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図書館に装飾は必要? 1000万円使ってダミー本を買うメリットは集客一択

かなりの巨額を使って図書館の見栄えを良くするという施策に文句をつけている人が多いですが、私は個人的にはアリだと思っています。全ては目的適合的かどうかで考えるべきです。



 図書館にはどこまで「装飾」が必要? 山口県周南市に新設される公立図書館の「アート書架」をめぐり、こんな議論が起こっている。図書館に足を運んでもらうための仕掛けか、税金の無駄づかいか――。  2月3日にオープンした周南市立徳山駅前図書館は、レンタル大手のTSUTAYA(ツタヤ)を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が管理を代行している。いわゆる「ツタヤ図書館」で、全国5カ所目だ。スターバックスコーヒーやCCCが展開する蔦屋(つたや)書店も併設し、総事業費は約55億円。机などを含めた内装に8900万円をかけた。CCCには指定管理費として年間約1億5千万円が支払われる。  新図書館で特に議論になったのが、空間の装飾だ。  当初は「本に囲まれた空間」の演出のため、図書館の1~2階の吹き抜け(高さ8・8メートル、幅17・8メートル)に設けた書架の上部5メートル分について、約1200万円で飾り用の洋書を並べる予定だった。しかし、市議会で「税金の無駄遣いでは」との指摘があり、ガラス樹脂で作った本の背表紙を並べる「アート書架」に変更した。これで約200万円を削減したが、それでも約1千万円かかった。年間120万人の集客が目標という。  周南市中心市街地整備課は「図書館に多くの人に来てもらい、徳山駅前のにぎわいも取り戻したい。図書館の目玉として、特色のあるアート書架は必要だと判断した」と説明する。CCCの図書館部門の責任者の高橋聡・公共サービス企画カンパニー社長も「周南市から『本に囲まれた圧倒的な空間を』と要望された。玄関口の顔にふさわしく、時間が経っても劣化しないことなどを考えた。アート書架を提案し、金額を含めて市に認めていただいたものだ」と話す。  一方、CCCが指定管理している佐賀県武雄市、神奈川県海老名市、宮城県多賀城市、岡山県高梁市の図書館の書架の一部には、装飾用として厚紙で作ったダミー本が置かれている。このうち武雄市、海老名市ではCCCが自らお金を出したが、多賀城市では約280万円、高梁市では約50万円の税金からの支出で済んだ。  市民団体・図書館友の会山口県連絡会の藤村聡事務局長は「アート書架は、蔦屋書店とカフェのためのインテリアとしか思えない。利用者が求める良質な図書資料やサービスではなく、装飾用に高額を投じるのは疑問だ」と語る。公立図書館長の経験がある永利和則・福岡女子短大特任教授(図書館学)は「社会教育機関である公立図書館は読書を通して市民の教育力を向上させる使命がある。1千万円あれば数千冊の蔵書を購入できる。インテリアのような書架より、蔵書の充実を優先すべきではないか」と指摘する。  ツタヤ図書館が佐賀県武雄市や神奈川県海老名市で開館した際、蔵書として10年以上前の資格試験対策の中古本のほか、風俗店を案内する海外のガイドブックを購入し批判を受けた。周南市立徳山駅前図書館では料理や趣味、スポーツ、旅行などを中心とした6万冊を1億3千万円で購入する。 via 朝日新聞デジタル ツタヤ図書館、1千万円の装飾は仕掛け?無駄遣い?

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目的は何か

図書館に飾りは必要かという議論がある。これについての考え方を非常にシンプルなものだ。 それはいったいどのような目的のために行われるのかという考え方である。 その飾りが図書館の目的に適合的であればすれば良いし、そうでないならばしない方が良い。待たせる場合にもその費用があまりにも高ければ検討する必要があるし、適切な額というのは考えるためにもそもそも何のために行うのかということを考える必要はあるだろう。

 

図書館というのは何のためにあるだろうか。もしも端により多くの情報を一つの施設に集中させ、そこに住んでいる住人が自由にアクセスできるということを目的としているのであれば、おそらくは語りのためにお金を使うというのは目的適合的ではないことになるだろう。これについては多くの人が遠いしており、 共感する人も多いのではないだろうか。

 

目的は一つではない

ではいったいこのような飾りを図書館に導入したいと思ってる人たちはどんな目的でこれを考えているのだろうか。 それは図書館という場所をもっとオープンにし、 より多くの子たちにその公共財を提供したいと考えている人達である。現状、図書館というのはなんとなく行きづらい場所だと考えている人は少なくない。なんとなく堅苦しいイメージがあったり、 難しい本ばかりおいているイメージがある人も少なくないのではないだろうか。

 

しかしその地域の税金を使って作られる公共図書館が、そういうイメージによって遠ざけられてしまっているのだとしたら、その重要な目的である公共財の地域住民へのオープンのアクセスという目的がそもそも達成されないことがありえる。そのような観点からすれば、そういう子たちにとってもオープンのアクセスを作るというために飾りを購入するということも当然ありえる議論であろう。

 

この問題について図書館はあくまで本を購入する場所だと考え子たちの多くは、もうすでにたくさんの本を読んできた人であり図書館の利用に親しんだ人達であることは間違いない。問題はそのような図書館のままでいいのかということなのだ。そのような視点もなしにただ本がいっぱいあった方が良いと考えている人間と、より多くのアクセスを提供したいと考えてる人達とでは意見が割れるのは当然のことである。

 

大事なのは目的適合的かどうかであり、どのような目的を共有しているのかについて議論することであることは間違いない。





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