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ベンチャー企業経営者は器が小さい方がいい 

ベンチャー経営者のあるべき姿

nanapiの代表取締役の古川健介氏が、ベンチャー経営者のあるべき姿についての記事を書いています。志は大きくて、器は小さい(人間が小さい)方が好ましいと、ちょっとキャッチーな感じの記事。

 

志が大きい方がいいってのは、自己啓発系の本なんかでもおなじみの考え方です。意識の高い人ってのは、常に志は高いものです。ベンチャーの経営者は、なんとなく意識が高い方がいいイメージ。だとすると、ベンチャーは志が高い方がいいって命題は基本的には正しいんでしょう。 わたしは、高い志を語る人ってのはどうも苦手ではありますが…wまぁ、純然な好みの問題なのでアレ。

 

志は大きいに越したことはないという発想については、やっぱりどうも賛同できない。 意識が低くてもある程度の成功はできるんじゃないかなぁ… 思考は現実化するっていう言葉もありますが…w

 

ベンチャー経営者は器が小さい方がいい

さて、本題の方は、「ベンチャー経営者は器が小さい方がいい」という命題の方です。

 

「器が小さい」という慣用句にもいろんな意味があるようです。手元の辞書には、「人格・器量・才能などが乏しいこと」という意味が載っていました。

 

古川氏は、サラッと読む限り「人間が小さい・料簡が狭い」って意味で「器が小さい」という言葉を使っているように思えます。

 

「嫉妬深く、人の些細な行動などについてうるさいってくらいの方が、ベンチャー経営には向いている」という命題は正しいのでしょうか?

 

一般企業のリーダーなどと違って、そんなに多くの人をまとめる必要はないので、料簡が狭く、口うるさいくらいの尖った人間の方が向いているって側面もあるのかもしれません。 このあたりについては、ベンチャーの実際がよくわからないので…正直古川氏がいってるんならそうなんだろうなって感じ。

 

一般企業なら大成しないような人でも(だからこそ)、ベンチャーで成功することができるかもしれないということかもしれません。

 

たぶん、10人中10人に好かれるような人よりも、10人中8人に嫌われるけど2人から好かれる、それくらいの個性を持っている人の方がベンチャーには向いているんだろうなぁ(ベンチャーで成功している人たちを思い浮かべながら…)。

 

器がどうこうってよりも、個性的・偏屈・細かい人が成功しているイメージ。 偏屈で個性的だけど、ベンチャー同士って割と仲がいい印象があるので、よくわからない世界だなぁと思う。

 

記事引用

吉田さんの志の大きさ

IVSという、IT経営者たちが集まる日本最大のイベントに行ってきたのですが、今回も非常に大きなインサイトをいただきました。そのうちから、一つ、感じたことを共有します。

友達に、クラウドワークスの吉田さんという人がいるのですが、話していると、この製品で、どういうふうに世界を変えるのか、という点について、非常に大きな志を持っていて、参考になるのですね。で、今回のイベントでもかなり熱く語っておられました。

たとえば、以下の記事です。

100億円の調達を当たり前にしたい、日本のスタートアップの資金調達事情 | TechCrunch Japan

100億調達を当たり前にしないと!という話をしているのですが、今後、IT業界はグローバル中心で戦わないといけない環境になりつつあるので、アメリカや中国と同規模くらいの資金調達をして、ダイナミックな動きに対応できるようになるというのは大事ですね、ということだと思います。

これは資金調達の話だけですが、クラウドワークスは、クラウドソーシングを使って、働き方自体を変えたいと思っているのですね。誰でも働きたい場所で働けて、いい仕事ができる。発注側も、無駄なコストを抑えてリーズナブルに発注できる、といったような環境を思い描いているのだと思います。

理想としては、働き手はより自分の得意な仕事に注力できてかつ報酬が増える。報酬といっても、金銭報酬だけではなくて、心理的報酬まで増えるようにする。発注する人は、質がいい仕事を日本中のいろいろな人に発注できる、という形なわけで、そこに向かって邁進しているイメージがあります。

クラウドワークスの年間流通額は20億円規模の見込み #IVS – THE BRIDGE

世界的にみても、インターネットを活用した働き方、というのは今後、さらに発展していくので、楽しみなところです。

一方で

そんな感じで、吉田さんは、非常に大きな志を持っているのですが、話してみると、すごく器が小さいんですよね。

たとえば、競合のランサーズさんという会社があるのですが、そこの社長のFacebook投稿に「いいね!」をおしたら

「けんすうさん、なんでランサーズの投稿にいいね!するんですか!私のこと嫌いなんですか。私の2日前の投稿にいいね!しなかったじゃないですか」

くらいは言います。すごいです。小さい。

なんでそんなことが言えるかというと、吉田さんは競合の社長が投稿するたびに、誰がいいね!を押しているかを逐一チェックしていたりします。

すげーなと思ってたんですが、最近、こういうところが結構大事な気もしてきているのですよね。

というのも、よく競合が出てきた時にインタビューとかで聞かれた経営者が答える「競合がでてくると市場が大きくなっていい」というのはたしかに非常に正しいと思います。ちなみに僕は「競合よりもユーザーを見るべき。競合の動きはあまり関係ない」と答えたりします。

一方で、ビジネス上では、競合の経営者は誰と仲がいいのか、誰が支援しているのか、どういう行動をするのか、新機能では、どういう反応をユーザーがしているか、というのはめちゃくちゃ大事です。自分の会社の価値をあげるために、できることをすべてするというのは、凄いことじゃないかと。

たぶん、成功できるかどうか不安で不安でしょうがないのでやっちゃうと思うんですが、そういう不安さから来る徹底力は、のちのちすごい結果になると思うんですよね。

楽天の三木谷さんも「0.5%の努力を積み上げることで、のちのちの大きな差になる」的なことをいっていたりします。三木谷曲線ってやつですね。

1387b106 ベンチャー企業経営者は器が小さい方がいい 

志の大きさとともに、こういう目の前のことを徹底するというのがとても大事だと思うこの頃です。

というわけで

ベンチャーは「志は大きく、目の前のことは地道に徹底的にやる」というのが大事だなあ、と再認識したこの頃でした。

ちなみに「こんな感じでブログ書いてもいいですか?」と確認したところ

76f6123f ベンチャー企業経営者は器が小さい方がいい 

器でかかった。

そんな吉田さんの新刊がでるようです。楽しみ。

via: ベンチャーは、志は大きく、器は小さいほうがいいのではないか

 

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