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エボラ感染の疑いがある人間の外出を禁ずるのは人権侵害なのか?

感染症対策と人権

エボラ出血熱が世界的に流行しつつある現在、「感染症対策と人権(自由)」というテーマに注目が集まっています。特に、自由の国アメリカでは問題が大きくなっている感じ。

 

エボラ治療に携わった医療従事者が外出を禁じられ、人権侵害だと訴え、裁判所が外出を認める判断を下すなんてケースも、実際に起きています。日本でも、共産党の小池晃などが人権への配慮を求める動きを見せています。

 

感染症拡大予防と人権配慮…どのようにバランスを取っていくべきなのでしょうか?





制限されて当然

わたしは、エボラなど重篤な症状を引き起こす感染症については、必要やむを得ない範囲での自由の制限は正当化されるのではないかと考えています。

 

たとえば、国境なき医師団として西アフリカでエボラ治療に携わった医療従事者が帰国した場合、感染症状が出ていなかったとしても潜伏期間の間は、外出や他人との接触を制限するべきでしょう。2週間の外出禁止程度であれば、合理的ですし受認義務の範囲内だと言えるはず。

 

アメリカやヨーロッパでエボラに感染している人の大多数は、西アフリカでエボラ治療に携わっていた医療従事者です。西アフリカで治療にあたっていたというだけで、十分感染を疑うに足る正当な理由となりうるでしょう(共産党や厚労省は正当な理由とならないと考えている模様)。

 

自由より優先することがある

「2週間家から出られないとか、甚だしい人権侵害だっ」という意見もありうるかもしれません。しかし、エボラ出血熱の感染力と致死率を考えると、行動の自由よりも他者の生命身体の安全の方が優先されて然るべきでしょう。何より、国境なき医師団などの人は、国から派遣されて西アフリカに行っているわけではなく、自ら率先して足を運んでいるわけです。自らの自由な意思に基づいて行動した結果、ある程度自由を制約されるってのはやむを得ないのではないでしょうか。

 

自由に伴う代償

人権と安全はトレードオフの関係になります。なんでも自由ならいいってわけじゃない。自由に行動した代償を支払う必要がある場面もあるってことでしょう。自己責任論はあまり好きではないですが、エボラということの重大性に鑑みると個人の自由はある程度後退を余儀なくされるんじゃないかと思う。

 

共産党のように、自由とか人権とかいっておけばなんでも通るような主張はあまり好きではない。かえって人権や自由の価値を下げてしまっていることに気づかないのかな。人権って胡散臭いイメージがすっかり定着してしまってますよねぇ。

 

記事引用

 西アフリカのシエラレオネでエボラ出血熱治療にあたり、帰国後、外出しないよう要請されていた女性看護師がこれを人権侵害だと訴えていた問題で、裁判所は外出を認める判断を下しました。

 アメリカ東部メーン州の連邦地方裁判所は31日、州知事らが求めていた女性看護師の外出制限の要請を却下しました。強制隔離などの措置は必要ないとするCDC(米疾病対策センター)の指針に基づいたものです。ただ、保健当局が毎日電話で看護師に対して経過観察することなどを条件としています。これを受けて、看護師は「良い妥協策で、条件は守る」とコメントしています。この看護師は、先月下旬にニュージャージー州の空港に戻り、一時、隔離されていました。その後、陰性反応が出てメーン州の自宅に戻った後、州から今月10日まで隔離措置として自宅待機を命じられていました。しかし、看護師は「人権侵害」だと訴えて、自転車で外出するなど反発していました。

via: エボラ熱 人権侵害訴えた看護師に外出認める判決

 

日本共産党の小池晃議員は4日の参院厚生労働委員会で、世界で感染が広がるエボラ出血熱について、万全の対策と人権への十分な配慮を求めました。

 米国では、西アフリカでエボラ出血熱の患者の治療にあたった看護師が、感染症状もないのに帰国後に隔離や外出禁止の措置がとられるなどの人権侵害が問題になっています。小池氏は「これでは海外での医療支援に対する障害になりかねない」と批判しました。

 小池氏は、感染症法改定案に盛り込まれた「都道府県知事が検体の採取(採血など)を勧告することができる対象」についても、「(エボラ出血熱の)蔓延(まんえん)国に滞在したり、単に患者と接触したという事実のみをもって、感染を『疑うに足る正当な理由』になるのか」と質問。厚労省の新村和哉健康局長は「正当な理由にはならない」と答弁しました。

 小池氏は「強制的な検体採取などを行えば、その後の医療の継続にも深刻な影響をきたす」と主張し、「本人の同意を基本にすべきだ」とただしました。新村氏は「まずは医療機関等から任意で協力いただくことが望ましい」と述べました。

 小池氏は、感染症指定医療機関のない県が9県(青森、秋田、宮城、石川、香川、愛媛、大分、宮崎、鹿児島)あることを示し、全ての県に指定医療機関を設けるよう要求。新村氏は「空白県がないよう(自治体に)要請する」と答弁しました。

 

via: エボラ対策「本人同意を」/参院厚労委 小池氏人権配慮求める

 

エボラ出血熱に関し、欧米と日本の行政のホームページを見比べると、欧米と日本の間にある人権に対する考え方の違いを見て取れます。
 欧米諸国においてエボラ出血熱に感染した人は、これまでみな医療従事者です。今、日本を含む先進国において、感染リスクの最も高い集団は医療従事者です。医療従事者への感染をいかに防ぐかが、今回のポイントと言えます。医療従事者の「人権」を守るためにも、大至急、医療従事者一人一人に対して、何に注意しどう対処すれば良いのか、情報の提供と対処の案内をすることが必要です。
 アメリカのCDCやイギリスのHPAを見ると、医療従事者向けのきめ細かいガイダンスが次々と出ています。手袋を二重にするとか、患者対応や脱衣手順など、看護婦や医師一人一人が何をしなければいけないか、様々な情報が提示されています。 素人の私でさえ分かる図入りでも案内もしています。行政の医療従事者を守ろうとする気迫さえ感じます。
 一方、我が日本の厚労省のサイトを見ると、報告や患者の搬送および隔離に関する指示はあるものの、欧米に見られるような医療従事者個人への案内などが全くありません。そのため、日本の医療従事者は、何に注意したら良いのか、欧米の政府機関などから独学で勉強しなけばならない状況です。政府は、国民への感染を警戒しているものの、医療従事者一人一人を守る意識が抜け落ちていると言えます。現状は、太平洋戦争において兵士に死を強要した状況と同じです。
 エボラ出血熱に対する政府の対応を見ていると、日本の行政は米英に比べると「対応がのろま」、と言わざるをえません。さらに付け加えるならば、「日本の行政は人権に対する意識が戦前同様未だに希薄」と言えそうです。日本の議員も役人も国民も、もっと意識を高めるべきです。

 

via: Kazuakatブログ: エボラ出血熱への対応から見えてくる、人権意識の問題 〜欧米と日本の違い〜

 

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コメント

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  • コメント (11)
    • キジトラさん
    • 2014年 11月 07日

    インフルエンザになったら外出するなって病院で言われるし守ってるだろ?
    おんなじ事じゃん

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 07日

    自由に行った事の代償を受けるだけ。
    人権がー、とか言っている思考停止した輩はサイコパスか何かですか?

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 07日

    >共産党のように、自由とか人権とかいっておけばなんでも通るような主張はあまり好きではない。かえって人権や自由の価値を下げてしまっていることに気づかないのかな。

    ほんとそうですよねえ。自由って大事なものだけど贅沢なものなんですね。自由が認められるという事は平和だから。それが根拠であり絶対条件です。平和という贅沢な状態を背景にしなければ自由というわがままは許されるものではないんです。
    でも、共産党はここが理解できていない。まあバカです。サヨク的バカのの典型ってヤツです。
    エボラって平和じゃないんです。緊急事態。平時ではない。その大変な時に自由だ人権だっていうのは平和ボケというしかない。
    その区別をきちんと理解できるのは差別と区別の違いを理解するようなもんです。共産党は差別と区別の違いを理解できないのと同様に平時と緊急事態の自由・人権を理解できていないんですよ。そう私は理解しています。

    >人権って胡散臭いイメージがすっかり定着してしまってますよねぇ。

    これも本当ですね。同じようにヘイトも胡散臭くなりますよ。あいつらが墓穴掘ってくれてるから。そのうちね。

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 08日

    人命より人権か…
    共産党って何がしたいのかね?

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 08日

    あほくさ
    テロリストと同じだろ

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 08日

    他者の安全を阻害してまで得るほどお前の人権はたいしたもんじゃねぇよ雑魚が。なに偉ぶってんだ知的障害ゴミカスが。

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 08日

    お前以外の大多数がお前を外出させない自由を行使したいんだが

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 08日

    じゃあ人殺しの自由も尊重しないとな

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 08日

    エボラ感染者1人を隔離した方が
    数えきれない人間の命を守ることになるってのは常識だろ?
    それとも人権派はパンデミックの責任を取れるというのか?

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 09日

    安全なところに引きこもって見てるだけの連中が
    パンデミックを防ぐために命をかけた人たちをボロクソに言う。
    いつもの構図ですね。

    • キジトラさん
    • 2015年 2月 24日

    日本でも人道的観点から行動を制限するべきじゃないと言う人がいるけど、所詮、国内では運良く本格的な感染者が出ていないだけでしかないというのを分かっているのかと問いたい
    国内ではエボラ感染者に対応できる病床数が圧倒的に少ないし、2ヵ所の対策施設だって近隣住民の反対にあって満足に稼働できる状況じゃないのに

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