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「妹ぱらだいす!2」の不健全図書指定は表現の自由を制限するものなのか 

妹ぱらだいす!2

「妹ぱらだいす!2」というタイトルのマンガが話題となっています。

 

東京都青少年健全育成条例の「不健全図書」に指定されたからです。単に指定されたというだけではなく、新基準が初めて適用されたから。

 

旧基準・新基準の詳細については、東京都議会議員のおときた駿氏のブログをご覧ください。

 

で、新基準が適用されて不健全図書となってしまった「妹ぱらだいす!」は、出版社のKADOKAWAによって自主回収となってしまいました。 本来は、不健全図書に指定されたからといって、一切流通・販売できなくなるわけではありません。成人向けコーナーなどに移動しなければならない義務が課せられるだけ。 でも、今回は現場の混乱を防ぐために自主回収となったようです。



これで表現の自由は制限されるか

さて、この東京都青少年健全育成条例の不健全図書新基準については、表現の自由を制限し、児童ポルノ禁止への動きを助長させるものだ、という強い批判の声があるようです。

 

児ポ法改正には常々反対しているわたしですが… 今回の件については、「表現の自由の侵害だー」と主張することはできないかなぁと思います。

 

というのも、描写が明らかに18禁に相当するようなものだから。最初から成人向けとして販売しておけば済むだけの話でした。どうもKADOKAWA内部でも、判断が甘かったという反省の声があがっているようですし…当事者は納得しているわけです。

 

繰り返しになりますが、不健全図書と指定されたとしても、販売禁止となるわけではありません。成人向けコーナーで普通に販売することができる仕組みとなっています。 これは表現の自由云々ではなく、単にゾーニングの問題なんじゃないかなぁと思います。青少年に成人向けの本を読ませるのが表現の自由?そんなことはありません。

 

「表現の自由」の乱用

なんでも表現の自由と主張すればいいわけではない。 使い勝手がいい概念だからといって、むやみやたらに主張していると、表現の自由の価値自体が陳腐化してしまいかねないというのが私の考えです。すでに2ちゃんなんかでは、陳腐化した概念として理解されているんじゃないかなぁ…マスコミや出版関係者が、関係のない文脈で「表現の自由」を濫用主張してしまうから…。

 

自由・権利をインフレ化させてしまうと、その価値自体が損なわれてしまう。そのような発想を、出版関係者などにも持ってもらいたいものです。自由・権利というのは、いざというときに主張するから効き目があるんじゃないかなぁ。

 

記事引用

J-Cast:東京都「妹ぱらだいす!2」不健全図書に 新基準で初 から

 

KADOKAWAが発行している漫画本「妹ぱらだいす!2」が東京都の改正青少年育成条例に基づき、2014年5月16日付で不健全図書に指定されることが決まった。12日に各メディアが報じた。2011年7月の条例改正後、新基準に基づく指定は初めてとなる。

 

「妹ぱらだいす!2~お兄ちゃんと5人の妹のも~っと!エッチしまくりな毎日~」は同タイトルの18禁ゲームを漫画化した作品で、近親者間の性行為などが描かれている。

 

条例の新基準では「著しく性的感情を刺激」する描写がなくても、婚姻が禁止されている近親者間の性行為や強姦など社会規範に反する性行為を「著しく不当に賛美、誇張」する描写や表現も対象にした。複数の報道によると、12日に開かれた審議会では指定に否定的な声もあったが、全会一致の結論となったという。

 

指定図書は、書店などで18歳未満が購入できないよう、成人コーナーなどに移すことが義務付けられる。

 

ブロゴス:東京都の『不健全図書』に指定された「妹ぱらだいす!2」を読んでみた から

 

ドワンゴとの経営統合が本日のトップニュースとなっているKADOKAWAですが、一方でこのような都政マターでも一部を賑わせております。

 

都の青少年育成条例、新基準を初適用 KADOKAWA「妹ぱらだいす!2」不健全図書に

 

コトの背景を説明いたしますと、東京都の条例には

 

「東京都青少年の健全な育成に関する条例」

 

というものがありまして、青少年を保護するために様々な規制が設けられています。そしてこの中の

 

「不健全な図書類等の青少年への販売等の制限」

 

という項目が平成22年、石原都政の時に改正されました。従来の条例では、全年齢を対象とした図書類の中で

 

・性的感情を刺激するもの ・残虐性を助長するもの ・自殺または犯罪を誘発するもの

 

は条例に基づき東京都が「不健全図書」に指定し、青少年に対して販売等の制限がかけられるというものでした。

 

平成22年の改正で何が変わったかと申しますと、 上記の3点に加えまして

 

・強姦や近親相姦を社会的に許されるかのように描いているもの ・性交等に対する抵抗感を弱め、性に関する判断能力の形成を妨げるもの

 

についても「不健全図書」として指定されることになりました。 旧来からある基準は通称で「旧基準」、改正によって追加をされたものは「新基準」と呼ばれています。

 

そしてこれが制定された時に新基準に曖昧かつ主観的な部分が多く含まれることから、

 

「表現の自由が侵されるのではないか」 「過度な自主規制が進み、作品の文化性が失われる!」

 

ということが大いに懸念されて議論が巻き起こり、それは国会における「児童ポルノ禁止法」とともに現在に至るまでも議論が続いています。

 

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45299de1afcf57e0dc9c524b5223a32a 「妹ぱらだいす!2」の不健全図書指定は表現の自由を制限するものなのか 




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コメント

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  • コメント (4)
    • キジトラさん
    • 2014年 5月 18日

    18禁に分けろってなら、18禁の方は自由にやらせりゃいいのにね
    それを出版社摘発なんてするからどっちでも大して変わらないような状態になっていく

    • キジトラさん
    • 2014年 5月 19日

    さんざんチキンレースやって遊んでたツケがきた

    • 名無し
    • 2014年 5月 19日

    元々つまんないだけ。
    こんなの表現の自由以前の問題

    • JIN
    • 2014年 5月 19日

    「描写が明らかに18禁に相当するようなものだから」ということは事実誤認です。それならば、本作は条例8条1項1号(著しく性的感情を刺激)と2号の双方が適用されているはずです。本作お読みになっていないようですが、本作は性描写自体は量的には少ないのです。そのため、1号の適用には至っていないものと思われます。つまり、血のつながった妹という設定さえなければ、これは18禁ではないということです(都条例的には)。本作をめぐる論点は、ひとえに近親相姦を不当に著しく賛美しているかどうか、なのです。その点しっかり踏まえた論議をお願いします。

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