2ch PC スマホ iPhone Android WindowsPhone ガラケー ガジェット ニュース 壁紙

【植村隆誤報問題】ネトウヨによる北星学園への脅迫と大学の自治について

植村隆氏と北星学園大学

朝日新聞元記者の植村隆が非常勤講師を務めている北海道札幌市の「北星学園大学」の対応について、弁護士ドットコムが珍しく強気な意見記事を出しています(猪野亨弁護士の意見として)。



猪野弁護士の主張

猪野弁護士の主張は以下の通り。

 

  • 1・大学への「脅迫的言動」は言論の自由・大学の自治を脅かす
  • 2・脅迫に屈して植村隆を解雇しようとしている対応は、「大学の自治」を自ら放棄している
  • 3・脅迫に伴う警備の費用は社会全体が税金で負担すべき(警察が責任を持って警備すべき)

 

わたしは、この猪野弁護士の意見には、賛同できません。

 

脅迫的言動

まず、1で「脅迫的言動」とぼかしている部分について。

 

もちろん、「爆発する」だとか明らかに脅迫罪の構成要件に該当するような「脅迫」には反対です。警察が徹底的に捜査すべきでしょうし、それに伴う警備なども必要でしょう。しかし、猪野氏は「脅迫的言動」と言葉をわざとぼかすことによって、異論・反論などの「言論」も封じようとしているように感じられる。

 

北星学園の負担が増えたのは、「脅迫」だけではなく批判も殺到したからでしょう(脅迫罪に該当するような意見の数十~数百倍の批判があったのでは)。で、その批判の中には、立派な「言論」も含まれているはず。

 

植村隆の報道が捏造かどうかについてはまた議論の余地があるとは思いますが…言論に対しては言論で対応するべきです。発言する以上は、当然、異論・反論を浴びる覚悟もしなければならないでしょう。朝日新聞が誤報を認めた時点で、植村氏は「捏造じゃない」と自己の正当性を主張する説明責任が生じるはず(大学の非常勤講師としての説明義務)。

 

植村氏は、「私が書いた元慰安婦に関する記事に批判があるが、記事を捏造した事実は断じてない。今後、手記を発表するなどしてきちんと説明していきたい。」と述べています。脅迫ダー・表現の自由の侵害ダーなどとわめく前に、早く手記なりなんなりで自らの正当性を主張してはいかがでしょうか?意見を述べるのにそんなに時間がかかるとも思えないんだが…

 

〈植村隆・元朝日新聞記者の話〉 1987年5月、朝日新聞阪神支局に男が押し入り、散弾銃で当時29歳の記者が殺された。私は彼の同期だ。問答無用で記者が殺されたあの事件と今回のケースは異なるが、身近に思えてならない。家族や職場まで攻撃するのは卑劣だ。私が書いた元慰安婦に関する記事に批判があるが、記事を捏造(ねつぞう)した事実は断じてない。今後、手記を発表するなどしてきちんと説明していきたい。

via: (メディアタイムズ)慰安婦報道 元記者の家族も攻撃:朝日新聞デジタル

 

植村氏やその周囲の弁護士などの反応は、対抗言論すべてを「脅迫」と置き換えて逃げているようにも見える。まずは説明責任を果たしてほしいところ。表現の自由を主張するのはそれからだろう(誰も植村の弁解を聞かないとは言っていないし、むしろ説明を求める声が多数)。

 

大学の自治

次に、「北星学園大学の態度は大学の自治の放棄だ」という主張について。

 

大学の自治の定義をわざとぼかしているようにも見受けられる…「文科省など国家権力や社会的権力から、大学が侵害されないこと」 …この社会的権力にどこまで含めるのかって部分ですねぇ。2ちゃんやネトウヨなどの意見(=言論)を社会的権力として認めるのであれば、批判的言論は大学の自治の侵害ダーと言えるのかもしれませんが…ちょっと主張の筋が悪くないですかね?w

 

ちょうど京都大学で警察が無断で学内に入り込んで云々って事件が起きました(第二の東大ポポロ事件とも)。で、この事件でも「大学の自治」が話題になっています。大学の自治ってのは、東大ポポロ事件のように、対国家権力(特に警察権力)との関係で問題となることが多いものです。大学の自治を守るために警察が責任を持って云々って文脈は、個人的には違和感だらけ…w

 

ポポロ劇団は1952年2月20日、東京大学本郷キャンパス法文経25番教室で松川事件をテーマとした演劇『何時(いつ)の日にか』(農民作家・藤田晋助の戯曲、1952年1月発表[1])の上演を行なった。これは大学の許可を得たものであった。上演中に、観客の中に本富士警察署の私服警官4名がいるのを学生が発見し、3名の身柄を拘束して警察手帳を奪い、謝罪文を書かせた。その際に学生らが暴行を加えたとして、2人が暴力行為等処罰ニ関スル法律により起訴された。このうち一人はのちに秋田県横手市市長を務めた千田謙蔵である。

via: 東大ポポロ事件 – Wikipedia

 

「北星学園大学は、脅迫に屈せずに植村隆を雇用し続けろ」ってのが弁護士たちの主張なわけですが…この意見の方がよっぽど大学の自治を無視した意見に見える。

 

警備上の理由・費用が云々って北星学園側が言ってるのは、左翼サイドへの言い訳でしょ、明らかにw PDF文書で北星学園は、「安全・平穏な学習環境の確保につきましても本学の主体的な判断事項である」と強調して、左翼サイドに「おまえら黙っとけ」って言っているように思える。

 

もう大学の事情とか本人たちの意思とかおかまいなしに、脅迫VS左翼って構図だけが浮かび上がってしまっている感じ。勝手にやってろ。

 

記事引用

慰安婦問題の報道に関わった元朝日新聞の記者が非常勤講師をつとめる北星学園大学(北海道札幌市)に、元記者の退職を求める脅迫状が届くなどした問題で、大学側は、来期の契約を更新しない方針を明らかにした。

報道によると、田村信一学長は10月31日に記者会見を開き、方針を説明。契約更新しない理由として、学生の安全面に関する不安や警備費用による財政面の負担が大きい点などを挙げたという。ただ、まだ最終的な決定ではなく、今後、学内の理事会や委員会で協議したうえで、理事長と学長が判断するということだ。

一方、この問題については、「脅迫に屈すべきではない」として、全国の大学教授らから、元記者の雇用を守るよう大学側に申し入れる動きも出ている。今回の大学側の対応をどう捉えるべきだろうか。札幌市で開業する猪野亨弁護士に聞いた。

●「言論の自由」や「大学の自治」を脅かす重大な行為

「従軍慰安婦の報道に関わった記者を非常勤講師として採用した大学に対して、脅迫的な言動をおこなうのは、『言論の自由』や『大学の自治』を脅かす極めて重大な行為です。

もし大学側が脅迫に屈して、非常勤講師の更新を控えることになれば、ますますそのような行為を助長することは目に見えています」

猪野弁護士はこうキッパリと述べる。では、今回の大学側の対応をどのように評価すべきだろうか。

「憲法が保障する『大学の自治』は、『大学の自主性に任せる』という趣旨で、文科省など国家権力や社会的権力から、大学が侵害されないことを意味します。その目的は、一人ひとりの研究者の『研究の自由(教授の自由)』を保障することにあります。

したがって、今回のように、卑劣な脅迫に屈したといえる北星学園大学の対応は、『大学の自治』を自ら放棄しているといっても過言ではありません」

●「警備が必要であれば、警察が責任を持つべき」

大学側は、講師の契約更新をしない理由として、警備費用など安全面のコストをあげている。この点については、どう考えたらよいのだろうか。

「報道によると、電話やメールに対応する職員や警備員を雇った大学側の負担は、1500万円にものぼったそうです。大学側には何ら法的な責任がないにも関わらず、これだけの負担はあまりに重荷といえます」

誰がそのコストを負担すべきか?

「本来的に、『言論の自由』や『大学の自治』を守るためのコストは、社会で負担すべきでしょう。

警備が必要であれば、公的機関である警察が責任を持つべきです。それによって税金の負担が増えることになりますが、当然の社会的コストといえるでしょう。その意味で、北海道警などの公的機関の対応に問題がなかったのか、検証が必要だと思います」

猪野弁護士はこのように持論を展開したうえで、次のようにまとめていた。

「北星学園大学に向けて卑劣な攻撃をする人たちは、大学側にコストを負担させたことも、あざ笑っていることでしょう。社会全体がこのような卑劣な行為を許さないということを示すためにも、警備等のコストは税金で負担すべきだと思います」

 

via: 「脅迫に屈するのは大学の自治の放棄だ」元朝日記者への攻撃に大学はどう対応すべきか

 

関連記事

 

0190ad64d7b09ed102a0cde0db3ad0cc 【植村隆誤報問題】ネトウヨによる北星学園への脅迫と大学の自治について




関連記事

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

オススメ記事

副管理人募集

文章書いて金稼ぎたい人募集。ネタはガジェット、政治、経済、法律、貧困、歴史、教育、社会問題、音楽、文学など。ノルマは特に無いので気が向いた時だけ書いてくれればOK。希望者はメールフォームから問い合わせてください。条件を聞くだけでも構いませんので気軽にどうぞ。

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (8)
    • キジトラさん
    • 2014年 11月 09日

    ネトウヨって言いたいだけ

    • 名無し
    • 2014年 11月 09日

    64歳って明らかにネット関係無さそうなじじいなんだがそれでもネトウヨなのか?
    どっちにしろ犯罪者に変わりはないが

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 10日

    ネトウヨって言葉を韓国語認定しろよ
    日本人が使うって思われるだろ

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 10日

    管理人さんカッコいいっす
    私もそう思います

    サヨクって主張することは論点のすりかえなんですよ。何回も言ってるように。
    この弁護士の主張もうまく論点をずらして自分の意見を肯定させるって言うね

    わかってるのかわからずにか
    サヨク思想ってこれからどんどんバカにされ見下されていきますよ
    ネトウヨ!キー!とか言ってる間にねw

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 10日

    毎回思うけどネトウヨって言いたいだけてしょ

    • 豆奴
    • 2014年 12月 13日

    最近、書き込みが減ったような気がする。

    • キジトラさん
    • 2014年 12月 24日

    右翼による植村や北星学園への脅迫は、民主国家日本の基盤を揺るがす大問題だ。植村の反省と取引するような次元の問題ではない。民主国家日本を守り抜くためには、脅迫は断乎跳ね返す以外にない。右翼の脅迫の背後には、近年の右翼メディアの暴力的言説がある。それは安倍政権中枢の暗黙の支持を得ている。そのことを認識すべきだ。たとえば米国と比べてみよう。北朝鮮トップの暗殺計画を描いたコメディ映画が、北朝鮮関連のサイバー攻撃による脅迫で上映中止に追い込まれた。すると、オバマ大統領は、脅迫に屈せず表現の自由を守り抜くべきだと表明した。コメディ映画自体は必ずしもほめられたものではない。仮想敵国とはいえ、指導者暗殺を題材にするのは悪趣味だ。また、ヒトラーを痛烈に批判したチャップリンの「独裁者」が最後に感動的な演説で終わるのと違って高い志を持った映画でもない。それでもオバマは、表現の自由を守るために脅迫に立ち向かったのだ。では、日本の安倍首相は今回の植村や北星学園への執拗な脅迫に対して、脅迫に屈せず学問の自由を守れと表明するであろうか。絶対にしないであろう。そこに米国と日本、オバマと安倍の決定的な違いがある。脅迫した右翼はそのことを知っている。植村の反省がどうのこうのに関わらず、脅迫を許さず跳ね返すことが学問の自由を守るということだ。その覚悟なしに民主国家日本は守れない。そして再び、暴力、脅迫、テロが口封じする日本に転落する。

    • キジトラさん
    • 2015年 3月 25日

    ネトウヨ=ペテン師の集まり
     

広告

おすすめサイト:Freemake YouTube ダウンロードソフト

 



画像RSS





カテゴリー

ブログパーツ

アクセスランキング
ページ上部へ戻る