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一票の格差問題を決着するため憲法改正を 

一票の格差はあってもいい

参議院の選挙制度協議会の座長案は、鳥取と島根、長崎と佐賀などを合区して1票の格差を2倍未満に是正するというような内容でした。この案について、前衆議院義委員・民主党の石井登志郎氏は究極の弥縫策と評しています。どうも主張全体をみる限り、一票の格差はあってもいいというような方向の意見のようです。

 

石井氏は、アメリカ上院やイギリス庶民院の一部の選挙区などの例をあげて、一票の格差はあってもバランスがとれていればいいと指摘しています。合衆国であるアメリカの制度などと比べるのは、ちょっと筋が悪いですが… 国会の性質というそもそも論から論じて選挙制度を改正していくべきだという点に関しては賛同。





最高裁で衆議院より参議院のほうが緩やかに判断される理由

今回、合区も含めた修正案が提示されたのは「参議院」についてです。日本の最高裁判所は、衆議院と参議院を一応区別して、参議院の一票の格差については衆議院の場合よりも比較的緩やかに判断しています。

 

衆議院は1票の格差が2倍以上になるのはいけないけど、参議院は5倍くらいまではOKというような感じで…(詳しい数字については変動している可能性がありますが、区別して判断しているのは事実)

 

どうして参議院は緩やかに判断されているのか。それは、参議院の地方選出議員は各都道府県の地域代表的な性格を持っているから。そして、政治的にまとまりのある住民の意思を集約的に反映させて「地方自治の本旨」にかなうようにするため、だと言われています。(2012年の最高裁判決では、都道府県単位の選挙区を維持しながら投票価値の平等を図るのは著しく困難な状況と述べて厳しめの論調になっているのも注意が必要)

 

国会はどういう性質の国民を代表すべきか

ここで、石井氏が指摘していた、「国会はどういう性質の国民を代表すべきか」という話に戻ります。

 

地域代表的な性格を前面に押し出すことは、今の憲法上は難しいと言われています。憲法第43条が「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」と明言しているからです。法解釈で「全国民を代表する」という部分をごまかすことはできるでしょうけど、参議院議員に地域代表的な性格を与えるのなら、改憲した方がすっきりするってのは割と同意。

 

現行制度では、衆議院と参議院の間にハッキリとした違いが現れません(だから参議院廃止って話も出てくる)。わたしは、参議院は地域代表だってはっきり定めて明確な違いを出してもいいんじゃないかなぁと思います。

 

地方出身のわたしは、都道府県という単位は割と重要に感じます。長崎と佐賀なんて、諫早湾干拓の問題などで真っ二つに分かれて争っている状態が続いていますし… これを合わせるってのはちょっと抵抗が。

 

記事引用

ブロゴス:憲法を改正し、一票の格差問題を決着すべき から引用

 

先週、参議院の「一票の格差」問題を解決する案として、都道府県の合区を含んだ座長案が提示されました。これにより4.77倍ある格差が2倍以内になるとされます。現行の枠組みを変えずに一票の格差是正のみを突き詰めた私案は、理念のかけらも何にもない、究極の弥縫策であるとしか言いようがありませんが、何もしないよりはマシ、とは言えるかと思います。

 

そもそも、一票の格差は、憲法第14条《すべての国民は法の下に平等であって~》と、第43条《両議員は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。》という規定に反するが故に、正さなければならないとされています。また、他国を例に出し、アメリカの下院やイギリスの庶民院も厳格な一票の格差が正された選挙制度であるなどという指摘を引き合いにし、日本の一票の格差是正は絶対的に厳格に正すべきとの論調が多いように見受けられます。

 

一方で、アメリカとイギリスの例でいれば、アメリカの上院は州の大小にかかわらずそれぞれ二議席ずつですし、イギリスの上院に当たる貴族院は、そもそも普通選挙ではありませんし、庶民院の一部の選挙区(スコットランド北部など)では、特別ルールが適用された有権者の少ない選挙区も存在しています。要は、バランスは確保されているとみるべきです。

 

わが国は、今の憲法が堅持される限り、一票の格差論争は続くことになるでしょう。弁護士や憲法学者が憲法を持ち出して一票の格差是正を訴えることは、ごく自然な活動と思われます。しかし、厳格に一票の格差是正をすることが、日本国の均衡ある発展と多様な民意を反映する国会を形成する上で、本当に正しいことかという点については、私は疑問を持っています。かくなる上は、国会とはどういう性質の国民を代表するべきかと言う、そもそも論をしっかりと論じ、その上で憲法改正や国民代表選挙基本法(仮称)制定、選挙制度の改正をするのが本筋と考えます。

 

ちなみに私は、こういう点をきちんと是正するためにこそ憲法改正は必要だし、国民投票法もさくさく成立させるべきとの立場ですが、安部政権が進めようとする憲法改正の観点があまりに偏って見えることが、こうした課題の解決を遅らせているのではないかと思ってしまうところです。

 

何れにせよ、小手先の改革を繰り返し、意味不明かつ理念ない選挙制度を導入することは、他国に誇れるはずもなく、わが国の国づくりにも好影響を与えるとは思えません。民主主義の土台である代表のあり方を、しっかり論ずることが極めて重要です。

 

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コメント

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  • コメント (4)
    • キジトラさん
    • 2014年 5月 07日

    最大の問題は1票の格差というよく分からん名前のおかげで何のことかよく分からんことだと思う

    • キジトラさん
    • 2014年 5月 07日

    ブサヨって憲法好きですねえw

    • キジトラさん
    • 2014年 5月 11日

    人口密集地より過疎他の方が何かと不利でしょ?
    にも関わらず、選挙での優位性まで過疎地から取り上げるとなると、過疎地はますます過疎化するんじゃね?

    • 管理人
    • 2014年 5月 13日

    ※2
    毎回IP変えて荒らしに来ているようだけどもうブロックしますよ
    いい加減迷惑なのでもう来ないでください

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