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増える再犯罪者、問われる矯正施設としての刑務所の在り方。

平成に入ってから最も悪い再犯率になった、と時々ドットコムが報じています。特に多いのが窃盗犯罪を繰り返す事例のようです。刑法学上は矯正施設としての意味合いの強い刑務所ですが、一体窃盗壁を持ってしまった人にどの程度の効果を持っているのかは疑問視されてしまうのも致し方ないかもしれません。



 

上川陽子法相は14日午前の閣議で、2014年版犯罪白書を報告した。13年の刑法犯認知件数は191万7929件で32年ぶりに200万件を下回ったが、再犯者率は前年比1.4ポイント増の46.7%となり、平成に入った1989年以降で最悪となった。
 刑法犯の認知件数で最も多かったのは窃盗で、98万1233件と過半数を占めた。また、振り込め詐欺を含む特殊詐欺は同38.0%増の1万1998件。深刻な社会問題になっている危険ドラッグ使用で検挙された人は同57.1%増の176人だった。
 白書では「窃盗事犯者と再犯」を特集。窃盗の主な手口別に傾向を分析したところ、車上狙いや侵入などが減少する一方、万引きだけは12万6386件で高止まっていた。
 刑法犯から自動車運転過失致死傷などを除いた一般刑法犯で65歳以上の高齢者を見ると、女性の83.5%が万引き犯で、男性高齢者でも48.2%が万引き犯だった。(2014/11/14-11:33)

via: 時事ドットコム:再犯者率、平成最悪46.7%=刑法犯200万件割る-犯罪白書

 

矯正施設としての刑務所

データについて触れる前に、まずは刑法における犯罪者というものがどういうものなのかを考えておきましょう。一般の方々には、犯罪者に対して様々なイメージを持っているかと思います。

 

「生まれついての犯罪者」「どうにもならんやつら」「環境によって歪んでしまった被害者」「刑務所に放り込んどけ」「隔離しろ」などなど様々な意見があるかと思います。しかしながら、基本的には刑務所というのは「矯正施設」としてその役割を持っています。

 

現代日本の法概念に達するまでに、もちろん様々な議論がありました。犯罪者には容赦してはいけないとか、もう遺伝子レベルで犯罪者の遺伝があるといった考え方もありました。厳しい刑罰(見せしめに晒し首にしたり)によって犯罪を抑止しようといった時代もありました。

 

最近では、このような議論から少し離れて教育施設、矯正施設としての役割を持つことが増えてきたのです。すなわち犯罪者は社会的に再教育可能な人間であるので、教育を施すことでもう一度社会に入っていけるようなシステムにするべき、ということですね。

 

一般的には、多くの国家が現在ではこのような考え方です。が、一部の国では「泥棒は手を切り落とす」といった昔のルールを改めて採用しようとしている地域(ボリビアの地域法の一つで、先住民にしか適用されませんが)もあり、必ずしも世界全体が同じ方向に進んでいるとは限りません。

 

再犯率の高さにどう対応するか

さて、そんな風に考えてみると再犯のうち過半数をしめる窃盗に関してはあまり教育がうまくいっていないとも言えるでしょう。とはいえ、窃盗を辞めさせるようにする有効な教とはどんなものなのでしょうか。ちょっとすぐには思いつかないくらい、なかなか難しい問題でしょう。

 

とりわけ、ほかの暴力を伴う犯罪と比べると、窃盗はより「生活のために」行われることが多いと考えられます。突発的に人を殺してしまったーーといった場合と違って、一過性ではなく社会における生き方そのものが原因となっていることも多いでしょう。

 

要するに、普通に働いて生きていくことが難しいような「社会」そのものがこのような犯罪ならびに再犯罪を生んでいる可能性も十分にあることから、一概に「刑務所は教育的機能を果たしていない」とも言えないのかもしれません。

 

いろいろ就労支援・教育などはしているようですが、前科を持った人となると再び社会に戻るのも一苦労なのが現実でしょう。そこからまた生活苦に陥り、窃盗に身を投じてしまう…ということもあるかもしれません。

 

まとめ

それにしても、高齢者の犯罪のほとんどが万引きである(女性で8割以上、男性も半分近い)ことがなんとも言い難いデータですね。生活に困って刑務所に「入れてもらうために」行われる万引きなんかも多いと聞きます……。

 

生きるために起こす犯罪は、どのように防ぐことが出来るのでしょうか。もちろん、個人の能力や資質を理由として「自己責任である」と断じることは容易ですが、それによって実際に起きる犯罪被害に対する改善策としては意義を持たないでしょう。

 

やはり個人的には、「最低限生きていくことのできる」保障そのものは今後も十分に行う必要があると考えます。生活保護の具体的な運用については今回は書きませんが、その理念そのものはやはり国家の安定のために必要なものだと思います。

 

一概に、「老害は死ね」とか「生活保護受けてるやつは死ね」といった考え方には、国家の安定を維持するための役割があることを完全に欠落しているでしょう。それにしても、社会と個人の責任の配分というのは本当に深く難しい問題です。その人が悪いのか、はたまたその環境が悪いのか…。

 

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コメント

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  • コメント (3)
    • キジトラさん
    • 2014年 11月 28日

    数年閉じこめてちょっと働かせるだけでその人の人生観なんか変わらないとしか思えない
    その人を構成している根幹に影響与えなきゃ行動パターンに変化なんか導けないでしょ
    やっぱり教育が必要だろ洗脳レベルに近い教育が

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 29日

    7~8割が韓中で3割位しか日本人居ないらしいじゃん
    韓中死刑で良いんじゃね・・・

    • 2014年 11月 30日

    早く国籍別にしてほしいよな

    そっちのほうが韓国人とかのためになるだろ

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