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共産党躍進は「ぬか喜び?」 選挙の大義は「700億円」では計れない

選挙関連の記事ばかりで食傷気味になるほど、新聞でもニュースでもこぞって今回の選挙についてコメントを述べています。様々な反応がありましたが、一時大きく取り上げられたのが「700億円とも言われる選挙費用に大義はあるのか」というものでした。果たして?



 

自民も若干減らし、野党もさして増えなかった今度の選挙だが、いったい、何のために700億円もの税金を使ったのか。安倍に白紙委任状を渡すための儀式みたいなものだから、どうにもならない。

 それなのに浮かれているのが共産党だ。公示前勢力の8議席を21議席に増やしたことで喜んでいるが、共産党の躍進に果たして、どれだけの意味があるのだろう。

 単独で法案提出が可能になる20議席を超えたことに関し、志位和夫委員長は「非常に重要な成果。有効に生かしたい」と胸を張っていたが、これぞ、歪んだ選挙を象徴している。

「今回は与野党の対立構図が見えづらく、有権者も投票先を決めあぐねていた。現政権にお灸をすえたい。しかし、投票先がない。それで共産党に票が集まったのが実情でしょう。共産党に政権を取らせようと本気で考える有権者はほとんどいないでしょうから、消去法の民意なんです」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

“健全な野党”を標榜している共産党だって、政権を取る気はない。本気で政権を取るつもりならば、野党共闘しかないのは歴然なのに、そうしない。結局、共産党の存在が野党への票を分断させ、安倍自民党を勝たせたようなものなのだ。

「沖縄で『野党共闘』を実現させ、小選挙区を制したことは評価できますが、それだけでは何も変わらない。『野党再編』まで歩を進めなければ、共産党が議席数を増やしたところで意味がありません」(鈴木哲夫氏=前出)

 意味のない共産党の躍進は、今度の選挙のむなしさの象徴なのである。

via: 共産党 「意味のない」議席増に浮かれる虚しさ – ライブドアニュース

 

状況整理

さて、とにかくこの数週間のニュースを賑わせ続けた選挙が終わりました。結果としては、おおよそ選挙前と変わらない図式が残ったというところでしょうか。細かい論点を洗い出すとたくさんのコメントができそうです。

 

が、今回絞りたいのはこの引用記事への反応です。700億円もの税金への使い道に対する疑問、共産党の躍進に対する「歪んだ選挙」という発言など、色々考える余地がありそうだからです。

 

700億円の使い方

さて、多くの人がネットを経由してこの選挙にかかる費用が「700億円にも昇る」という情報を知っていたのではないでしょうか。中には、この700億円があったら○○に関する予算が十分捻出できるのに、こんな選挙は本当にうんざりだというコメントも多く見受けられました。

 

この手の発言、というか考え方は軍事費なんかでもよく取り上げられますよね。戦闘機を一つ購入するのに何億円とする、このお金を○○に使えば〜という考え方ですね。気持ちはとってもわかるのですが、こればっかりは考え方を少し考える必要があるように思います。

 

分野によって、用いられる単位はまるで違うからです。別にその戦闘機が買われなかったとしても、その予算がそのまま他の分野にいくわけもなく、何百分の一に希釈されたものが「もしかしたら」回ってくるかもしれない、程度のものです。

 

この話は置いておくにしても、やはり「選挙費用が700億円かかる」ということは問題ではないように思います。血税を使ってなんでこんなことをするんだ、と思うかもしれませんが答えは簡単です。「民意を問う」というのは、常に民主主義の最も根幹であり続けた価値だからです。

 

逆に、この700億円を削減するために「選挙はやめておきましょうか、お金もかかるし」ということがあるとしたら、その方が大問題だと思いませんか? 確かに「する必要はなかった」かもしれないですが、そんなイレギュラーも含めて「たとえ700億円かかるとしても、選挙によって民意を伺うことを忘れてはいけない」でしょう。

 

共産党の躍進について

確かに引用記事のいうとおり、共産党に対する熱烈な支持のもとにこんなに票が集まったとは言いがたいでしょう。しかしながら、このように野党が力を持つことは決して悪い方向ではないとうことを確認しておきたいと思います。

 

何度かこのブログでも取り上げていますが、野党の野党たる目的は「与党とは違う価値の提供、そのための政策案提供」です。これだけが全てではなくて、他にも選択肢はちゃんとあるんですよ、という意味合いを持っていないといけないんですね。

 

翻って現在の野党を見るとどうでしょう、適切な「反対案、代替案」を出せないままにイタズラに与党を批判するばかりで「これだったら自民党の方がまだマシだ」と思われているように感じます。

 

野党、としてのあるべき価値を最大限示しているのは「思想」がしっかりしている共産党。というのがこの選挙で見えてきたことだと思います。もちろんマスコミの報道にも偏りがあるのかもしれませんが、なんにせよ「党」としての姿勢が明確に見えない現在の日本の政治は正直どこも中途半端、とりあえず自民党に入れておくかという方向に動いているでしょう。

 

まとめ

何よりここで確認しておきたいのは、700億円には意味があったということです。たとえ「一見わけのわからない選挙であったとしても、民主主義のために支払われた」ということなんです。無駄遣いのように見えたとしても、そこには意味があったと考えます。

 

もちろん白紙委任状ではない、と言いたいところですが選挙を行った上でこれだけの多数を取れてしまった以上、自民党に確かな権力が付与されることも民主主義においては当然のことです。これを何かおかしいと思うのであれば、野党の野党たる役割がきちんと取り戻されるように祈る他ないでしょう。

 

日本の政治の最大の問題は、「野党不在」なのではないか。筆者はそのように考えますが、みなさんはいかがでしょうか。

 

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コメント

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  • コメント (2)
    • キジトラさん
    • 2014年 12月 19日

    >この話は置いておくにしても、やはり「選挙費用が700億円かかる」ということは問題ではないように思います。血税を使ってなんでこんなことをするんだ、と思うかもしれませんが答えは簡単です。「民意を問う」というのは、常に民主主義の最も根幹であり続けた価値だからです。

    全くその通りだと思います。選挙にかかる費用は民主主義を維持する為に必要なコスト。
    そのコストに、無駄なんてありません。絶対に必要なコストなのです。
    衆議院解散は総理の専権事項。これも民主主義の理念に基づいて考えられた制度です。
    そこに大義がないとか他人が文句言うのはおこがましい。
    国民に芯を問う。これほどの大義が存在するとは思えませんから。
    だから文句言うのは実は無理やりすぎるんです。
    してほしくない解散をされた悔しさだけです。悔しさをぶつけてるだけなんですよ奴らは。

    野党もマスコミもアホばっかりです。
    この忙しい時に何故選挙?とか、700億かかるから無駄とか。
    じゃいつだったらいいの?どの期間あけたら無駄じゃなくなるの?というシンプルな問いすら頭に浮かんでいない。それを知ってか知らずか。とにかく論理的な攻めじゃない。
    感情でしか責められないというのは本当に馬鹿!と言われても仕方ないと思います。

    >翻って現在の野党を見るとどうでしょう、適切な「反対案、代替案」を出せないままにイタズラに与党を批判するばかりで「これだったら自民党の方がまだマシだ」と思われているように感じます。

    そうですね。で、消極的な選択だろうがなかろうが信任されたという事実は変わらない。
    自民党がいいからじゃなく野党がだめ。その通りです。
    でも、その結果、国民は自民党を支持したんです。これは結果です。

     日 本 国 民 は 自 民 党 を 支 持 し た 。

    この事実にあーだこーだ文句言っても何も覆らないし何も説得力はないと思います。

    >野党、としてのあるべき価値を最大限示しているのは「思想」がしっかりしている共産党。

    まあ私から見れば非常に危険な政党だと思いますけども(笑)

    アンチ自民は何故公明党に投票しなかったのでしょうか?
    共産党がいくら躍進しようと21議席。微々たるものです。どれだけの力になるか。
    そんな政党に大事な一票を投じるなら与党内野党の立場を持つ公明党に躍進してもらったほうが
    自民党に対する楔としては十分に機能すると思います。
    私はそう思いますが、おかしいのでしょうか?
    (ちなみに私は学会員ではありませんので・・・一応言っときますね:笑)

    >何よりここで確認しておきたいのは、700億円には意味があったということです。たとえ「一見わけのわからない選挙であったとしても、民主主義のために支払われた」ということなんです。無駄遣いのように見えたとしても、そこには意味があったと考えます。

    これを無駄遣いという人はもれなく頭悪いレッテル貼っています(笑)
    馬鹿しか言わないから。疑問すら感じないバカなんです。呆れてしまいます。

    >日本の政治の最大の問題は、「野党不在」なのではないか。筆者はそのように考えますが、みなさんはいかがでしょうか。

    いやいや、公明党は与党内”野党”だと思っています。
    自民党の暴走に唯一楔を打てるのは公明党だけです。
    だから国民は自民党をうまく使うと同時に公明党もうまく使わないといけない。
    そのコントロールがうまくいけばちょうどいいバランスで政権運営されるんじゃないでしょうか?

    今の野党はいないも同然です。
    特に民主党は議席を伸ばしましたが投票した人は何を期待したのか不思議でなりません。
    あのうちわやらSMバーの印象がきつい。政治で遊んでいるようにしか見えないんです。
    で、困ったことに当人達はマジです(笑)。その程度の仕事しか期待できない困ったちゃん。

    とにかくこれからの日本は好む好まないに関わらず自民党に託すしかない。
    自民党に不満があれば公明党をうまく使う。
    以外の野党なんてディスプレイされたマネキンですから。期待なんてしちゃいけません。
    不在だ!なんじゃなくて不在です、でいい。全て肯定しましょう。
    私の中では民主党政権の無様な姿を見てしまったからには、これから二度と野党には政権を
    とらせたくありません。民主党以外も同じですよ。
    ろくに政権運営なんてできないです。

    だから気を迷っちゃダメです。野党に期待しちゃダメです。野党はいないものと思いましょう。

    • あずさ
    • 2014年 12月 25日

    >まあ私から見れば非常に危険な政党だと思いますけども(笑)

    私から見ると自民も公明も民主も維新も非常に危険な政党でまともな政党は共産党くらいしかないと思いますね。

    >共産党がいくら躍進しようと21議席。微々たるものです。どれだけの力になるか。
    >そんな政党に大事な一票を投じるなら与党内野党の立場を持つ公明党に躍進してもらったほうが
    >自民党に対する楔としては十分に機能すると思います。

    あなたの言う事は矛盾してますね。
    共産党の割合は21/475もあるのですよ。
    しかし小選挙区1人辺りの有権者は30万人以上
    たった一票で当落を左右するなんてまず有り得ない。
    「どれだけの力になるか」を言い出すのなら、まずたった一票で政治を動かすことの力の無さを指摘するのが先決でしょうに。
    この人は野党叩き先にありきで矛盾に気付いてないですね。

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