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アメリカの底力-ラスベガス事件を受けて献血をする人が長蛇の列

ラスベガスの痛ましい事件を受けて、早くもアメリカ市民の良心が示されるようなアクションが起きています。献血の列は長蛇となっているようです。



(CNN) 米ネバダ州ラスベガスで1日夜に起きた銃乱射事件で500人を超える死傷者が出るなか、人々は献血のために長蛇の列を作った。地元住民の中には、車を出して、事件に巻き込まれた人々を彼らの自宅などに送り届ける人も出た。

ラスベガスのグッドマン市長は事件後、記者会見で、地元住民に献血を呼び掛けた。市長は、血液が必要だとし、「もし、何かしたいと思い、健康であれば、献血をお願いする」と語った。

住民のシャンダ・マロニーさんは、事件をニュースで目にしたという。救急車が大学病院に殺到し、サイレンが遠くで鳴るのを聞いた。病院は彼女の自宅から1.6キロと離れていないという。

サイレンの音に囲まれ、無力感を覚えたというマロニーさんは、ツイッターに、移動手段が必要な人は迎えに行くと投稿した。

米ラスベガス銃乱射 献血に長蛇の列、移動手段提供する人も

 

アメリカの良心

アメリカというのは本当に面白い国だなと思わされるアクションです。ラスベガスのとんでもない事件の後、このようなアクションが行われるのは実にアメリカらしいと思います。

 

自分たちは何が出来るのか? そういうことを考えた時に具体的な場がすぐにもうけられ、そこに多くの人が参加する。その素直さというか、ある種の良心みたいなものが凄く明快に示されるのは実にアメリカらしいと思います。

 

でも、銃を持つ数少ない先進国もアメリカ

しかし、そう、こんな事件を巻き起こすにあたって大問題になる銃規制が何度も話題になりつつ、未だに銃規制に踏み切れていない国家がアメリカでもある。ここにアメリカの面白さが、あるいは特異な物があると思うのですね。

 

銃が関わる志望者は年間実に3万人と言います。これは日本の自殺者と同程度の数です。人口が違うので簡単な比較は出来ませんが、その数たるや相当のものです。3万人の内、2万人程度が自殺とのことですから、もし拳銃がなければ-気軽に死ねる方法が無ければ-この自殺率はもっと低いのではないかという議論も多いようです。

 

これだけの被害者が発生したとしても、トランプ大統領も銃規制については言及しません。ハリウッドスターなどが銃規制をするべきだという主張をしていますが、今回の事件をもってしても中々議論が進むような印象はありません。

 

銃と共に作られた国家

なぜこれほどにアメリカが銃に固執するのか。その理由の一つは、アメリカ建国の歴史と繋がりがあります。アメリカ合衆国憲法には、国民は自衛のための武力を持つことが容認されているのです。銃規制の問題というのは、日本の九条と同様憲法が関わる問題なのです。憲法は国家の魂ですから当然その議論は慎重なものになります。

 

しかし、アメリカ合衆国憲法で書かれる自衛というのは、当時の感覚ではおそらく国家に対する自衛だったと言われています。つまり革命権を示しているというのです。国家がもしもアメリカ国民に対して暴力的な振る舞いをするなら、その時は国家を転覆して新たな政府を立てるべきだ。そのようなことが起きないように、政府はあくまで国民のために動くべきだ。そういう思想が描かれていたのです。

 

しかしそのような立場や背景は隠れてしまって、普通に暮らしている場合の自衛の問題に落とし込まれてしまっているのです。ライフル協会などの既得権益が政治的な権力を持っていることも規制がうまくいかない理由でもあります。

 

とはいえ、今回のように献血に長蛇の列が出来るようなアメリカというのも嫌いになれませんね。





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