2ch PC スマホ iPhone Android WindowsPhone ガラケー ガジェット ニュース 壁紙

引きこもり女子会から見える、日本社会の息苦しさがしんどい

なんともキャッチーな名前で活動している自助会、引きこもり女子会がテレビでも取り上げられています。引きこもりといえば男性が多いイメージでしたが、だからこそ活動は多くの方の共感を生んでいるようです。



女性のひきこもりを支援する取り組み、「ひきこもり女子会」に注目が集まっています。NHKが29日、朝と夕方のニュース番組「おはよう日本」と「ニュースシブ5時」で特集したところ、ツイッター上で「そんなのがあるんだ」という驚きや、他人事ではないという共感の声が上がり、一時トレンド入りしています。 ひきこもりとは、「買い物などで外出する以外は、家にとどまることが半年以上続く状態」で、内閣府の調査では39歳までで54万人いると推計されています。これまで、専業主婦や家事手伝いは家庭内で仕事をしているとして国のひきこもりの調査からは外れていました。しかし、逆にそれだけに、社会とのつながりを持てず、どこにも居場所がないと感じる女性が大勢いるのです。(文:篠原みつき) 延べ1400人以上が参加、3割ほどは主婦 決して少なくはない「引きこもり女子」 決して少なくはない「引きこもり女子」 「ひきこもり女子会」は、引きこもりを経験した人たちがつくる団体「ひきこもりUX会議」が、一昨年の6月から始めた集まりです。主催者の体験談を聞き、自身の状況や悩みを打ち明ける場になっています。 参加者は10代から60代まで幅広く、主に30~40代の人が多いとのこと。会場には数十人が集まりますが、悩みを話し合うときは少人数。ルールは、「相手の話を否定しない・批判しない」こと。話を聞くだけでもよく、人慣れしていない方への細かい配慮がなされています。これまで38回開催され、延べ1400人以上が参加しました。参加者の3割ほどは主婦だといいます。 番組では、社会人1年目で社長からパワハラを受けて社会に出るのが怖くなった27歳の女性や、23年間専業主婦で子どものいない40代の女性が紹介されました。女性たちは、苦しみをこう訴えます。 「1年位前から、自分が空っぽということに気付いた」 「焦るばっかりで、動けない。 何していいのか分からない」 「自分はこの世の中で社会の役に立っているという実感がない。いなくていいんじゃないかと思ってしまう」 孤独の中で、すっかり自己肯定感が無くなってしまった人たちの叫びです。 なぜ、「女性だけ」なのか? 男性に苦手意識がある人多数 女性のみにした理由は、これまでの自助グループは9割以上が男性の参加者で、女性は行きにくかったため。主催者の林恭子さんは、 「やってみて分かったことですが、男性に対して苦手意識や男性が怖いという方がとてもたくさんいらっしゃる」 と明かします。男子にいじめられた、男性に暴力を受けた、父親に虐待されていたなど、辛い経験をしている人が多く、男性のいる場には参加しづらいでしょう。 ツイッター上には、「同じ境遇同士で戯れるとますます脱せないぞ」という声もありましたが、実際は、同じ境遇同士だからこそ共感し合い、人としての自信を取り戻していくことが多いようです。 周囲はまず、「人として肯定する」「つらさを共有する」ことが大事 精神科医の水島広子医師も、まず「人として肯定されること」が必要で、支援する人は、先走って「就職」などの目的を定めてはいけないと注意しています。 これが難しいところで、多くの支援者・家族など周囲の人たちは、「なんとかしてあげないと・させないと」と思いがちです。しかし、自己肯定感がないまま、ただ「働け」と言われても、それができない場合はますます追い詰められてしまうということです。 林さんは、「参加者の皆さんは、こうでなければならない、という気持ちが強い」といいます。 「正社員でなければならない、きちんと恋愛をする、きちんと結婚を、主婦をやる、とおっしゃる。でも、必ずしもそうじゃなく、『いろんな生き方がある』ということを伝えていかなければならないと思っています」 ある時期になれば結婚して出産して「普通はこうだ」と言われることが多い女性は、特にこうした考えから抜け出ることが難しいかもしれません。人間関係が希薄になっている今、こうした自助グループの存在はますます重みを増していくのでしょう。 via キャリコネニュース 「ひきこもり女子会」で明かされる女性たちの苦悩  「1年位前から自分が空っぽ」「焦るばっかりで何していいのか分からない」

180130hkk1 引きこもり女子会から見える、日本社会の息苦しさがしんどい

 

彼女たちは何に苦しんでいるのか

自助会というのは、同じ苦しい体験をした人間達が寄り会って体験や感情を共有したり、サポートし合うための組織のことをいいます。例えば交通事故で家族を失った人の自助会や、LGBTであることで迫害された経験のある人たちの自助会など、多様なものが存在しています。

 

彼女たちはみな引きこもり経験のある人達。これまで述べ1400名もの参加があったとのことですから、多くの共感があるのでしょう。引きこもりというと男性が多いため、今までの活動に参加しづらかった女性たちが集まっているようです。

 

参考記事にもある通り、彼女たちは引きこもりを通して深い自己否定に陥っている場合が多いようです。それを乗り越えることが出来た人たちも参加しているので、その感情を共感しつつも抜け出すことが出来ることを伝えあっているのでしょうか。

 

しかしなんといってもこの苦しさの源泉がいまの日本を描いています。結婚するべき、子どもを作るべき、主婦はこうあるべし、様々なベキ論が私達を縛り付けています。ベキ論の最も恐ろしいところは、正解を一つに定めてそれ以外を間違いだとする単純な評価感にあると思っています。

 

多様性は特別な人のためにあるのではない

最近よく多様性という言葉を耳にします。主には移民の文脈で外国人と日本人といった人種や国籍、文化における多様性。他にもLGBTなど性的指向に関する多様性、女性と男性の職場のバランスを考える多様性などが存在していると思います。

 

そんな中で、多様性というのは何か特別な人達のためのものという印象が強く根付いているかもしれません。しかし、そんなことはありません。よく考えればわかることですが、高校時代を振り返ってみてもクラスメイトには多様性がありました。本が好きな人もいればスポーツが好きな人も、その両方が好きな人も嫌いな人もいて、お祭り騒ぎが好きな人も一人でのんびりしていたい人も、それもまさに多様性です。

 

つまり私達一人ひとりに既に多様性があり、それらに共通するべき論など本当は作りようがないのです。人生は多様であってよいのです。様々な生き方があり、それぞれの望む生き方があるはずです。ベキ論で人を縛り付けても、ただ苦しい人が増えるだけ。そんなことをよくよく教えてくれるニュースですね。





関連記事

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

オススメ記事

副管理人募集

文章書いて金稼ぎたい人募集。ネタはガジェット、政治、経済、法律、貧困、歴史、教育、社会問題、音楽、文学など。ノルマは特に無いので気が向いた時だけ書いてくれればOK。希望者はメールフォームから問い合わせてください。条件を聞くだけでも構いませんので気軽にどうぞ。

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (1)
    • キジトラさん
    • 2018年 2月 15日

    多様性なんて存在しない。有るのは自由に伴う責任だけ。
    男も社会に縛られて生きてる。責任を取らない女は男に責任を押し付けてるだけだ。
    男が女に与える保護は家族に対するもので、家庭を放棄した女は本来保護の対象ではない。
    男や社会に文句をつけ権利や自由を要求したのは女で
    男は女が自己責任を取る事と引き換えに女の自由を認めたんだ。
    女は保護と自由を二重取りし責任を取っていない。女が取らない責任は男に回され男の負担と為ってる。
    女の責任放棄により社会制度が破綻し、レイプを合法化する必要が出てきたが、女は男の自由を認めるのか?
    女権同様に男の権利が認められないなら男女平等や多様性など嘘になるだろ。

広告



画像RSS





カテゴリー

ブログパーツ

アクセスランキング
ページ上部へ戻る