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明石家さんま、子どもに遺産は最低限に、残りは寄付。相続税と移転の正義

莫大な財産を持っていると思われるお笑い芸人のさんまさん、子どもに残す遺産は小額にして残りは寄付するとのこと。相続問題はよく聞きますが、そういえば相続税ってそもそも何であるのでしょうか。移転の正義についても触れます。



 お笑いタレントの明石家さんまが18日、フジテレビ系バラエティー番組「ほんまでっか!?TV」(後9・00)に出演し、死に際して2人の子供にある程度の財産を残し、残りは寄付することを明かした。

 番組では「死後の世界」について特集。出演者に「自分が死ぬ前にお金は家族に残す派?全部使い切る派?」と問いかけた。

 マツコ・デラックスは使い切る派で、「家族いないもんね。無趣味だし。友達もいない。どうやって使っていいか分からない」と弱々しく話した。さんまは残す派で、IMALUら2人の子供の名をあげ、「苦労しない程度には残したい。でも、今考えてる。渡そうか、渡したらダメになるんじゃないかとか。まだ言ってない」とし、「あとは寄付しようと思ってる」と明かし、共演者の驚きを誘った。  さんまは淡々と「最後の最後に残った金は寄付するよ。子供には少ない」と子供たちに残すのはあくまでも最低限の額であることを述べた。

via: さんま 子供の遺産は最低限で残額は寄付/芸能/デイリースポーツ online

 

雑感

さんまさんのような資産を持っている方が全てを相続させるのではなく、社会に寄付するというのは非常に良いことだと思います。誰にとってかというと、社会にとって。もちろん相続人たちからすればあればあるほど嬉しいでしょうが。

 

寄付の文化は本当に日本では中々浸透しませんね。ちなみに豊かな国だから寄付が多いというわけではなく、ミャンマーなんかはいわゆる途上国でありながら収入における寄付の割合が世界で一番高いそうです。

 

專門ではないので詳しいことはわかりませんが、文化が違うというのは正にこういうところに現出するように思います。

 

相続ってなに?

さて、よくドラマなどでも泥沼な事件として演出される相続問題。一般には財産の所有者が亡くなった場合に、その持っていた財産の半分が(いるなら)配偶者に、そして残りは子どもたちに均等に配分されます。

 

ここで最近取り上げられる様になった問題の1つ、非摘出子です。要するに、愛人との間に生まれた子どもはその相続を受け取る権利があるのかという問題です。最近改正された民法では権利があるとされましたが、それまでは嫡出子の半分しか権利がありませんでした。

 

相続税とは

というわけで、そんな事情なものですからよく昼ドラで取り上げられては怨念渦巻く演出がされていたわけです。ところで、そんな時にあまり悪役としては出てこない相続税。これって一体どんな税なのでしょうか。

 

 明石家さんま、子どもに遺産は最低限に、残りは寄付。相続税と移転の正義 相続税の計算方法 | やさしい税の話 | 一般の方へ | 東京税理士会 | 公式サイト

 

こちらに非常にわかりやすくまとめられているので確認してみましょう。まず一言で言うと、3000万円以下の相続にしか税金がかからないということで一般庶民にはあまり縁のない話だということです。

 

それ以上の場合には控除が多少あって、その残った額を分けた後の金額ごとに税金が掛かるようなシステムになります。お金持ちの遺産ほど高い税金が掛かるということですね。

 

相続税の正当性

しかし、一体どうして相続税というのは認められているのでしょうか? 単に親から子へと財産の所有者が移転するだけであるようにも見える相続という一連の流れにはなぜ税金の発生が起きるのでしょうか。

 

それを考える方法の1つが、財に対する所有権を正当化するための3つの理論です。つまり「これは正に私のものである」と言うためには3つの原則のどれかに適合した形で取得したものに限るという考え方です。

 

img01 明石家さんま、子どもに遺産は最低限に、残りは寄付。相続税と移転の正義

 

それは、「取得の正義」「移転の正義」「匡正の正義」という原則です。この場合で問題になるのは、移転の正義です。財の所有権が移転した際に、その移転に正義はあったのかという指摘が可能なんですね。

 

そして、相続というのは「自分は何もしていないのにその財を手に入れた状態」になるわけですから、これは法哲学の観点からは正義に適っていないと言えるのです。

 

これはあくまで所有権に関する1つの哲学的考え方です。極めて古典的なものですが現代もその意味は色あせていません。

 

ということで、そのような財の移転に対しては完全に相続人に権利が属するわけではないので、政府による課税の対象になるわけです。これは、お金持ちの子どもがお金持ちであり続けるというような格差の固着を防ぐ役割もあります。

 

まとめ

というわけで、さんまさんが遺産を最低限にして残りは寄付というのは、寄付の送り先を自分で選べるという意味では徒に政府に相続税として持っていかれるよりも気分のいいお金の使い方かもしれませんね。





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