2ch PC スマホ iPhone Android WindowsPhone ガラケー ガジェット ニュース 壁紙

イギリスで「ヘイトスピーチの法規制」はどのように捉えられているのか 

ヘイトスピーチの法規制

ブロガー・uncorrelated氏が、海外の「ヘイトスピーチ非合法化反対論」を紹介していました。ヘイトスピーチを違法とする法案は、有田芳生参議院議員などが推し進めています。 わたしは、ヘイトスピーチ自体は嫌っています(ヘイトしています)が、これを非合法・違法化する法案を新設するってことについては反対の立場です。

 

海外のエッセイが主張している理由を以下紹介します。

 

  • 1.法律には限定的な効果しかない(実際に起訴するのが難しい)
  • 2.軽犯罪法など既存の法律で罪に問える部分があって無駄が生じる
  • 3.警察が任意に誰でも逮捕できるようになってしまう(政治活動家の行動を阻害する可能性)
  • 4.マイノリティに対しても法律が適用されてしまう(イスラム教徒狙い撃ちなど)
  • 5.法によって規制することで、人種差別を過去の問題にしてしまう可能性がある(人種差別が見えなくなる)

 

1~3については、すでに日本でも主張されています。4・5については、日本ではあまり見受けられない主張で、新鮮に感じました。



規定と運用はまた別の話

以下、以上の5つの理由について、論考していきます。

 

1・4は、実際の法律運用に関する問題提起です。法律が規定されたとしても、実際に思い通りに運用されていくかどうかは別問題。4の具体例のように、特定の集団だけを狙い撃ちするように執行される可能性も十分あります。まさに思想狩りの世界。ヘイトスピーチ規制法と治安維持法って紙一重なんじゃないかなぁと思えます。

 

警察国家推進につながる

わたしが一番心配しているのは3の部分。先ほどの現代の治安維持法って観点ともつながってきます。警察国家って大嫌いなんですよね。職務質問ひとつとっても、警察は職質できる権利があると勘違いしているし…刑事訴訟法も学んでいないような警察に執行させるには、ちょっと強力過ぎる法案じゃないかなぁと思っています。

 

5は新鮮

5は、わたしにはとても新鮮な主張のように感じられました。立法してしまうことによって、差別が過去の問題になってしまう…ちょっとイメージしづらいですが、そういうことも起こり得るのかもしれません。

 

ヘイトスピーチ規制法反対として、どうやってヘイトスピーチに対抗していけばいいのか、という意見も当然あるでしょう。

 

これについては、社会がヘイトスピーチを「ヘイト」するだけで十分だと考えます。社会的地位やステータスが落ちるってのは、割と重要な要素じゃないでしょうか。

 

記事引用

地下鉄でヘイトスピーチを行った女性の動画がSNSで広まり、警察が彼女を逮捕した件に関連したエッセイが掲載されていた(Gordian)。ヘイトスピーチには反対だし、件の女性を擁護する気は無いそうだが、それでも逮捕は行き過ぎだし、ヘイトスピーチの非合法化には反対だそうだ。その理由として、大雑把な紹介だが、以下の四つ挙げられていた。

第一に法律は限定的な効果しか持たない。英国でRace Relations Actが制定されてから、実際に起訴された数は数えるほどしかないそうだ。ヘイトスピーチは明白な差別行為ではないので、規制が難しい。

第二に、上述の女性の件では軽犯罪法(Public Order Act)で罪に問えるので不要な規制となっている一方で、誰かが侮辱されたと感じるだけで警察は任意に逮捕することができる。これは政治活動家の行動を阻害する可能性がある。

第三に、マイノリティや社会的弱者にも法律は適用される。英国の場合は、ムスリム系団体が制定に尽力したのに、ムスリムが起訴されるケースが多く、他にもシーク教徒の劇作家を告訴しようと言う動きがあったそうだ。

第四に、法律で規制せずに人種差別を見えるようにしておいたほうが、それが過去のもので問題がないと言う誤解を招かなくて済むそうだ。件の女性も、タブロイド誌の偏向記事に乗せられただけで、メディアの問題を示唆するものだと考えられる。

不愉快な思いをする以上の実害はないので、個々の人間がヘイトスピーチに反対していけばよいと言う考えのようだ。日本でも在特会のデモが何かの効果を持ったとも思えないし、この主張は参考になると思う。

 

via: ヘイトスピーチの非合法化には反対

 

関連記事

 

dda6372a326df9afd9b60f1ae2c127e1 イギリスで「ヘイトスピーチの法規制」はどのように捉えられているのか 





関連記事

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

オススメ記事

副管理人募集

文章書いて金稼ぎたい人募集。ネタはガジェット、政治、経済、法律、貧困、歴史、教育、社会問題、音楽、文学など。ノルマは特に無いので気が向いた時だけ書いてくれればOK。希望者はメールフォームから問い合わせてください。条件を聞くだけでも構いませんので気軽にどうぞ。

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (7)
    • キジトラさん
    • 2014年 8月 03日

    まず、有田議員が関わっているデモ団体は平和を叫びながら暴力を振う、暴力集団でしかない事。 在特会等が行っているのは、過去に「違法入国」した者たちへ、法を順守し祖国へ帰れという区別であること。

    • 名無しさん
    • 2014年 8月 03日

    ヘイトスピーチは自演が多いからなー。お金貰ってスポンサー団体が有利になったり同情買って世論動かすのに必死と言う。

    • キジトラさん
    • 2014年 8月 03日

    そのヘイトスピーチの筆頭である在特会ら右派系市民団体自体が、
    世間から許容されないことに気づいて内容を薄めている
    昔は「殺せ」だったが、今は「追放しろ」とかね

    こんなものじゃ法規制などできまい
    社会的な圧力だけで十分というのは納得する

    • キジトラさん
    • 2014年 8月 03日

    職務質問は、警職法で権利として与えられてるのでは?不審事由があるときに限られますが

    • キジトラさん
    • 2014年 8月 03日

    職務質問はあくまでも任意捜査の一環
    条文読んでみな

    ヘイトスピーチ規制はどう考えてもおかしい
    ドイツとか「闘う民主主義」とやらでヒトラーに関して肯定的な思想を発表することも禁止されてるけど
    思想信条は当然、学問の自由に対する侵害もいいとこだよ

    そんなの認めたら
    その時代に普及してる考えから外れた思想を弾圧してるだけじゃん
    70年前と変わんないよ
    対抗言論は民主主義の大前提だろう

      • キジトラさん
      • 2015年 2月 25日

      古い考えだね

    • キジトラさん
    • 2014年 8月 03日

    ヘイトスピーチの定義が不明瞭だから政府に運用させるのは危険なんだよな
    それをいい事に屁理屈で差別を正当化する※1のような馬鹿がいるから対策は必要だろうけど

広告

おすすめサイト:Freemake YouTube ダウンロードソフト

 



画像RSS





カテゴリー

ブログパーツ

アクセスランキング
ページ上部へ戻る