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戦利品として売られる「女性」イスラム国に国連が非難

現代に起きていることがにわかには信じられないような事態が、いまもなおこの世界で起きているようです。活動が激化の一途をたどっているイスラム国が「女性(少女含む」を戦利品として市場に売り出していたことが判明。国連が重大な「人道への罪」であるとして非難しています。



 

【ジュネーブ=石黒穣】国連人権理事会の独立調査委員会は14日、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」に関する報告書を公表した。

 報告書は、拉致した女性を売買するなどイスラム国による「戦争犯罪」や「人道に対する罪」を非難した。

 報告書によると、イスラム国は今年8月、イラク北部の都市センジャールのヤジーディ教徒を襲い、数百人の女性と少女を誘拐した。その一部がシリア北部ラッカに連行され、戦利品として市場で売られた。このほか、前線から戻った戦闘員に繰り返しレイプされている女性もいるという。

 報告書は、イスラム国が、捕虜にした女性に子どもを産ませ、イスラム教徒にすることで、ヤジーディ教徒の後継ぎを根絶する目的を持っているとも指摘し、「組織的な性暴力と奴隷化を続けている」と糾弾した。

 

via: 「組織的な性暴力」…国連「イスラム国」を糾弾 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 

戦争における戦利品の在り方

非常に心が痛むニュースですが、もともと戦争というのはどのような目的で行われてきたものでしょうか。古代ローマやギリシャの時代では、「富を獲得するための手段」として戦争が用いられてきました。奴隷としての労働力を求めたり、「靴屋」の技術が欲しいと思ったら「靴屋」がたくさんいる地域を襲ってその技術を手にいれる、といったことも当然のようにありました。

 

このような時代から、今度は宗教などの文化的差異を背景とした戦争も増えてきます。いわゆる聖戦に近いものですね(もちろん富の奪い合いという面もありました)。

 

徐々にこのような戦争が落ち着いてくると、今度は「外交の延長」としての戦争が見えてきます。富を直接奪い合うというよりは、「国家」なるものの存在は基本的に長期に及ぶものであり、「国家関係」において優劣を競うために、時に戦争という手段を用いるといった考え方でしょう。

 

そしてこのような戦争に至ると、今度は「正戦論」なるものが出てくるのです。それは、「戦争とは基本的にいけないものだけれど、特定の条件の下でなら起こしてもいいよ」という考え方そのものです。戦争を、どう正当化するかという話ですね。

 

今ではこの正戦論すらあり得ない、戦争は起こしてはならないという考えと。それに並行する形で「武力行使」をどのように正当化するかという議論がなされています。最近ですとまさに、アメリカのイラクやイスラム国に対する武力行使をどのように正当化するかが問題となっています。(テロ対策ならよし、というのが大きな世界情勢の流れでしょうか)

 

イスラム国の武力の正当化は…?

さて、ここで本題のイスラム国の現状を見てみましょう。目的は大きく「欧米諸国による支配からの解放」でしょうか。イスラム原理主義にして過激派のISISですから、「宗教的な解放」が大きな目的となっています。

 

そして、今回の記事にはこのような内容もありました。下記になります。

 

告書は、イスラム国が、捕虜にした女性に子どもを産ませ、イスラム教徒にすることで、ヤジーディ教徒の後継ぎを根絶する目的を持っているとも指摘し、「組織的な性暴力と奴隷化を続けている」と糾弾した。

via: 「組織的な性暴力」…国連「イスラム国」を糾弾 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 

これはまさしく、イデオロギーの戦いというわけです。そしてこれは現在では、国際法上厳しく批判されている戦いです。明確にある「思想」を消し去ることを目的とした上で女性への性暴力を続けているとなると、さすがに眉をしかめる方が多いのではないでしょうか。

 

ここには、二重の暴力が介在しているわけですね。女性の肉体、精神の尊厳に対する暴力。そして、文化に対する暴力。どちらも、現代社会では許すことのできない(多元的価値主義には、他者の尊重が必須ですから)罪です。

 

これでは、国連が非難の声明を出すのもなるほど納得ということです。武力行使においても正当性がなく、さらにその武力行使によって二重の暴力を振るっている。現代社会に対する一種の脅迫とすらいえるでしょう。

 

まとめ

しかし、この参照記事を読んで最初に考えることはやはりこの手の暴力のおぞましさと、それが今も存在していることへの絶望です。普段のように暮らしていて、家族とともに生活をしていたはずが突然現れた男たちにその全てを破壊され、陵辱され、逃げ場もなく暴力の中で暮らすことになる。

 

そのような苦しみに満ちた生活は、もはや想像することすらも叶いません。そしてそれは、決して許されてはならない罪でしょう。人間の魂の尊厳のために、何ができるのでしょうか。

 

単に武力で攻撃することがその正解とは限りません。それこそ上記の「正戦論」なんかは国家対国家の秩序を想定しており、このような事態に対する国際法的秩序はまだ存在していません。国家は国家に対してのみ暴力を行使することができる、というのが原則なわけです。

 

まだまだ先の見えないイスラム国と国際秩序との関係は一体どうなっていくのでしょうか。とにかく、このような苦痛や不幸が軽減される方向に進むことを願います。

 

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