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36歳を境に「飢えのある世代」と「満たされた世代」で分かり合えない対立が生まれる

年上と話していて、あるいは年下と話していてどうにも話が噛み合わないなと思った経験は誰もが持つはず。2017年現在における36歳辺りがその大きな価値観の変化のタイミングのようです。



--世代間での価値観の違いが問題になっています。なにが原因だと思われますか?

まず前提から説明すると、今回の著書では「36歳」を境にひとつのボーダーラインを設定しています。それより上の世代は、経済成長の真っ只中、大量生産・大量消費が良しとされた時代に生まれ育ちました。常に何かに枯渇していた「欲しいものがある」人たちです。

反対に下の世代は、経済成長もゆるやかに停滞し、ものが溢れる社会に生まれたので往々にして「欲しいものがない」人たち。前者を「乾いている世代」、後者を「乾けない世代」と定義づけています。

アメリカでは、だいたい36歳以下を「ミレニアル世代」と呼び、就労人口の約60%がそれにあたります。なかでも最も世代間ギャップの問題が顕著に出ている国は日本です。

img 68adf787ddc28a54701870248e0fa9355749049 36歳を境に「飢えのある世代」と「満たされた世代」で分かり合えない対立が生まれるPhoto by shutterstock

--なぜこの年齢を境に、世代間でのギャップが生まれてしまうのでしょうか?

尾原:乾いている世代が”勝ちすぎた”ことは大きいでしょう。無いものをなくしすぎたとでも言いましょうか。「団塊」「バブル」などと呼ばれた上の世代は、戦後の焼け野原の何もないところから、何かを生み出すことに達成感を感じて仕事をしてきた世代です。

当時は、”美女とワイン”といった贅沢することを糧に、出された指示をいかに早く・正確に遂行するかを考えて、前に置かれた階段をただひたすら登ればいいだけでした。

しかし、乾けない世代は、”意味があると自分が思えること”を”仲のいい人たち”と”ただやりこむこと”が大事だと思うようになっているんです。

ポジティブ心理学者のマーティン・セリグマンが提唱する「幸せの5種類」に当てはめると、上の世代が「達成」や「快楽」を追い求めて働いていたのに対して、下の世代にとっては「意味合い」「没頭」「良好な人間関係」がモチベーションの源。まったく価値観が違うのです。

via: 36歳を境に、大きな「世代の断絶」があることに気づいていますか(QREATOR AGENT) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

 

時代が人に与える感覚

世代論というと何となく話がわかりやすく、ああわかるわかると言ってしまいたくなるものですが、当然注意が必要です。わかりやすいものほど、複雑さを切り捨てている事が多いからです。しかし、ある程度年代によって趣味や好みの傾向があることもまた事実ですから、世代論なんて無意味だということは出来ないでしょう。

 

私がもう一つ常に気をつける必要があるなと感じるのは、時代だけではなくて地域にも着目しておくべきだろうということです。あらゆる文化は首都圏だと早くに受け入れられますが、その東京で受容された考え方が地方に届くにはタイムスパンがありますし、何より地方に浸透したころには首都圏ではもう別の価値観が生じたりしているからです。

 

しかし、そうであってもやはり時代が人に与えた影響が無いわけがありません。和辻哲郎などは地域ごとに持つ気候がそこに住む人達の性質、性格や価値観にまで影響するとする論も提出しています。砂漠型、農耕型などで人のタイプを分けるんですね。

 

生きる目的が違うのかもしれない

私自身が感じるところとしては、やはりモチベーションが全然違うなという感じはあります。つまるところ、がむしゃらに働いてお金を稼いでそれを思いっきり使って遊んだり高い買い物をするということが年代が上がるほど「幸せ」と直結しているように感じます。そういう生活そのものが豊かであったり幸せであったりする、それが生きる目的となっているという印象があるのです。

 

それに対して、若者が仕事に「やりがい」を求めるというのはよく聞く話です。なんでそれをやるのか、なぜ自分がやるのか、それは社会の中でどんな意味があるのか、そんなことを考えながら生きている人が多いのです。だから当然そういう世代が異なると噛み合わないことも出てくるわけですね。

 

筆者の方は時代の変化がそれを作ったと言いますが、本当にそうなのかはよくわからない。今だってどんどん新しいテクノロジーが出来てきて、それに対して好奇心いっぱいに飛び込んでいく人達がいることも事実ですから。でも、いつでも近い世代は特例がよく見えて、遠い世代には一般論しか語れないということなのかもしれませんね。

 

私はAKBの人達の顔を全く見分けられないし、それを見分けられる人も哲学者の名前なんて全部同じに聞こえるでしょうし、それと同じようなものかもしれない。世代論というものも。





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