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田舎のマイルドヤンキーについて
2014/10/11 22:02  コメント (2)
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  • 地方の時代

    「これからは地方の時代だ。」 ちょっと陳腐化してしまった感のある言葉ですが、2014年は地方に対するマーケティングの重要性が再認識された年でもありました。

     

    原田曜平氏の著書「ヤンキー経済」で紹介されている「マイルドヤンキー」などは、2014年の流行語候補と言っても過言ではないかもしれません。

     

    で、日本経済を立て直していくためには、「田舎のマジョリティ」であるマイルドヤンキーたちに対してアプローチをかけていかなければなりません。

     

    いったいどうやって…



    地方の伝統行事がヒント?

    ブロガー・鳥居弘文氏は、日本各地の伝統行事を解決に糸口にできるのではないかと述べています。 「伝統文化の中には、異質なもの・クリエイティブなものがたくさん含まれている。田舎に残っている地域の伝統行事を通して、日本の伝統に興味を持ってもらえれば日本は変わっていくのではないか」

     

    日本各地の伝統行事に、解決の糸口あり?

    しかし田舎へ行くと、伝統芸能に触れる機会がないというのも事実です。そもそも彼ら自身、それに全く触れようとも思っていません。

    実際、伝統文化に触れる機会がなくても彼らは何の不自由もしませんし、グローバルスタンダードに触れることの方が幸せだと思い込んでしまっているからです。

    ただ、本当は地方のマイルドヤンキー的な人たちにも、その片鱗に触れている機会は存在するはずなんです。お三方も仰っていましたが、地域ごとにやっているお祭りなどの年中行事なんかがまさにそう。

    先祖代々引き継いできて、彼らも楽しみながらやっているということは、どこかその感覚を開くための窓はあるはずなんだと。他にも食文化や宗教、儀礼などもまだ辛うじて日本の地方ごとに残っています。

    “何か”をきっかけにしてそこの感覚に目覚めてくれれば、きっと小さな変化は現れてくるはずです。「自分たちがやっているお祭りって、毎年ただ漠然とやってきたけれど、実はこれって何なの?」と。

    そこでグッと踏み込んでもらって、日本文化の古層に一回足をツッコんでしまえば、皆深みにはまっていくはずであると。

     

    via: マイルドヤンキーと一緒に”自国の文化”を掘り下げていくことの重要性。 | 隠居系男子

     

    確かに、伝統行事の中には、ファスト風土化した社会には存在しない異質なもの・創造性の高いものが含まれています。ジモトのコミュニティを大事にするマイルドヤンキーたちが、地元の伝統行事に参加する確率は高いでしょう。そこをうまく突けばあるいは…とも思えます。

     

    マイルドヤンキーは知っているんじゃない、知らなくていいと思っている

    しかし、大前提のところがどうもズレているように感じられてなりません。「マイルドヤンキーの問題点は、『自分はもう知っている』と考えているところにある」という前提です。

     

    「マイルドヤンキーの問題性は、自分はもう知っていると考えているところにある。」とお三方は語ります。

    最新の映画を見て「ありのままの〜」っていうグローバルスタンダードを追っているだけでいいと思っている。ある作品の中にある「絶対にウケる」という感覚さえ追っていればいいと思ってしまっている。その中だけで生きていると、世界がわかった気になってしまうし、他人もわかった気になってしまうのだと。

    しかし、伝統文化に触れることでそうじゃないと気が付くことができるはず。なぜなら伝統文化の中には異質なものがいっぱい入り込んでいるからだと。

    画面を通して観るだけでは絶対に理解できないようなことが、実際はあの空間・空気の響きの中で起きている。それを感じとることにこそ、意味があるのだと。

    新しい感覚や、新しい違和感を自分のモノとして吸収していく力が彼らに備わって、伝統文化の中に存在するとてつもない創造性を理解してもらえたら、彼らは完璧になる。そこがちょっと欠けてしまっているから、どうやって理解してもらっていくのかがこれから重要になってくるのだと仰っていました。このあたりのお話は完全に同意です。

     

    via: マイルドヤンキーと一緒に”自国の文化”を掘り下げていくことの重要性。 | 隠居系男子

     

    ファスト風土化し、マイルドヤンキーが跳梁跋扈している社会に住んでいる者から言わせていただくと…マイルドヤンキーは「もう知っている」と考えているんじゃなくて、「知らなくていい」と思っている節があります。

     

    ジモトの友達とコミュニケーションをとって盛り上がればそれでいい。何か他に必要なものを知りたいだなんて思っていないんです。

     

    東京にしかないような「ニッチな層を満足させるショップ(=知的好奇心を満たしてくれる店)」が田舎に出店したとしても、彼らはきっと食いつかない。ジモトモとの交流に必要ないからです。異質なものに興味を持っていると、友達とのコミュニケーションでハブられてしまう可能性さえあるので、知ろうともしない。

     

    ジモトモと共通の話題で盛り上がれるネタを

    このように語ってしまうと、マイルドヤンキーたちを動かすのは不可能なようにも思えてきます。

     

    しかし、できないことはない。彼らは「ジモトモと共通して盛り上がれるようなもの」を常に欲しています。その場として、伝統行事を組み込んでしまえばいいのです。結論は鳥居氏と同じだけど、ちょっとアプローチが違ってくるということになりますでしょうか。

     

     田舎のマイルドヤンキーについてマイルドヤンキーと一緒に”自国の文化”を掘り下げていくことの重要性。 | 隠居系男子

     

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    コメント一覧
    1. キジトラさん
      2014年10月12日8:04  ID: NDA4NDg4M

      (元のポッドキャストや原田曜平氏の著書は見ていない人間の意見ですが,,,)

      >日本経済を立て直していくためには、「田舎のマジョリティ」であるマイルドヤンキーたちに対してアプローチをかけていかなければなりません。
      ・・・という経済問題の話が、途中から日本文化認知度向上の問題を解いていませんか?
      文化を知って、経済的利点がそんなに大きいのでしょうか?その間の論理がよく分かりません。できれば誰か教えて頂けると嬉しいです。

      なお、今記事の指摘自体はご尤もと思います。但しあくまで日本文化認知度向上に対しては、です。

    2. キジトラさん
      2014年10月12日11:58  ID: MjI0Mjk3M

      ※1
      簡潔に言うと最近話題になっているファスト風土やマイルドヤンキーの論点はこの2つだ。
      ・田舎はイオンやドンキホーテなどチェーン店で画一化されていてつまらない
      ・観光客誘致、経済活性化のためには地方独自の色を出さなくてはいけない
      ここまでが前提なんだよ。

      地方の伝統文化を掘り起こすことで地元民に新たな娯楽を提供し観光客誘致にもつながることで経済的利点が生まれるのは当然じゃねーか?

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