2ch PC スマホ iPhone Android WindowsPhone ガラケー ガジェット ニュース 壁紙

ドイツ人部下から上司へ「原因追求ではなく事後処理がお前の仕事である」

彼は他の世界の住人である-そんな言葉が欧米ではよく使われます。ぜんぜん違う価値観を持っている人間である、それぞれ別個の人間であるという意味。日本ではほとんどない価値観ですが、それは仕事においても如実に出るようです。



日本の銀行でドイツ支社に勤務していたときの話です。部下だったドイツ人女性から、彼女のミスでトラブルが起きているという報告を受けました。トラブルの内容は、彼女がある顧客との間で、ルールで定められている書面を交わさないままに仕事を進めてしまったということでした。

その報告を受けて、私は開口一番「なんでそんなことをしたの?」と言ってしまいました。すると彼女は、

「ミスター・スミタ、あなたの仕事は『なぜ?』と聞き返すことではない。事後処理にベストを尽くすのが、あなたの仕事だ」

と言い返してきたのです。

それだけでも「失敗した人間が何を言っているんだ」と思うところですが、さらに彼女は、「ミスター・スミタ、もう1つ言わせてもらうけど、私が今報告しなかったら、私がルール違反をしたことはわからなかったはず。私に対して、『報告してくれてありがとう』と感謝すべきだ」と続けました。

私はしばらく言葉を失ってしまいました。「なんて図々しいんだろう」と一瞬思いましたが、彼女の言い分は実に筋が通っています。これはとてもよい学びの機会になりました。

失敗したときは、まず報告してくれたことに感謝するくらいでないと、悪い報告は容易に上がってきません。それから対処法を考えてフォローする。それが終わった後で、なぜこういうことが起きたのかを議論し、分析をするというのがあるべき手順なのだと学びました。

via: デキる人は「他人は別の惑星の人だ」と考える | ワークスタイル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

Deutsche flagge ドイツ人部下から上司へ「原因追求ではなく事後処理がお前の仕事である」

いや、これはおかしいと思う

うーん、よく外国人の労働観の方が日本のそれより素晴らしいという記事をよく読むし納得することも多いのですが、これはちょっと違うんじゃないかと正直な気持ちを申し上げたい。

 

なぜか? それは「原因を理解することが今後の問題解決に於いて重要だから」である。このドイツ人部下は「ミスター・スミタ、あなたの仕事は『なぜ?』と聞き返すことではない。事後処理にベストを尽くすのが、あなたの仕事だ」などと言っていますが、原因を理解しないと事後処理出来ないでしょ、普通に考えて。

 

この人が追求する、あるいは責めるような様子で言ったのだとしたら理解できなくはありませんが、だとしてもやはり最初に「一体どんんな風にこのトラブルは起こったのか-構造的なものなのか属人的なものなのか、相手が怒っているポイントはどのようなものか」を推測するためにも必要な情報でしょう。

 

この記事を書いている人は納得したようですが、どうにもこれは納得できないなと思う。今後の反省のためにも原因を理解する必要はあるでしょ。糾弾する必要はないししないほうが良いけど。

 

失敗の報告を褒めるのは大事

しかし、後段のほうは凄くよく理解出来ます。失敗した場合やミスした場合に、大体の場合それを隠せば隠すほど面倒な方向に話は進むものなので、ちゃんと報告してきたこと自体は素晴らしいことだと思うし褒めるに値する。

 

こういう文化は凄く大事で、これがないとそもそも改善すら出来なくなってしまうわけなので。日本の場合だとむしろいかに隠蔽するかが重要な論点になったりしちゃうし、最近の神戸製鋼も大問題になっていますね。大企業も軒並みその腐った体質をぶっ壊してしまえばいいと思うのは私だけでしょうか。

 

この記事にあるように、たしかに労働観は国によって違いますが、良いところはしっかり取り入れるべきでしょう。とはいえ、この前段部分の部下の発言には流石に唖然とさせられますけれどね。





関連記事

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

オススメ記事

副管理人募集

文章書いて金稼ぎたい人募集。ネタはガジェット、政治、経済、法律、貧困、歴史、教育、社会問題、音楽、文学など。ノルマは特に無いので気が向いた時だけ書いてくれればOK。希望者はメールフォームから問い合わせてください。条件を聞くだけでも構いませんので気軽にどうぞ。

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. この記事へのコメントはありません。

広告



画像RSS





カテゴリー

ブログパーツ

アクセスランキング
ページ上部へ戻る