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【ギフト経済】「恩送り」で成り立つ経済圏を作るには 

家入一真氏が語るギフト経済

2014年に東京都知事選にも出馬した実業家・家入一真氏がギフト経済についての記事をブログで執筆しています。

 

これまでのGive & Takeな社会ではなく、Give & Giveの形で経済を回すことができないのか…というようなお話。正直、家入一真氏は嫌いなんですが、ギフト経済・恩送りの観念というのは個人的に魅力を感じています。

 

ただ、日本で「ギフト」って言葉を使うと、お中元だとかお歳暮だとか…なんとなく恩返しの義務が発生するような感じを受けてしまいます。ご祝儀だとか香典返しだとか…ああいうギフトの類・習慣ってどうにかならないのかなぁと思ってしまいます。





恩送り

昔、大学時代にサークルで○○の誕生日だからみんなでお金を出し合ってプレゼントを買おうって話になり、出資。で、わたしの誕生日のときにはそんなことを言う奴もいずに誕生日の夜に独りさみしく宅飲み…なんて出来事もありました。こういうことでなんとなく妬んでしまう感情って、おそらく誰にでもあるんじゃないかなぁと思います。それがある限り、家入氏がいうギフト経済ってのは成立しない…どうやれば成立するのかってのが難しいところ。

 

以前、「自称進学校と本物の進学校の違い」という記事で、名門進学校の生徒は先輩が培ってきた伝統や空気を後輩に伝えようとしている、という記述がありました。

 

この考え方って恩送りに近い。

 

何かしらのコミュニティ・属性・グループ内だと成立しやすいんだろうなぁと思います。

 

シングルマザーとして子供を立派に育てあげてきた人たちが、シングルマザーを支援するNPOを立ち上げる。そんなケースがあるのかどうかは知りませんが、あるとしたら、非常に好ましい事例なんじゃないかと思います。何に困っているのか、どう支援してほしいのかってことを一番知っているわけですから。

 

恩送りが成立するシステムを作るのは難しい

ただ、自分たちの問題は自分たちでっていう空気が出来上がってしまうと、他の人たちが入る隙間がだんだんなくなってしまう可能性も。コミュニティ・属性が閉鎖的になってしまったら、偏見・差別などが強まってしまうこともあるんですよねぇ。部落解放同盟なんかはそれに近いイメージ。

 

結局、属性なんかを飛び越えて恩送りできるようなシステムの方が好ましいってことになるんでしょうけど、それが成立するための条件ってのがよく分からないんですよねぇ。 まぁ、行政に頼りっきりになるシステムから、民間同士が支え合うシステムへシフトできればそれに越したことはない。ギフト経済についての研究とかってあるんだろうか。

 

記事引用

ブロゴス:ギフト経済 から引用

 

アメリカの砂漠で一週間行われる、バーニングマンという祭りに昨年の夏に行ってきた。一週間自給自足で生活するのだけど、ここでのルールが「金銭のやりとり禁止」「見返りを求めない」という、まさにギフト経済を地で行ったもの。

 

広大な砂漠を歩いていると、いろんな人が様々なものを提供してくれている。酒や飯を配っている人、通行人に水をかけてくる人(砂漠ではこれがとにかくありがたい)、飛び入りOKなパーティを開催している人…もう一つのルール「傍観者になるな」に則って、とにかくみんなが何かを提供している。

 

僕らは日本からピカチュウやひょっとこなどのお面を大量に持ってきて出店をやったのだけど、これが中々に評判が良くとにかく通行人に無償で配りまくった。そうするとどうなったか。僕らが移動する先々で、プリキュアのお面を被ったアメリカ人が何かをふるまってる光景を見かける様になったのだ笑

 

そんな感じで、見返りなんか求めずに、自分の提供出来るものを、楽しみながらみんな提供している。give&takeでは無くgive&give、日本語で言うと恩返しでは無く「恩送り」。恩を受けた人に恩を返すのでは無く、受けた恩をまた別の人に送る。この言葉は江戸時代からあったらしい

 

そうやって恩を送りあいながら、助け合いながら、過酷な砂漠の中で一週間を過ごす。まさにギフト経済でバーニングマンは成り立っているのだ。そしてこういった場は他にも少しずつ増えてきている。何度かつぶやいた事もあるけど、アメリカなどで増えつつある「カルマキッチン」というレストラン。

 

カルマキッチンとは有機野菜などを使った美味しい料理が、なんと完全に無料で食べられるレストラン。もちろんただ単純に無料な訳では無い。なぜ自分が食べた分が無料になるのか?それは、”前にきた客の誰かがあなたの分を払ったから”なのだ。前にきた誰かからの贈り物(ギフト)。だから無料。

 

どこかの誰かからの贈り物。贈り物だから、お代をその人に返す必要は無い。そんな優しい贈り物で成り立つこのレストランで食事をしたあなたは、この優しさを次につなげる事が出来る。また次の誰かの分のお代を払ってもいいし、レストランのお手伝いをしてもいい。もちろん何もしなくてもいい。

 

商品を提供してその対価を貰う。恩返しを期待して手を差し伸べる。従来のそういったキャッシュオンデリバリー的な1対1の関係では無く、恩を送りあいながら優しい経済圏を作っていく。贈り物経済。資本主義や貨幣経済が無くなるとは思わないが、こういった実験は少しずつ形になりはじめている。

 

僕らが新しく始めた学校、青空学区もそういったギフト経済的な実験を試みている。授業料は完全無料。学んだことを誰かに伝えてもいいし、講師のお手伝いをしてもいいし、もちろん何もしなくても構わない。授業料を取る事で生徒がお客様になってしまったから、学校がおかしくなってる様に僕は思う。

 

人から人へ恩を送り次に繋げていく。人類の歴史もこうやって紡がれてきたことを、僕らは忘れつつあったのかもしれない。親から子へ、そして子から子へ。親から受けた恩を親に返すのでは無く、子に繋げていく。

 

そうやって僕らはいまここにいる。

 

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コメント

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  • コメント (3)
    • とらどら
    • 2014年 5月 08日

    経済ってことは恩にも値段がつくのかしらん

    • キジトラさん
    • 2014年 5月 09日

    お花畑の語る共産主義に酷似してる。
    観光地でお面配った?
    そりゃ観光地なら大多数が食い物に困る生活していない。
    財布とパスポートと携帯捨てて、ブラジルの貧民窟で生きてみてから、性善説語れよ。

    水は高きから低きに流れる。
    お盆の水見ただけで、水は固形物と語るに等しい。

    • 名無し
    • 2015年 8月 07日

    ソーシャルギフトとクラウドソーシングやクラウドボランティアが一体化し対価の支払い方法もギフトにすれば仕事もサービスも消費も全てギフトとして見返りを求めない衣食住全て無料のギフトエコノミーが出来ますね。
    優しさを繋げる恩贈り恩回しで見返りを求めない全て無料のギフト経済ならお金もパスポートもなくて苦しんでいるブラジルの貧民窟の人に無料で衣食住を提供する事が出来て救うことが出来ます。
    ギフトエコノミーがネットを通じて無料で提供されれば日米中露韓EUの貧困層も救えます。
    すでにcotocoやgifteeやLINEギフトのようなソーシャルギフトサービスは広がっている。
    それの対価をお金ではなくギフトにするのとクラウドソーシングやクラウドボランティアのサービスも提供することであらゆるサービスがネットを通じて衣食住全て無料で成り立つギフトエコノミーが出来る。
    中東やブラジル等世界を渡り歩いてるバックパッカーやノマドワーカーの人たちは無料の人の優しさ自然の優しさギフトに助けられて生きてるそうです。
    本来自然の恵みギフトは全て無料であるにもかかわらず人類は等価交換物々交換貨幣を中心とする資本主義となり自然の恵みに勝手に値札をつけたことから奪い合い戦争の間違った道を歩んだ。
    辛い時優しさに触れたりギフトがあると凄く心が楽になるだろう。
    ギフトエコノミーの社会にして武器や戦争のない社会人権が守られ自然と共生した社会優しさが循環する社会にすることは大切だ。

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