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動物愛護団体PETAが「サルに写真の著作権を認めよ!」 と訴訟を起こす 「自然の権利」は認めるべきなのか?

サルに著作権?

アメリカの動物愛護団体PETAが、自撮りをしたサルに写真の著作権を認めよ…との訴えを裁判所に起こしたそうです。

 

なんでも裁判にしたがるアメリカらしい事件だなぁ…と思った方もいるかもしれませんが、実は日本でも似たような訴訟が起きています。

 

一番有名なのは、「アマミノクロウサギ自然権訴訟」。奄美大島のゴルフ場建設を中止させるために、原告をアマミノクロウサギにして訴訟を起こしたってケースです(裁判所は原告適格を認めず、訴状却下)。

 

 動物愛護団体PETAが「サルに写真の著作権を認めよ!」 と訴訟を起こす 「自然の権利」は認めるべきなのか? 鹿児島

 

日本の現行法規の下では、こういった自然の権利訴訟はまず認められないでしょう。しかし、立法論としては、動物・自然などを権利の共有主体として認めようとする動きは議論に値するかもしれません。最近では、動物愛護運動も活発になってきて、ペット・動物などを家族同様に扱う声も大きくなっていますし…。



立法は人間中心主義であるべき

わたしは、こういう「自然の権利」については、あまりいいイメージはありません。自然の権利運動では、環境派・自然派と人権派が結びついて暗躍していますし…相当イデオロギー的な運動。

 

自然の権利運動を推進している人たちは、「人間中心主義からの脱却」「自然中心主義への発想転換」を訴えています。思想としては、こういうのもアリかもしれません。

 

しかし、立法・制度論から言うと、やはり人間中心主義を貫くべきです。人間中心というと、利己的で自然を無視しているイメージが浮かぶかもしれませんが…自然を守ろうだとか、動物と共生しようだとかいう発想も「人間」の視点から生まれるものです。

 

公害訴訟などの全盛期には開発・成長ばかりに主眼が置かれていましたが、徐々に自然を壊すと人間にも悪影響が出ることが明らかになってきました。「人間のためにも自然を守ろう」こういう主張は、従来の人間中心主義からも十分提唱可能です。

 

0e1d07c72c6b5f282f1f63a29b5ebd37 動物愛護団体PETAが「サルに写真の著作権を認めよ!」 と訴訟を起こす 「自然の権利」は認めるべきなのか?

 

人間の価値観に基づいて

むやみに権利を自然・動物に認めてしまうと、「動物」「自然」の名のもとに権利者でもなんでもない人間が他人の権利を侵害しようとしてくるかもしれません。それに、これまで構築されてきた法律理論はすべて人間中心主義に基づいているものです。これをひっくり返すと、様々な問題点・弊害が生まれてくるのは想像に難くない。

 

人間としてよりよく生きていくために、価値観や道徳観を転換していかなければならない。これは認めますが、そのために自然の権利を認めようとするのは、明らかに行き過ぎです。人間の価値観に基づかない、自然や動物の気持ち・立場なんて理解できるわけがありません。人間だからこそ、人間としての立場で、理性的に考えて動いていくしかないんじゃないかなぁ、と私は思います。





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コメント

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  • コメント (1)
    • キジトラさん
    • 2015年 10月 07日

    チンパンジーがパン・ギムンみたいなヒトモドキと一緒に並べるなって怒ってる

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