キジトラ速報

ファスト風土はなぜ退屈なのか
2014/10/05 20:02  コメント (2)
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  • ファスト風土

    最近、ファスト風土って言葉が気になっています。ファーストフードとかけられている造語で、「地方の郊外化の波によって日本の風景が均一化し、地域の独自性が失われていくこと」を意味しているとのこと。

     

    ファスト風土化(ファストふうどか)とは、評論家三浦展が導入した概念。地方の郊外化の波によって日本の風景が均一化し、地域の独自性が失われていくことを、その象徴であるファストフードにたとえてファスト風土と呼んだ。ファスト風土論は、2000年から雑誌psiko』上を中心に連載され、2004年には『ファスト風土化する日本―郊外化とその病理』として新書にまとめられた[1]。同書は、日本のゼロ年代の批評において「郊外」というキーワードがもてはやされるきっかけとなった

    via: ファスト風土化 – Wikipedia

     

    ファスト風土であっても、退屈する人と満足する人の違いがあるらしい。その違いの原因はどこにあるのか、退屈しないためのコツってなんなのかってことを少し論考してみたいと思います。



    消費じゃなくて生産を

    ブロガー・チェコ好き氏は、「消費しているだけだから退屈するんだ・生産的なことをすればいい」と考察しています。ヲタク精神科医・シロクマ氏は、「趣味の奥行きのなさ」こそがファスト風土の退屈の原因だと指摘し、趣味の奥行きを追求すること・苦労することが大事だと言っています。

     

     

     ファスト風土はなぜ退屈なのか『ここは退屈迎えに来て』ーーファスト風土の“退屈”から抜け出すには – (チェコ好き)の日記

     

    イオンやツタヤなどが立ち並び画一化された、地方都市とすら呼べない程度の「ファスト風土」に住んでいるわたしはというと…割と退屈しています。

     

    暇だなと感じる時間はほとんどないんですが、刺激がないし家やその周辺にいても何か落ち着かない。車でアチコチのファスト風土店をめぐる日常を過ごしています。それでも満たされない。物欲が割と強い方なんで、「消費」をしたいっていう欲求が常にあって、どこそこの店に立ち寄るって何かを買っているんですが、それだけじゃ満足できないんです。

     

    生産と達成感

    パソコンとネット環境(スマホがつながればテザリングでおk)さえあればどこでもいつでも独りでできる仕事をしている私。「ぼっち」を楽しめるどころか、むしろ一人の方が気楽だと思っているんですが、ときどき友人と何かしたくなります。「チェコ好き」氏は子供をつくることも生産だ、と言っていますが、他人とコミュニケーションをとるってことも「生産」なのかもしれません。

     

    ネットコンテンツを作る「生産的な」お仕事をしているにも関わらず、仕事では満足感は得られない。世の中の歯車の一つとして生きていないっていう漠然とした感覚があるようにも思えます。人のため・社会のために何かをやったっていう達成感が退屈しないためのコツなんでしょうかねぇ。

     

    旅行に行くとちょっとだけわかる

    チェコ好き氏は遠くへ旅行するといいと言っている。シロクマ氏は、店舗を巡って比較する作業が重要だと言っている…

     

    わたしは、割と一人で全国各地を旅行することがあるんですが、ファスト風土だらけの地方都市であってもその地方特有のチェーン店があったり、限定飲料が売ってあったりして割と楽しいものです。同じなんだけど違う…これを発見するのが退屈を紛らすのに割と効果的な気がするw

     

    結局結論は出なかったwファスト風土で退屈しないためのコツってなんなんでしょうねぇ。

     

    記事引用

     では、大都市圏の趣味生活にあって、ファスト風土の趣味生活に無いものは何か?「退屈」かそうでないかを分かつものは何か?

     私は、趣味の奥行きだと思う。

     東京をはじめとする大都市圏では、コンテンツの流通量が全く違う。アニメにしても、音楽にしても、書籍にしても、ファスト風土とは桁違いの種類が商われている。

     違いはコンテンツだけではない。コンテンツにまつわる情報、人物、種々のシーンも首都圏には集中している。もちろん、ファスト風土が成立したことによって地方の町村部のコンテンツ流通は“改善”したし、TSUTAYAにさえ行けば、ひととおりのサブカルチャーコンテンツは揃っている。けれども、大きな街の書店や各種専門店にあって然るべきレパートリーは期待できない。

     いや、店舗単体のレパートリーの違い以上に、A店とB店とC店を巡って比較できないのが一番痛い。店舗を巡って比較する作業は重要だ。店舗それぞれの性格の違いがわかるし、どういう店でどういう客がどういう品を買い求めているのかもうっすら見える。各店舗に平積みされている商品は、界隈の風向きを知るバロメータだ。店員と会話できる店舗や、何らかのイベントをやってくれる店舗の場合には、そこから色々な情報やツテを引き出せるチャンスもある。

     なにより、A店とB店とC店を合わせたレパートリーの豊富さは、ファスト風土のソレを圧倒的に上回っている。こればかりは流通革命によっても解決していない。これからも解決しないだろう――むしろ、イマドキの流通の根底にあるのは「売れ線だけを確実に」「種類を絞った商品でも、お客様が“選んだ気分”になれるように」のようにみえる。少なくとも、(例えば)イオンが森羅万象を商おうとしているようにはみえない。

     これらの総合として、ファスト風土頼みな趣味生活は、どう頑張っても大都市圏のソレにはかなわない。だから、どの趣味分野であれ、大都市圏で趣味生活を掘り下げた消費者にとっては、全国一律で、売れ線商品をピックアップして商っているファスト風土の景色が面白みを欠いているのは仕方ないのだ。東京から田舎のファスト風土に“都落ち”した人間は、大都市圏にどうにかしてしがみつくか、(もしネットでカヴァーできる分野なら)ネットの流通やコミュニケーションにしがみつくしかない。

     ちなみに、誤解が無いように断っておくと、私は「地方の趣味生活者は一律に退屈している」「地方の趣味生活者には奥行きが無い」と言いたいわけではない。地方といえども、ファスト風土の成立以前から存在する各種マニア店を利用している人*1には相当な趣味人がいる。この場合は、マニア店の店長や客同士のネットワーク、首都圏との繋がり、惜しまぬ投資等によって、地方在住のハンディを埋め合わせている。彼らの趣味生活は一般に高コスト体質だが、どちらにせよ、ファスト風土とは縁が無い。

     ただし、こうした「地方のマニア店とその周辺」はファスト風土成立以前につくられたものが多く、衰退しつつあるため、平成生まれには当てはまりにくくなっているが……。

     

    via: ファスト風土には「趣味の奥行き」が無いんですよ。

     

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    カテゴリー 経済 なか

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    1. キジトラさん
      2014年10月6日0:56  ID: MTEyMTQ1O

      修学旅行の班決めでいいように利用されて全く関わりの無い連中に班長押し付けられたけど、何で京都ではなまるうどんやマック行きたがるのか意味不明だったなぁ

    2. キジトラさん
      2014年10月6日17:58  ID: Njc0MTgxN

      >物欲が割と強い方なんで、「消費」をしたいっていう欲求が常にあって、どこそこの店に立ち寄るって何かを買っているんですが、それだけじゃ満足できないんです。

      よく北欧を例に出したりするわりには丸っきり北欧向きじゃない性格しているんだな。

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