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子供に平和教育をする意味はあるのか?

高畑勲監督の戦争論

「かぐや姫の物語」や「火垂るの墓」などで知られるスタジオジブリの高畑勲監督が、戦争教育について興味深い発言をしていたそうです。 「戦争の悲惨さを語っても、戦争を止める力にはならない(戦争を始める理由として用いられることもある)」



その通り

なるほど、これはその通りだと思います。サヨクは戦争の悲惨さを教育で教えるべきだと考えている節がありますが、それがかえって仇となる可能性すらあります。子供のとき戦争映画を見ていた際、「日本軍がもっと勝利していたら」と思ったことがある。これって私だけではないんじゃないかなぁ。平和教育とか命の大切さ教育とかの限界は、たぶんここにあるんでしょう。

 

トラウマにもなる

もっと言うのであれば、戦争の悲劇を執拗に小学校で教える教育は、トラウマを植え付けるだけになるんじゃないかと私は考えています。

 

長崎出身の友人は、「小学校のとき8月9日に毎年悲惨な戦争映画を見せられて平和について教育され、戦争とか平和とかについて考えないようになってしまった」と語っていました。ただ思考停止させるだけ、これって教育って言えるんでしょうかねぇ。

 

わたしは、平和とか戦争、命なんかは、少なくとも中学生くらいにならないと「思考」することができないんじゃないかと思っています。恐怖を植え付けるだけってのは教育ではなく、ただの洗脳なんじゃないか、と。

 

議論できる環境作り

ところで、高畑勲監督は、戦争を止められるのは戦争の悲劇による教育ではなく、憲法9条だ、と続けて主張しています。このあたり、さすがに左翼っぽいw

 

戦争の悲劇による教育に反対って点は同意ですが、9条が戦争の絶対的な歯止めになるとも思わない。9条が戦争を止めるって発想、他国が攻め入らない・侵攻してこないってことが前提となっていますからねぇ。このあたり、9条教はあまりにお花畑すぎて同意しかねます。

 

もちろん、戦争ウェルカム・戦争万歳ってわけにはいきません。

 

戦争を起こさないためにどうすればいいのか、それを考え議論できる環境作りが大事。9条絶対主義は、平和教育とあいまって日本人の戦争に関する「無関心さ」を作ってきた元凶なんじゃないかなぁ。

 

最近の過激すぎる反中・反韓(ヘイトスピーチ)には賛同しかねますが…「他国がいつせめてきてもおかしくない」との認識を作ったって点では、今の現状はいいきっかけになったとも言えるのかもしれません。現実・現状に即して、防衛のあり方を考えていきたいものです。防衛白書でも買うかなぁ…

 

記事引用

いたいけなきょうだいの死から戦争の悲惨さを描いた不朽のアニメ映画「火垂るの墓」。監督を務めた高畑勲さん(79)は語る。「あれは反戦映画ではない」。戦後70年を迎え、いつか来た道へ向かう足音がその耳に届く。言葉が熱を帯びる。惨禍を嘆き悲しむのではなく、いまこそ自らの愚かしさに目を向けよ、と。

■愚かしさ省み歯止めを

 火垂るの墓は反戦映画と評されますが、反戦映画が戦争を起こさないため、止めるためのものであるなら、あの作品はそうした役には立たないのではないか。そう言うと大抵は驚かれますが。

 1988年公開。太平洋戦争末期、空襲で母と家を失った14歳の兄清太と4歳の妹節子の物語。食糧事情悪化につれ、身を寄せた親戚からうとましがられ、2人は防空壕(ごう)で暮らすようになる。周囲の大人も手を差し伸べることはなく食料が尽き、やがて命も尽きる。原作は野坂昭如さん。高畑さんは「人は悲惨な目に遭うと人情というものが働かなくなるということを伝える話だ」と語る。

 -原爆をテーマにした「はだしのゲン」もそうですが、日本では平和教育にアニメが用いられた。もちろん大きな意義があったが、こうした作品が反戦につながり得るかというと、私は懐疑的です。攻め込まれてひどい目に遭った経験をいくら伝えても、これからの戦争を止める力にはなりにくいのではないか。
 なぜか。為政者が次なる戦争を始める時は「そういう目に遭わないために戦争をするのだ」と言うに決まっているからです。自衛のための戦争だ、と。惨禍を繰り返したくないという切実な思いを利用し、感情に訴えかけてくる。
 -「戦争をしたとしても、あのような失敗はしない。われわれはもっと賢くやる。70年前とは時代が違う」とも言うでしょう。本当でしょうか。私たちは戦争中の人と比べて進歩したでしょうか。3・11で安全神話が崩れた後の原発をめぐる為政者の対応をみても、そうは思えません。成り行きでずるずるいくだけで、人々が仕方がないと諦めるところへいつの間にかもっていく。あの戦争の負け方と同じです。
 再び戦争をしないためには、あの戦争がどのように進んでいったかを学ばなければならないと思うのです。
 私が戦争中のことをどれだけ知っているかと聞かれれば、大したことはない。でも、安倍晋三首相よりは知っています。

 35年生まれ。岡山市で空襲に遭い、焼夷(しょうい)弾の雨の中、家族とはぐれながら辛くも逃げのびる。敗戦当時9歳。東大仏文科を出て東映動画入社。テレビシリーズ「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」などを演出し、宮崎駿さんとスタジオジブリ設立後は映画「おもひでぽろぽろ」「ホーホケキョとなりの山田くん」「かぐや姫の物語」などで監督を務めた。

 集団的自衛権の行使を認めるということは、海外では戦争ができない国だった日本が、どこでも戦争できるようになるということです。政府は「歯止めをかける」と言うが、あの戦争を知っている者にとっては信じられません。ひとたび戦争が始まれば歯止めなどかかるものではありません。
 そもそも日本人は戦前から米国が好きだった。ジャズや野球、映画といった文化に親しんでいた。その国と戦争をするとは誰も思わなかった。やっても勝てないと思っていた。
 ところが、真珠湾の奇襲作戦が成功して戦争になってしまったら、あとは日本が勝ってくれることだけを皆が願い始めた。それはそうでしょう。負けたら悲惨なことになるに決まっているんですから。
 息子の兵役を逃れさせたり、戦争に反対して逮捕されたりした人もいたが、ごく少数。始まってから反対の声を上げるのは難しい。いやいや戦争に協力させられたのだと思っている人も多いけれど、大多数が戦勝を祝うちょうちん行列に進んで参加した。非国民という言葉は、一般人が自分たちに同調しない一般人に向けて使った言葉です。
 「空気を読む」と若者が言うでしょう。私はこの言葉を聞いて絶望的な気持ちになります。私たち日本人は昔と全然変わっていないんじゃないか、と。周りと協調することは良いことですが、この言葉は協調ではなくて同調を求めるものです。歩調を合わせることが絶対の価値になっている。
 日本人は昔から意見の対立を好まない。皆を仲間内にして、和気あいあいとして争いを避ける。寄り合いも全員一致主義で、どうしても駄目なら村八分にする。個を確立し、意見が異なっている人との違いを認め、その上でうまくやっていくという努力を好まない。議論を戦わせない。古くからあるこの体質によって日本は泥沼の戦争に踏み込んでいったのです。私はこれを「ズルズル体質」と呼んでいますが、「空気を読む」なんて聞くと、これからもそうなる危うさを感じずにはいられません。
 だからこそ憲法9条の存在が大事だと思うのです。これこそが「ズルズル体質」を食い止める最後の歯止めです。
 戦後の平和をつくってきたものは何かといえば、9条です。基地の負担を押し付けられている沖縄の犠牲を忘れてはなりませんが、米国が戦争を繰り返す中、9条のおかげで日本人は戦争で命を落とすことも人の命を奪うこともなかった。政権の手足を縛ってきたのです。
 これを完全にひっくり返すのが安倍政権です。それも憲法改正を国民に問うことなく、憲法解釈の変更という手法で、です。

 消費増税を先送りし、アベノミクスの是非を争点に据えた昨年暮れの総選挙で圧勝した自民党。安倍首相は集団的自衛権の行使容認に踏み切った昨夏の閣議決定を踏まえ、安全保障法制の整備にも「国民の信が得られた」と意欲をみせる。自衛隊法の改正などの審議が国会で始まる。

 隣国との対立が深まり、不穏になっているからといって不戦の理想の方を変えるのはどうかしています。9条を大事にしているということは、武力で解決するつもりはない、というメッセージになる。東アジアに戦争の記憶が残る中、戦争をしないというスタンスはイニシアチブになるはずです。「普通の国」なんかになる必要はない。ユニークな国であり続けるべきです。
 戦争ができる国になったら、必ず戦争をする国になってしまう。閣議決定で集団的自衛権の行使を認めることによって9条は突如、突破された。私たちはかつてない驚くべき危機に直面しているのではないでしょうか。
 あの戦争を知っている人なら分かる。戦争が始まる前、つまり、いまが大事です。始めてしまえば、私たちは流されてしまう。だから小さな歯止めではなく、絶対的な歯止めが必要なのです。それが9条だった。「最小限の武力行使」「戦争をやるとしてもうまくコントロールしてやる」なんて、そんな能力を私たち日本人が持っていると思わない方がいい。安倍首相だけが特別無自覚というわけではないと思います。私たちはこの70年で基本的な体質が変わることはなかったのです。

via: 過ち繰り返さぬために 「火垂るの墓」高畑監督に聞く (カナロコ by 神奈川新聞) – Yahoo!ニュース

 

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