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アメリカプロバスケットリーグ「人種差別に反対したやつは出場停止もあり得る」

アメリカがいま揺れています。国歌斉唱のタイミングで膝をつき、人種差別に反対する旨を示す行為がプロスポーツ界でムーブメントになっていますがNBLはそれを前もって否定。一体どうなる。



【9月30日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は29日、全30チームに対し、国歌演奏時には選手の起立を徹底させ、例外は認めないとする文書を送った。スポーツ専門チャンネルESPNによると、NBA副コミッショナーのマーク・テイタム(Mark Tatum)氏は、すでにリーグ規則には国歌演奏の際に起立を義務づけることが明記されており、NBAには違反した選手を処罰する決定権があると通達したと伝えられている。

 この文書では「国歌演奏時に起立していない選手、コーチ、そしてトレーナーに対する措置については、リーグ側が決める」とされており、個々のチームには規則を「放棄する権限はない」とつけ加えられている。

via: NBAが国歌演奏時の起立を全チームに要請、米報道 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

img e7ccb015fa28e0c3bca4934a9b0123b182397 アメリカプロバスケットリーグ「人種差別に反対したやつは出場停止もあり得る」

 

膝をつくな!

NBLのメッセージは非常にシンプルです。もしも国家を歌わないならどういうことになるかわかっているな? という脅しです。もちろん既存のルールとしてそういう義務があることはわかりますが、しかし現状のムーブメントを考えると「国歌を否定している」のではなくて「人種差別に反対している」ことは明らかです。

 

にも関わらずこのような連絡をわざわざするということは、NBLは差別反対の運動よりも国歌や ルールの方が大事だと言っていることと同じです。でも、黒人選手がこれだけたくさんいるプロリーグにおいてそういう態度というのはなんだか違和感がありますよね。

 

そもそもなぜこんなムーブメントが起きているのか。それは取りも直さずいまのアメリカに人種差別的な動きがどんどん強まっているから。トランプ大統領の暴言大連発に対して不満が募っているのは当然だし、国歌を歌うことがその気持ちに反することも間違いないでしょう。

 

それに、スポーツというのは昔から特別なものでした。黒人選手であってもその能力が高ければ認められる、ある種の特権的な要素があったのです。そういう人達だからこそこういう時に声を上げられるし、上げるべきなのだと思うのです。

 

にも関わらず、ルールですからと言いたいかのような冷酷な対応に、正直驚いています。わざわざ告知なんかしなくてもいいのに。

 

プロスポーツから始まる反差別運動

私は、プロスポーツ界からこういうムーブメントが起きることに素直に感動を覚えています。日本ではこういう印象は殆どないのではないでしょうか。スポーツ馬鹿といったらなんですが、政治的なこととスポーツはものすごく切り離されているし、そういうことを言うやつはちょっと気持ち悪いというかおかしいやつだと認識されるイメージが凄く強いです。

 

アメリカでアメフトとバスケットと言ったら最も人気のあるスポーツなわけですから、そういう人達が差別反対に対する声明をしっかり出しているということ、そして大統領に怒鳴られようともその姿勢を貫こうとしている事自体が、若い世代にとってはこれ以上ないほど明確なメッセージになっているのではないでしょうか。

 

私はアメリカでのこの運動に大賛成です。人種差別を繰り返す国歌であってはならない。NBLは今回の通達を取りやめて謝罪するのが筋でしょう。





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コメント

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  • コメント (4)
    • キジトラさん
    • 2017年 10月 18日

    差別に反対運動するのは理解できるが

    国家を歌う=人種差別に賛同

    の意味がわからない。他の形で反対表明すりゃいいだろ。
    国家が大統領賛美の内容ならわかるけど違うじゃん。

    • キジトラさん
    • 2017年 10月 18日

    Nblってなんだよ

    • キジトラさん
    • 2017年 10月 18日

    Nbl

    • 774
    • 2017年 10月 19日

    国歌斉唱時の振る舞いに付いてはリーグと労使側との合意により昔からかなり細かく規則が定められている、という経緯があります。リーグ側からの「人種差別に反対したやつは出場停止もあり得る」というメッセージではありません。 
    差別を助長したいなどということは毛頭あり得ない訳で実際リーグはグローバリズムを掲げていますしレブロンジェームズ、ステフィンカリー等NBAの顔を含めて殆ど全ての選手も反トランプ的な考えを表明しています。実際に先日はウォリアーズがホワイトハウスへの表敬訪問に難色を示していましたがリーグ側もこれを強制したりすることはありませんでした
    リーグとして多様性を何よりも大事にしていることを常日頃表明しているしコミッショナーアダムシルバーも選手個々人が自身の意見を公に表明することも推奨しています。言ってしまえば差別などとは一番遠くの世界です。今回のことは主張の方法に問題があっただけです。

    たまたま目に付いた事象を基に推測で文字を連ねるのはいかがなものかと思いますよ。記事にするなら最低限のバックボーンぐらい抑えるのが常識かと

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