、「所有している感覚」がなくて「物欲」を満たすことができないからなのかもしれません。割と所有欲が高い方なので…

 

好みの問題に帰着してしまいましたがw結局そんなもんです。使いたい人は使えばいいし、使いたくない人は使わないでもいい。それでいんじゃねーのって思うw

 

記事引用

kindleのpaperwhiteは日本版が出てすぐに買った。2012年の12月。クリスマス前の時期に海外休暇に行った時に持っていった。プールの両隣りにいた西洋人が、二人ともkindleを持っていたのが印象的。ただ、その後日本では思ったよりは広がってない気がする。

kindleは何と言っても軽い。旅にはもってこいだ。何冊あってもあの重量なのだから。あと、僕が重宝しているのはスポーツクラブ。数十分エアロバイクで汗を流す時間が、読書になる。

ipad miniでも読めるが、paper whiteの方が疲れない。ただしコミックはipadで読む。kindleでどうにかしてほしいのは図表だ。解像度がひどいままのものも結構ある。

でも、最近は紙との使い分けがハッキリしてきた。小説など直線的に読むものは、電子書籍でも全く問題を感じない。

検索機能も便利だ。夜に酒飲みながらミステリー読んでて、翌日になって「誰だよ、こいつ」みたいなことになっても、ちゃんと探せる。北欧系のややこしい名前でも、OKだ。

ただ、使ってみて初めて気づいたのだけど、紙のように「バサッ」と何十頁もめくることができないのが困るのだ。



もちろん、付箋やハイライトの機能はある。ただし、紙であればそこに一気に戻れる。調べものをしたり、勉強しながら読みたい本だと、紙だ。

アカデミックな本はもちろん、ビジネス書でもいろいろと参照したい本は紙で買うようになった。

そういうのは慣れの問題で、電子化されていてもOKという人もいるかもしれない。ただ、本を執筆する時だと、何冊もの参考文献をひっくり返す。まさに「獺祭」の状態になるけど、電子書籍でカワウソごっこはできない。紙の本には、意外な効率性もある。

なんだか、こう書くとあまりに当たり前のようだが、色々と読むまで、意外と気づかないものだと思う。

さらにもっと厄介なのは、すべてがあの端末に入っているという、そこかはかとない不安だ。特に、知識を得るために読み、線を引き、付箋を貼って、見返した時に「物質」として、そこに存在していることに何となく安心感を感じる面はある。

これは単に紙に対する慣れなのか。それとも、人間の普遍的な感覚なのか。もっとも、ウォルター・J.オングの「声の文化と文字の文化」のように、印刷文化“以前”に思いを馳せるならば、紙への安心感も経験による刷り込みなのかもしれない。

また、紙の本の「所有欲」というのも、また厄介な問題なのだけど、これについては、またあらためて考えたいと思う。

 

via: 紙の本の「バサッ」とめくれるのって、やっぱり大切だった。|from_NY 山本直人のブログ

 

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コメント

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  • コメント (3)
    • キジトラさん
    • 2014年 10月 12日

    電子書籍端末を何個も買えば
    ちゃんと獺祭状態になれますよ。

    • キジトラさん
    • 2014年 10月 12日

    私も電子書籍は好きではありません。

    例えばですけど、PCの液晶で数百ページもある難しい本を読む気にはならないんです。
    これが紙の書籍では読もうと思える。感覚的なものですが割りと本質かなあ、と思います。

    読書って始まりがあって終わりがある。で、紙の場合は終わりが感覚的に理解できる。
    あと、数ページだとか。これは電子書籍の何分の何ページ表記ともまた違うんですね。
    脳の意識といいますか、考えなくても感覚で無意識に分かるものと頭で理解する必要のものとの違い?
    そう大した違いはなさそうでもあるんですけど結構この感覚的な部分は大きいのかなあ、と私は思っています。

    人間の脳に対するインプットって五感があるんですけど、人間は生きてる限りその五感をフルに活用しているんです。これが電子書籍と本とではインプットが若干異なる。それが人間の精神的な部分にある程度作用して違和感を感じる、という面もあるでしょう。

    まあ結局は好きなほうを選べばいい、って事に落ち着くとは思いますけどねえw
    私は音楽もアナログ派なので本ももちろん紙派です。電子書籍は買いません。

    • htdh
    • 2014年 10月 18日

    やっぱ身体性ってあると思うのよね
    書く場合でもワープロ使う時は聞くとき、手書きの時は話す時の感覚の言葉が多い

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