2ch PC スマホ iPhone Android WindowsPhone ガラケー ガジェット ニュース 壁紙

「負の連鎖」を断ち切るには?

負の連鎖

「負の連鎖」って言葉、10年くらい前からささやかれ始めて、今では否定しがたい事実になってきた感があります。

 

ヲタク精神科医・シロクマ氏が、「いい大学に行きたいのであれば、恵まれた家庭に生まれなさい」と題する記事を書いていました。ちょっと過激ではあるけど、貧富の格差と教育格差との相関関係は事実だろうなぁっては思う。



進学校は裕福な家庭の子が多い

シロクマ氏は、1990年前後やそれ以前は、貧しい子でも東大・京大に行けていたけど、今は云々って語っています。昔は云々って部分については、実体験がないのでどうとも言えませんが、わたしが高校生だった2000年前後は、ある程度家庭による影響が認められていた気がします。進学校のトップクラスにいた子は、教師の子とかが多かった。

 

もちろん、貧しい家庭で育っても努力次第で逆転のチャンスはあるけど、求められる努力の度合いとか運の要素とかが違ってくるってのは事実。

 

「塾なんて甘え」「自分で努力して進学しろ」と突き放すこともできるんだろうけど、それだけでは済まないほどに負の連鎖が強まってきている感じはしています。

 

結局個人で努力するしか…

負の連鎖を断ち切るためにはどうしたらいいんでしょうか…

 

この点について、シロクマ氏は「親の子育ての自由が尊重されているからこそ、文化資本の格差が受け継がれて、子供の世代の選択肢が狭まっている」と指摘しています。核家族化の弊害として負の連鎖が起きているんだから、核家族の外と交流を持つようにして、親のやり方を絶対視しないようにすればいいっていう指摘。

 

個人的には、この解決策にはあまり賛同できません。わたしの地元は坊ちゃんが通う私立高校・私立中学なんてなかったから、核家族の外を見ることはいくらでもできたけど…都会となるとそうはいかないでしょう。金持ちの子と交流して、知見を改めるチャンスなんてなかなかないでしょうし、それこそ「運」の要素が強くなってしまう。

 

結局、ミクロな個人単位で、負の連鎖を断ち切るためには、強い意志で努力していくしかないんだろうなぁ。

 

で、それは理不尽だから、マクロな単位、社会全体で改善すべく動いていくべきなんだけど…具体的な解決策ってなかなか見つからない。学生ローンではない給与の奨学金を拡充していくってのがよく言われている解決策ですかねぇ。文化資本を貧しい家庭でも享受できるようにするってのも大事な気がする。地方は、図書館や美術館などの文化施設にもっと力を入れてほしい。

 

記事引用

子育てが、地域社会的で集団的なものから核家族的でプライベートなものへと変貌し、親の自由選択(と自己責任)を最大限に尊重したからこそ、生活習慣をはじめとする文化資本は(昭和の後半などに比べれば)忠実に親から子へとコピーされやすくなった。孤立した核家族、親の唯我独尊傾向が強い核家族ではこうした傾向に拍車がかかりやすく、子どもには親以外のロールモデルを手本にするチャンスが乏しい――少なくとも、親以外の年長者がロールモデルとして複数名つねに視界に入っているような生育環境で育つのに比べると、ロールモデルとしての親のインストール比率は高くなりやすい。

 

具体的に例示すると、親が努力を知らず教育ノウハウも持たず生活習慣もグダグダな核家族の子どもは、簡単には努力を身に付けられないし、勉強の仕方もわかりにくいし、まともな生活習慣をインストールしにくいなかで育っていかなければならない、ということだ。誰しも、生きるために必死になることはできよう。だが、その際に活用できる経済/文化/社会関係資本の差はいかんともしがたい。

 

核家族の子育てが徹底的に自由化され、その核家族の自由な子育てが(児童相談所に目をつけられるような水準でない限り)尊重されている現行システム下では、これは、起こるべくして起こっていることだ(良し悪しは別として)。

 

こう言い換えることもできるかもしれない。

 

親の子育ての自由は尊重されている。だからこそ、核家族の子どもはほとんど運命的な親の采配のもとで育たなければならない」、と。

 

核家族を前提とした今日の社会システムは、親世代にはおしなべて最大限の自由(と最大限の自己責任)を約束するものだった一方で、子ども世代にとっては、家庭という桎梏から逃れる余地、家庭の外のロールモデルを呼吸する可能性を狭めるものでもあった。子どもに与うるべき全てを親が選択できるからこそ、親が選んだものばかりが子どもに反映されてしまう。

 

このような社会システムのなかで、最大の恩恵を蒙るのはどのような家庭の子ども(と親)で、最大のペナルティを蒙るのはどのような家庭の子ども(と親)だろうか?

 

もちろん、恵まれた家庭で育った子どもが恵まれない顛末に辿り付く可能性は十分あり得るわけで、これはあまり厳密な話ではない。とはいっても、経済/文化/社会関係資本のいずれにも恵まれない家庭の子どもが努力を重ねてアチーブメントに辿り付くためには、一時期以上に素養や運に恵まれなければならない。子どもは誰しも、自分の“手札”をやりくりしながら育っていかなければならないけれども、ただでさえ親子は遺伝子を受け継ぐのだから、社会環境的な要素までもが世襲しやすくなってしまえば、本当に、どこまでも、世襲に近くなってしまう。

 

via: 「良い大学に行きたければ、恵まれた家庭に生まれなさい」――成人の自由にもとづく新しい“世襲制” (1/2)

 

関連記事

 

ed4cc2da0dfb4d71e933797bc275a42d 「負の連鎖」を断ち切るには?




関連記事

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

オススメ記事

副管理人募集

文章書いて金稼ぎたい人募集。ネタはガジェット、政治、経済、法律、貧困、歴史、教育、社会問題、音楽、文学など。ノルマは特に無いので気が向いた時だけ書いてくれればOK。希望者はメールフォームから問い合わせてください。条件を聞くだけでも構いませんので気軽にどうぞ。

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (4)
    • キジトラさん
    • 2015年 2月 08日

    タイトルが『「負の連鎖」を断ち切るには?』だと家庭環境の話を中心とした話題に沿わないんじゃ。
    報復とか世代間格差とかの話かと思ったよ。

    • キジトラさん
    • 2015年 2月 08日

    自分は虐待の連鎖の話かと思ったわ

    • キジトラさん
    • 2015年 2月 08日

    ん?俺は普通に連想できたけど。

    まぁこれって要は確率の問題だよね。
    富裕層であればあるほど東大進学率が上がるという。
    それを覆すのは個人の素養・努力・運次第、と。
    たまにこういう話にレアケース持ち出して論破した気になる奴がいるけど論点がずれてるよねw

    • キジトラ
    • 2015年 2月 09日

    奴隷は、まとめで死ぬしかないよ…お金に汚れてしまった日本人は手遅れなの。

広告

おすすめサイト:Freemake YouTube ダウンロードソフト

 



画像RSS





カテゴリー

ブログパーツ

アクセスランキング
ページ上部へ戻る