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なぜ日本には右派ポピュリズムが蔓延らないのか? しかし進む右傾化

トランプ大統領率いるアメリカが急速な右派ポピュリズムに進んでいく様子を横目で見ながら、日本とは異なる状況に不思議な気持ちもします。日本はこれからどこへ進むのでしょうか。



バノン氏に絶賛された安倍首相

その橋下氏と気脈を通じるのが安倍晋三首相だ。安倍氏は、戦時中に閣僚を務め、後に首相となった岸信介氏の孫であり、外相を務めた安倍晋太郎氏の息子である。これほど政治エリートと呼ぶにふさわしい人物もいない。

が、それでいながら、同氏がリベラル系の学者やジャーナリストに対して見せる敵愾心(てきがいしん)は右派ポピュリストと同様のものだ。日本に右派ポピュリズムが存在しないように見える理由の一端が、ここにある。

戦後日本の民主主義に影響を与えた1950〜1960年代エリートは、日本を戦時ナショナリズムから意識的に遠ざけようとしてきた。これを無効化しようとしているのが安倍氏とその支持者だ。

安倍氏は平和憲法改正や戦争時代に対する誇りの回復、朝日新聞のようなエリート主義的マスコミの評判をおとしめることに力を注いでおり、トランプ氏の元首席戦略官バノン氏から「トランプの前に現れたトランプ」と称賛された。

つまり、右派ポピュリズム的なるものが、大衆(からのボトムアップ)ではなく、名門一族の御曹司(によるトップダウン)という形を取って政府中枢に存在しているのが日本なのである。

via: 右派ポピュリズムから日本がまだ無傷なワケ | グローバルアイ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

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日本の右傾化は本当か

まず日本が右傾化しているというのは事実でしょうか。それを考えるには、右傾化するということの定義を考える必要があります。一般的に政治学に用いられる右派というのは保守主義的、国粋主義的なポジジョンのことを指します。軍事で言うと軍事力をきちんと持つべきだと主張するし、家族で言うと同性婚などには反対で夫婦別姓にも反対と言った感じでしょうか。

 

様々な軸があるので簡単に右派とまとめるのは最早不可能ですが、暫定的に上記のようなムーブメントや価値観を右派的だとしましょう。そういう意味では、間違いなくいま日本は右傾化の道を辿っているといえると思います。

 

わかり易い例だと、最近の北朝鮮との軍事的な緊張関係に見出すことの出来る「改憲論、とりわけ軍事力を持とうとする改憲論」にあると思います。右派的な動きとしては、日本は少しでも強い国になるべきであり、アメリカなど他国の協力を得なくても世界で影響力を持ちたいと考えるからです。

 

ポピュリズムが出てこない理由

さて、トランプ大統領みたいな人たちを一般に右派ポピュリズムといいます。扇動的な言葉で支持を得て、単純なロジックで他国を否定し、侮蔑語をつかい、まるでたちの悪い若者のような振る舞いをする右派の人たちやそのムーブメントを指します。

 

日本ではこれがあまり起きていません。なぜなら、安倍首相がまさにそのような人だからです。ただし、ポピュリズム的というよりはむしろガチガチの政治エリートとして。ポピュリズムは民衆のものです。トランプ大統領は政治の実績など全くありません。彼は民衆が生んだ権力者です。

 

それに対して安倍首相は親戚がとんでもない大物政治家ばかり、彼も子供の頃からそのような世界で生きてきました。そして愛国主義的な価値観を叩き込まれ、今こそ日本をもっと良いものにしようとしている。その右派的ムーブメントはポピュリズム的ではなくむしろエリート的なんですね。

 

アメリカとは動きが違えど、いま確実に日本の若者も右傾化が進んでいます。安倍首相の長期政権を受け、若者からすれば物心ついてから長いこと日本のトップにいる人間ですし、安定しているという感覚もあるのでしょう。右傾化が悪いことではありませんが、今後日本がどこまで右に揺れていくのかは非常に興味深いところです。





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