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刺青彫師は犯罪なのか?

彫師が裁判

大阪の彫師が、自分の仕事は犯罪になるのかどうかを裁判で争うようです。

 

 刺青彫師は犯罪なのか? タトゥー彫り師、「自分の仕事は犯罪か」 法廷闘争へ:朝日新聞デジタル

 

入れ墨を入れる行為について、検察や行政(厚労省)は医師法17条で定められている「医業」に該当すると考えています。現状では、「合法的な彫師」になるためには医師免許が必要です。アートメイクを入れてくれる病院(美容外科)もあるようですが、入れ墨専門の医師ってのはたぶんありません…

 

で、今回法廷闘争をすることになった大阪の彫り師・増田太輝氏とその主任弁護人の亀石倫子弁護士は、その医師法解釈は厳しすぎると主張していくみたいです。入れ墨の技術の発達しているし、時代遅れな解釈だ、と…



タトゥーは医学的知識が必要な施術

個人的には、今回の大阪彫師の主張は無理筋のように思えます。

 

針で皮膚を刺す行為は、一般的には傷害罪にも該当しうるものです(入れ墨彫りが傷害罪の構成要件に該当するとする考え方も存在しているみたいです)。彫りを入れるのは相当痛いみたいですし、鍼灸と違って出血も伴います。施術後は抗生物質入りの塗り薬を塗って化膿を止めるとかなんとか…(彫師が薬を渡すと薬事法違反になるので、市販薬を買うように指示してるっぽいです)

 

きちんと消毒していなければ化膿することもあるでしょうし、肝炎ウィルスに感染するケースも考えられるようです。針を刺すだけではなく、色素を人体に入れるので、色素の安全管理や、アレルギー反応対策なども必要となってくるでしょう…

 

tatu 刺青彫師は犯罪なのか?

 

藪蛇になりそう

被告人は、医師免許ではなく、より緩い鍼灸師のような資格・ライセンスを新設すべきとの主張を展開していくんでしょうが…上記のように、鍼灸師よりもさらに高度な医学的な知識が求められることになるはずです。そんな難しい資格を作るのを、果たして全国の彫り師が求めているのかどうか…。仮にそんな資格が作られ徹底されていくのでれば、タトゥーの値段・相場も当然跳ね上がり顧客としても困ることになるんじゃないかなぁ。

 

また、医師法違反かどうかを正面から争う今回の裁判で負けてしまうと、裁判所が「医師免許なしの彫師=犯罪者」という図式を認めたことになってしまいます。今後、警察の取り締まりが急増する可能性も否めないでしょう。他の彫り師にとって、今回の件は正直迷惑なんじゃないかと推測します。

 

第十七条  医師でなければ、医業をなしてはならない。

via: 医師法

 

もぐりだけど、客も資格なんて求めてないし、彫師もグレー(というか黒)であることを認めつつやっている。そんな現状を維持していく方が懸命だったんだろうけどなぁ。





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コメント

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  • コメント (3)
    • 吊り鐘弁慶
    • 2015年 12月 31日

    日本で最初に医師法違反でパクられた西明石の彫師が俺の背中を彫ったんやわ
    俺に内定が入って関係先が次々にイカれたんやわ
    すんまへんな

    • 世界を見ろ
    • 2016年 1月 01日

    意味不明な記事。ロスアンゼルスでは、タトゥー、アートメイク、ピアス、スカリフィケーション、焼印は全て数日間の講習を受ければライセンスが取れます。何年も学校に通わせて高いお金を取る必要は無いからです。医師や看護師免許も大袈裟すぎます。

    • アホか
    • 2016年 1月 01日

    使い捨て器具を使用するので感染症は防げるし、アレルギーが出たら医者に行くか、自分で薬を買えばいいだけです。治癒を目的とする医業では無いのに、何年も学校に行く暇があったら絵の練習でもした方がいい。医学的側面ばかりでなく、刺青は文化的な価値が有る芸術活動で有るという視点を忘れてはならない。

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