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法律と道徳は違う

法律と道徳

法的に正しいかどうかってことと、道徳的に正しいのかってこととは一致しないことが多い。このことって意外と、法学部出身じゃない人にはピンと来ないみたいです。

 

弁護士ドットコムが、「法学部出身者の中では当たり前」な解説記事を書いて話題になっています。



コンビニの無断駐車

「コンビニに無断駐車しても、看板に書いてある通りの無断駐車料金数万円は支払わなくてもいい」 不法行為は実際に生じた損害に対応した分だけしか請求できず、それ以上のお金をとってしまうと不当利得になる。これが民法にのっとって法的に淡々と処理した結果です。

 

この「法的な結論」に対して、違和感を覚える方も多いんじゃないでしょうか。わたしも、大学でこの話を民法の教授から聞いたときには、首をかしげました。無断駐車したにもかかわらず、相場に従った額しか支払わないと開き直るのはなんだか変です。この感覚のズレが、法律と道徳との違いともいえるかもしれません。

 

モラルハザード

法的に話を進めてしまうと、数百円しか支払わなくていいんだから、無断駐車してもいいじゃないかって考えになってしまいかねない。弁護士ドットコムの弁護士も、これを「モラルハザード」として警戒しています。本来、法的な話と道徳的な話とは区別して考えるべきだってのが、わたしの考えです。

 

法的には数百円しか払わなくていいとしても、無断駐車はダメ。「常識的に考えて」ダメ。これで済む話なんですよねぇ。無断駐車してしまったら、店から怒られてもしょうがないんです。

 

不当な利益について

ただ、うっかり無断駐車してしまって、数万円請求されるってのもなんか理不尽な話ではあります。コンビニをヤクザ、無断駐車料金を迷惑料と置き換えると結論にちょっと納得できるような気もします…この部分が、弁護士が言っている「いくら権利者でも不当な利益を得ていいわけではない」って部分なんでしょう。

 

無断駐車で数万円請求するのも、道徳的・常識的に本来外れたことなんでしょうねぇ。数万円罰金って書いて、無断駐車を抑止したいって側面もあるんでしょうけど。

 

うちの近所のコンビニ

…このような実情を踏まえてなのか知りませんが、わたしの近所のコンビニでは、「10分あたり753円の違反料金をいただきます」みたいな微妙な刻みをしていますwこのあたりが現実的で常識的なラインなのかもしれません。ちなみにそのコンビニ、かなり駐車違反に力を入れていて、防犯カメラ録画中って張り紙を多数貼っています。抑止力はかなりあるw

 

記事引用

「看板に記載の金額を支払わなければいけないでしょうか」。コンビニに無断駐車をしてしまったという男性から、こんな相談が弁護士ドットコムの法律相談コーナーに寄せられた。

 

相談者の男性は、車で外出した際、目的地の近くにコインパーキングがなかったのでコンビニに「無断駐車」をした。帰ってくると、車に貼り紙があり、「無断駐車20分以上経過のため看板に告知の通りレジにて金額をお支払いください」と書いてあった。そして看板には、無断駐車には「数万円の支払い」を求めるという記載があったのだそうだ。

 

男性は怖くなり、お金を支払わずにそのまま帰宅したという。「今後無断駐車は致しません」と反省を書き込んでいたが、コンビニの要求金額をそのまま払う必要があるのだろうか。大村真司弁護士に聞いた。

 

●実際に生じた損害であることが原則

 

「無断駐車は、他人の土地を不法に占拠する行為です。法律的には不法行為(民法709条)にあたり、発生した損害を請求されます」

 

やはり、相談者は看板に書かれたとおりの金額をコンビニに支払わなければならないということだろうか。

 

「そうとも限りません。損害賠償は、『実際に生じた損害』に対応したものであるのが原則です。看板に『無断駐車は●●万円』と書いてあったからと言って、その額を支払わなければならないわけではありません」

 

看板の通りにお金を支払う必要はないとしても、コンビニに損害を与えた分は支払わなければならないというわけだ。では、具体的にはいくら支払えばよいだろう。

 

「コンビニの駐車場が1区画使えない損害を算定するのは、非常に難しいでしょう。無断駐車の場合なら、たとえば、近隣の平均的な駐車料金の額でしょう。

 

もしくは、仮に無断駐車したのが混んでいる状態のときであれば、無断駐車のために止められなかった客の売り上げでしょうか。いずれにせよ、微々たる金額だと思います」

 

●迷惑をかける無断駐車はつつしむべき

 

「通常の契約では、契約内容が守られなかった場合に備えて、『損害賠償の予定』の合意をする場合があります。

 

簡単に言うと、約束を守ってくれなかったときのペナルティの金額をあらかじめ決めておこうというルールです」

 

コンビニの看板が「損害賠償の予定」にあたるということか。

 

「『損害賠償の予定』に準じて考えられそうですが、そもそも看板に気付かなかったのであれば、合意は成立していません。

 

また、看板を見たとしても、車をとめるだけで合意があったといえるか微妙でしょう。

 

さらに、合意があったと仮定しても、実際の実損をはるかに超える損害賠償は、公序良俗に反して無効です。とめていた時間などにもよりますが、数万円だと、無効になる可能性は高いでしょう。

 

このような回答をすると、モラルハザードをあおるような気がして気が引けますが、いくら権利者でも、不当な利益を得てよいわけではありません」

 

大村弁護士はこのように述べたうえで、次のように注意を促していた。

 

「ただし、『損害賠償を支払わなくてよい』イコール『無断駐車をしてもよい』ということではありません。お店に迷惑をかける無断駐車は、厳につつしむべきです」

 

via: コンビニに「無断駐車」したら「金払え」と要求されたーー支払う必要はあるか?|弁護士ドットコムニュース

 

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コメント

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  • コメント (1)
    • キジトラさん
    • 2015年 2月 08日

    道徳とか良心とかは願望でしかない、大事なのは本当に損か得かということ。
    現状のルールとして定められてないからと言って、抜け駆けで得をしようとすると
    ルールが厳格になり過ぎて普段から損することになりかねない。
    長期的な視野で損得を考えられる人が少ないから、道徳上よくないとか言ってごまかすことはあり。

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