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佐世保バーガー、よこすか海軍カレーなど御当地B級グルメについて

B級グルメと意識高い系

B級グルメには意識高い系物語がモレなくついてくるし、焼きそばばかりで食傷気味だ…

 

との記事をコンサルタントの常見陽平氏が書いていました。B級グルメで焼きそばって富士宮焼きそばくらいしか思い浮かばないんですが、Wikipediaで「B級グルメ」を調べてみたところ、確かに乱立しているみたいです…

 

 佐世保バーガー、よこすか海軍カレーなど御当地B級グルメについて B級グルメにもれなくついてくる気持ち悪い意識高い系物語

 

常見氏は、「別にご当地の食材でもないし、歴史的な背景があるものでもないので、意識高い系物語をつけないと売れないんだろう」的な指摘・分析をしています。

 

B級グルメについてそんなに詳しくないので、そう言われるとそうなのかなぁとも思ってしまいますが…ご当地グルメ界はそんなに甘くはないようです。



B級グルメと意識高い系

ちょうどYahoo!ニュースで、成功と呼べるご当地レトルトカレーは5%しかない」って記事が紹介されていました。具材のチョイスや、味の調整など、商品開発努力が重要だ、と。ブランド力をつけて、全国に知れ渡るようになるためには、意識高い系の物語くらいじゃ通用しないってことなんでしょう。

 

暑くなってくると無性に食べたくなるカレー。核家族や単身世帯が増えた近年、具材からコトコト煮込んで調理する機会が減ったという家庭もあるだろう。その代わり、袋を温めてご飯にかけるだけの簡単便利なレトルトカレー人気が高まっている。

 レトルトカレーは10年ほど前から味や種類が増え続け、いまや市場規模は759億円(富士経済調べ/2013年)に及ぶ。地方の特産物を混ぜて売りにした“ご当地カレー”は、その土地を訪れなくてもスーパーや百貨店、ネット通販等で気軽に手に入る時代となった。

 いったい、どのくらい種類があるのか。カレーの商品開発や飲食店プロデュースなどを行うカレー総合研究所の井上岳久所長に聞いたところ、人気の裏側にある驚くべきビジネスの実態が明らかになった。

「全国各地のご当地カレーは、少なくても2000種類はあると思います。でも、山のように新商品が生まれては、山のように消えていく厳しい世界。毎年200~300種類ぐらいが入れ替わり、成功しているのは全体の5%程度ではないでしょうか」

 井上氏の元にも、レトルトカレーの新商品開発や味の改良などに関する相談がいくつも舞い込んでくるが、気乗りしない案件も多いという。

「レトルトカレーは自分の町をPRして地方創生につなげるには一番分かりやすい商品です。また、100万円もあれば初回ロット分ぐらいは開発・製造でき、うまくいけば売り上げも回ってくるビジネスです。

 しかし、レトルトカレーはすでに肉や魚、野菜など世の中にあるほとんどの食材を入れ尽くし、味も一巡してしまった感があります。しかも、何でもかんでも特産物を入れれば売れる時代は終わり、クオリティーが求められています」

 味のベースとなるカレーのルーにもこだわりは必要だ。「ニンジンを入れるならニンジンに適したカレー、鰤(ぶり)を入れるなら鰤に合ったルーを研究しなければ味がついてこない」(井上氏)という。

 そして、どんなに美味しいカレーが完成しても、全国の消費者に手に取ってもらい、リピーターを増やし、あわよくば地元へ観光客を誘致する――。そこまでブランド力をつけるのは並大抵のことではない。

via: ご当地レトルトカレーの開発 成功と呼べるのは5%しかない│NEWSポストセブン

 

佐世保バーガーやよこすか海軍カレー

ご当地グルメで面白いのが長崎県佐世保市の「佐世保バーガー」です。2003年くらいから有名になりだした佐世保バーガーですが、決まった形・スタイルというものはありません。

 

  • ・手作り
  • ・作り置きをしない
  • ・佐世保市内で販売される

 

っていう条件を満たせば佐世保バーガー。

 

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意識高い物語とか、産地とか…そういうのと無縁に、地域ブランドを作り上げた例と言えるんじゃないでしょうか。

※佐世保市内じゃなくても佐世保バーガーを名乗っているところはありますが、「佐世保バーガー認定制度」の枠外

 

ちなみに、佐世保バーガーとは対照的に、横須賀の「よこすか海軍カレー」はレシピを統一しているらしいです。横須賀市内のいろんな店で提供されるのに、味は同じ。

 

街のイメージに沿っている

佐世保バーガーとよこすか海軍カレーは、B級グルメ・ご当地グルメの成功例と言えるでしょう。歴史的にそんなに古いものでもないし、ご当地の食材を使っているってのをウリにしているわけでもないし、意識の高い物語とかも(たぶん)ないし。両方の共通点は、海軍の街っていうイメージにうまく乗っけているところでしょうか。街のイメージに沿ったグルメ作りって大事。

 

個人的には、常見氏がいうような「昔ながらの名物さがし」は限界があると思うし、新しい試みはどんどんやってもいいとは思う。ただ、街の雰囲気とかに合わせて作らないと売れないんだろうねぇ。

 

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