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改めて「不謹慎」という美名で経済活動を停滞させる罪を考える

九州での地震からもう随分経ったようにも感じます。新聞でも少しずつ取り上げられる機会が減っています。そんな中、改めて不謹慎という理由で人を牽制していた人たちの罪を思い返します。



 熊本地震がなおも続いている。余震の数はすでに1000回を突破。4月29日午後3時すぎには、大分県中部を震源地とした最大震度5強の余震が再び熊本・大分を襲った。

 その余震の影響で、九州各地の観光産業が大打撃を受けているのはご存じのとおり。だが実際には、余震をものともせず、熊本・大分の観光地に足を運んでいる人も少なくない。

 現在発売中の週刊SPA!5/3・10合併号では、「今だからこそ被災県の観光地を訪れる人たち」の声を取り上げた。ここでは、誌面では取り上げられなかった人たちの声を紹介していきたい。

「愛知県の(大村秀章)知事が『自粛するより、熊本の酒で宴会したほうがいい』って言ったでしょ? それと同じ考えですよ」

「なぜ、この時期に観光を?」の問いに、即座にこう返してくれたのは、大分から熊本県阿蘇郡の人気温泉地・黒川温泉を訪れていた濱崎晃さん(50)だった。もともと10回目の結婚記念日に合わせて、別の温泉地を訪れる予定だったが、4月21日に九州各地を襲った集中豪雨の影響で、旅館側からキャンセルを言い渡されたという。そのため、被災地を避けての旅行も頭をよぎったが、妻・むつ美さん(39)の後押しを受けて、黒川温泉に足を運んだのだとか。

「普段なら何か月先まで予約が埋まっている人気温泉地が、すぐ取れたなんてむしろラッキーです。旅館の方も大歓迎してくれたし、こんな素敵な観光旅行はありませんよ」(同)

 震災直後の黒川温泉には、思い出の地を心配に思い、車を飛ばしてやってきた夫婦もいた。

via: 熊本地震 被災地を観光する人々「熊本の酒で宴会するのと同じ考えです」 | 日刊SPA!

 

不謹慎ってなんだ

東北大震災の時にも様々な場面で聞いた言葉ですが、これって一体どういう意味なのでしょうか。ネットで簡単に検索したものをここに示します。「不謹慎(ふきんしん)とは、謹慎すべき状態で謹慎してないこと。つつしまないといけないのにふざけた行動をすること。人が自粛している失礼な行動をすることなど。」 とのこと。慎むべきことをすること、というのが1つの定義と考えても良いでしょう。さて、ここで即座に問題になるのが「慎むべき、と決定する人は誰なのか」という問題です。 よく言われるのは、芸人が慰問しに行ったりミュージシャンが公演をしに行くようなことが、「今はその段階じゃない」「音楽なんか何になるんだ」「不謹慎だ」といったような言説でしょうか。 多くの場合、これらは直接の当事者じゃない方からのコメントのように思います。つまり、「当事者じゃない人間が慎むべきかどうかを決めている(あるいは決めていいと思って発言している)」わけですね。なんだか不思議な感じがします。 失礼な行動をする、という定義を取るなら失礼と思うかどうかは正に被災者だけが決められることでしょう。当事者以外には「それは失礼だ」と言う資格というか立場が無いとすら言えると思います。

 

4 copy 2 改めて「不謹慎」という美名で経済活動を停滞させる罪を考える

 

被災者にも色々

とはいえ、このような反論もあるかと思います。被災者の中にはそれを失礼と思う人もいれば、そう思わない人もいる。音楽が救いになる人もいれば、うるさいと感じる人もいる。お笑いが好きな人にとっては嬉しいイベントでも、そうでない人にとっては不躾だ、失礼だと感じることもあるでしょう。 被災者、という言葉で一括りに出来ない難しさがそこにはあります。とすると、結局誰が「慎むべきだ」と決定するかは個人に依存してしまうことになります。(当事者)それぞれの判断だけが、ある意味で正当性を持つわけです。 それでは、誰かに対して非難することには意味がなく、あるいは何をしてもそれは個人の自由だと言えるのでしょうか。私はそれを不誠実だと感じます。

 

よく考えて決める

ただこれだけが、「誰かに失礼なことをしてしまうかもしれない」というリスクを乗り越えられる手段だと思います。なんにも考えずにお笑いライブを開きにいったとしましょう。そして誰かに「それは不謹慎だ」と言われて傍と考えなおしてライブを取りやめる。 そんな誰かの一言で簡単に気持ちが変わるようなら、もしかしたらやめたほうがよかったのかもしれません。しかし「笑いには人を元気付ける力があるのだ」と確信を持って、誰かに不謹慎だと思われてでも構わないという覚悟があるなら、そこには誠実さがあるのではないでしょうか。

 

まとめ

だから、誰かを批判することには意味があるかもしれません。その人に再考を促すかもしれないからです。しかし、自分自身は当事者でもなく、その問題に強い関心もないのにただ徒に批判することに誠実さは在るでしょうか? 旅行なんて不謹慎だと言う時、その土地の観光業で生きている人たちのことまで考えて発言できているでしょうか。私たちの想像力はいつも試されています。





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