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子供の貧困基金を成功させたいなら寄付企業の売名につながる仕組みを

子供の貧困対策

政府が「子供の貧困」対策として立ち上げた子供の未来応援基金が不調・低調のようです…。

 

 子供の貧困基金を成功させたいなら寄付企業の売名につながる仕組みを 子ども貧困基金、寄付低調/社会総合/デイリースポーツ online

 

当初からなぜ税金からの支出ではなく民間の基金なのか、という疑問の声・批判は多かったこの制度。不調の原因について考察してみたいと思います。

 

企業にとってメリットがない

「政府が期待する経済界からの大口寄付が1件もなく」という部分について…。子どもの貧困基金については、わたしも発足当初少し調べて、割と悪くないんじゃないかとの記事を書きました。でも、そのときに、経済界・会社などの大口寄付を期待しているって説明は見当たらなかったんですよねぇ…(わたしが見逃していただけかもしれませんが…)。そのため、てっきりわたしは個人の寄付をメインターゲットにしているものと思っていました。

 

個々人からの寄付を広く募って、子供の貧困支援につなげる。この基本発想はいまでも悪くないとは思っています。しかし、企業・経済界などから大口の寄付を募りたいのであれば、今回のアプローチは間違っていたと言わざるを得ません。

 

子供の未来応援基金の公式ウェブサイトを覗いてみました。基金の使途として、①NPO支援②子供の生きる力を育むプログラム提供の2つが書いてありました。②の具体的内容については明らかになっていないようなので、当面のメインは①ということになるんでしょう。

 

「子供の未来応援基金」→NPO団体への支援

 

この枠組みでは、企業が支援するインセンティブが生まれません。企業としては、○○の支援をしましたっていう明確な形が欲しいんですよね。応援基金に寄付したお金は、応援基金ではなくNPOにわたって、「NPOの成果」となります。それなら、最初から企業が特定のNPOに寄付をして、それを広報・宣伝に使った方が効果的ってことになっちゃう。

 

eb2597e3661f9dbc256c87d105ca9743 子供の貧困基金を成功させたいなら寄付企業の売名につながる仕組みを

 

企業の売名につながる仕組みを

企業から大口の寄付を募りたいのであれば、企業側に寄付するメリットを明確に提示する必要があるはずです。

 

まずは、上記②のプログラム内容などを詳細に示すことが必要でしょうね。「子供の貧困」のために…と抽象的な目的を掲げても、企業側にインセンティブは生まれません。

 

大口寄付をしてもらった場合、HPなどで企業名を明示するなどの工夫も有効かもしれません。いずれにせよ、ググってヒットする情報が、日本財団のHP1ページだけってのは情報が不足しすぎています。

 

まだ始まったばかりなので十分軌道修正は可能なはずです。迅速な改善が待ち望まれます。

 





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