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女性の貧困を物語として消費して終わらせてはいけない 

メガネライター・北条かや氏

NHKのNスペで女性の貧困が取り上げられました。それを受けて、27歳のメガネライター・北条かやさんが、「女性の貧困をただのエンターテイメントにするな」という趣旨の記事を書いています。

 

北条氏の主張の骨子をまとめると…

 

  • ・女性は貧困に陥りやすい
  • ・この状況はずっと以前から常にあった当たり前のこと
  • ・エンタメとして消費するだけではいけない

 

というようなもの。



エンタメ化してもいんじゃないの?

言っていることは正しいんでしょうけど、具体的な内容などがない…ブロゴスのコメント欄では、北条氏の記事こそ女性の貧困をネタ・エンタメ化しているんじゃないかという辛辣な批判も飛び交っていました。

 

わたしは、貧困問題などをエンタメ化して世の中に広く周知させることに関しては、決して悪いことではないと考えています。

 

不謹慎な話ではありますが他人の不幸話は蜜の味。面白半分だろうが、「わたしより底辺の存在がいる」っていう安心感だろうが…貧困の実態がまったく知られていない・認知されていないよりもマシだと思います。

 

ただ、エンタメ化というか…あまりにクローズアップしすぎて美化・ドラマ化すると、「おまえらは本当にそんなにかわいそうなのか・甘えていないのか」という反発が出てきてしまいます。 生活保護の例なんかは、それに割と近いような気がします。 …甘えているというような批判も含めて議論が深まって、社会政策の拡充につながっていけばいいんですが… 生活保護のように受給しているだけで偏見を持たれるような状況になってしまうのはあまり好ましくない。

 

このあたりは、問題をどのようにクローズアップしていくべきなのかっていう議論につながっていくんだと思います。マスコミの報道の在り方などについては、また別の機会に。

 

女性の貧困を真剣に考え解決するには

さて、女性の貧困をただのエンタメではなく、真摯に考え解決していくためにはどうしていけばいいのでしょうか。

 

シングルマザーなどは、働いていないで貧困に陥っているわけではありません。すでに十分働いています。 さらなる努力を求めるというのは酷でしょう。

 

ですから、周囲の支援をもっと手厚くしていくべきでしょう。専業主婦だった人が社会に出て働くとなると、どうしても非正規雇用になってしまいます。これをどうにか正規雇用のルートに乗せるような法整備をやるってのは一つの解決策でしょう。

 

他には、貧困に陥っている女性に対する行政・民間のサポート。手当てなどの行政サポートも重要ですが、NPOなどによる支援も重要だと思います。ひとり親世代はどうしても情報が不足しがち。こんな制度がある・こんな奨学金があるってのを紹介するだけでも結構変わってくるんじゃないかなぁと思います。母子会などもすでに存在しているんですけどね。 こういう民間のサポートは、女性の貧困をエンタメ化することで、より一層手厚くなっていくんじゃないかと思います。

 

記事引用

ブロゴス:「女性の貧困」をエンターテイメントにするな から引用

 

女性の貧困が問題とされ始めたのは、2011年

「女性の貧困」が一種のブームになったのは、11年です。国立社会保障・人口問題研究所の阿部 彩氏によるレポートで、「一人暮らしの女性の3人に1人が貧困」という数字が出ました。シングルマザーの3人に2人、高齢女性の2人に1人が貧困層。夫の収入に頼れない女性や、夫に先立たれた女性が貧困に陥りやすいという、女性問題論や社会階層論を少しかじった人間であれば「当たり前の事実」が、ようやく社会的に認知されるようになりました。女性の貧困に関心をもつ人が増えるのは、たぶん悪いことではないのでしょう。

 

安倍政権の「女性活用」で、忘れ去られた「女性の貧困」

ところが12~13年にかけては、アベノミクスによる景気回復と「女性活用」の大合唱。「仕事でもっと女性は輝く!」ムードが高まり、女性の貧困への関心は少しずつ薄れていったように思います。マスメディアは、すでに結婚できたカップルの「両立支援」や、正社員を中心とした女性の「社会進出バンザイ」のお祭り状態。もちろん地道に貧困女性の支援を続ける団体はありましたが、テレビや新聞が、女性の貧困を真正面から取り上げる機会は減りました。ところが14年になり、またもや「女性の貧困ブーム」が再来している…ように見える(NHKが音頭を取り始めた段階なので、これからどうなるか分かりませんが)。そもそも貧困とは「常にそこにある、解決されるべき問題」なのに、時期によって議論がさかんになったり、無視されたり、というのはヘンな話です。

 

「貧乏な女性」は昔からたくさんいた

そもそも「貧しい女性たち(男性もですが)」は、昔から沢山いました。一生独身では貧しいままだから多くの女性は嫁に行ったし、DVなんて概念もありませんから、離婚もできずに耐えていた。ウーマンリブの旗手、田中美津さんの『いのちの女たちへ』(1972)には、貧しいために養子に出され、性暴力や過酷な労働環境が当たり前だった大正~昭和の女性たちが、生々しく描かれています。

 

高度成長を経て社会が豊かになっても、若い女性は貧困に陥りやすいものでした。作家の林真理子氏(60)は、20代前半の自分が「極貧状態だった」と書いています(『ルンルン症候群』角川文庫)。72年の石油ショックで、当時の女子学生は就職難に直面。彼女も、田舎の両親から仕送りを断ち切られ、日雇いバイトで糊口をしのいだといいます。食費は1日40円。ご飯が買えず、空腹を忘れるため1日中寝ていたこともあると……。

 

これは、極端な例ではないのだと思います。70年代のおわりも今も、貧しい一人暮らしの女性は沢山いたし、今もいる。ただし、昔は経済が(今よりは)成長していたし、結婚しようと思えばそれなりの相手が見つかったので、若い女性にとっての「貧困」は一時的な問題でした。

 

団塊世代の女性は95%以上が結婚しています。専業主婦にならずとも、女性の正社員比率は今より高かったし、男女ともに安定雇用のパイはどんどん増えていたのです。そんな中、「貧困」は遠い存在、ノスタルジックなものとされていきました。それこそ、林真理子が売れっ子になってから「若い頃はビンボーだったのよ」とネタにするほどの、思い出話にすぎない存在になっていったわけです。現実には、いつもそこに「貧困」はあったにもかかわらず。

 

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コメント

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  • コメント (1)
    • キジトラさん
    • 2014年 5月 06日

    主は物語として消費するということと、議論を社会化するということは全く違う問題だっていう引用元の論旨が全く読めてないね。
    耳目を集めれば議論が社会化されるのか?少なくとも北条は、答えはノーだと言ってるの。
    的外れもいいとこな指摘なんだよなぁ。

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