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連鎖する奨学金破産…誰が悪いのか、借金地獄の低賃金労働

大学に行って良い仕事に就く、そんな期待を持って借りた借金は生活の全てを壊していった。連鎖する借金地獄を生んだのは一体誰なのか。



 「父さん、迷惑かけることになってごめん」  大阪の実家から私立大の国際関係学部に通い、卒業して3年半。奨学金を返せず、自己破産するという。入学金30万円や毎年100万円の授業料、通学費などのため、計800万円余を借りた。機構の調査によると、大学でかかる1年間の費用は「私大・自宅生」で平均約177万円。 写真・図版 東京にいる息子は計800万円余りの奨学金を借りた。うち576万円は有利子で、大学卒業後は利息も上乗せして返してきた。大阪の父親は「入学した時はこんなことになるとは、想像もしなかった」と振り返る(画像の一部を加工しています)  息子がいま働いているマーケティング会社の手取りは月20万円ほど。家賃などを除くと、奨学金を返す4万円が重い。機構に返還猶予を求めたが、年収300万円以下の条件をわずかに超えた。延滞が3カ月に迫り、「個人信用情報機関に名前が載りますよ」と告げられた。20年返し続ける自信がなくなった、という。  「お前がええんやったら、しゃあない」 家計が苦しくても、「進学したい」という息子の希望はかなえてやりたい――。そう思い、日本学生支援機構の奨学金を借りた。「まさか、こんな形で返ってくるとは」。父親は戸惑い、自らも自己破産する道を選んだ。  息子が大学に入ったのは09年春のこと。就職難の時代、せめて大学に進まなければ職業の選択肢は限られる。息子は進学を希望したが、男性はその数年前、当時勤めていた会社を辞めていた。経営が悪化し、給料が半分ほどに削られたためだ。その後も職を転々とし、1年ほど見つからない時期もあった。中学生の娘もいて、家計は苦しい。奨学金を借りてもらうしかなかった。  息子が自己破産を申し立てた直後の17年3月、男性のもとに機構から1通の封書が届いた。 写真・図版 息子が自己破産手続きを始めたのを受け、大阪の男性のもとに届いた日本学生支援機構の通知書。「今後は連帯保証人様より返還していただきます」と書いてある  〈あなたが連帯保証人となっている奨学金の返還につきましては、ご本人は支払不能の状態のため、返還していただくことはできません。今後は連帯保証人様より返還していただきます〉  請求が回ってくることを告げる通知だった。でも、パートに出る妻と合わせた年収は300万円ほど。800万円はとても背負えない。4カ月後、息子に続いて自己破産した。  「お金がなくても大学に行けるようにする奨学金が、こんな重荷になるなんて」 写真・図版 奨学金の返還誓約書。人的保証だと連帯保証人と保証人も署名する(画像の一部を加工しています)  本人、連帯保証人と続けて自己破産したため、最後は保証人に請求が回る可能性がある。男性は時折、保証人になっている父(91)に連絡を入れる。年金暮らしで、資産と呼べるものはない。請求がいかないように、と祈る思いでいる。(阿部峻介、諸永裕司)

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奨学金という病

日本の奨学金が通常言われるべき奨学金でないことは非常に有名です。なぜならばこれは単に借金だからです。なぜこれをローンと呼ばないのか私には全く理解できません。奨学金というのは本来勉学をするために無利子あるいは返還不要の形で支給されるべきお金です。なので有利子で貸しているというのはもう全く意味が分かりません。

 

一体なぜこうなってるのかということは別にしておいても、とにかく帰すことのできない借金があるというのは非常に辛いことです。普通の借金であればいかにも本人のせいだという感じがするのですが、奨学金というのはちょっと違いますよね。なぜなら彼らは遊びのためにお金を借りたわけでもなければギャンブルのために借金したわけでもないからです。カメラは大学で学ぶためにお金を借りたのですから、安易に否定できない部分があるように思うのです。

 

なぜなら彼らは働くためにお金を借りたからです。今の時代大学を出ていないとなかなか良い仕事につけない以上リスクを背負ってでも大学に行こうと思うのは当然のことです。実際大卒以上でないと受けることすらできない会社というのもあるのですから、決して間違った判断ではなかったように思います。恐ろしいのは大学を出てからもまともな仕事に就けなくなっている昨今なのです 。

非正規雇用の闇

そう最大の問題は今の労働環境なのです。大学を卒業してからの就職が実に4割非正規雇用だというのです。そうじゃない場合でも給料が低かったり長時間労働だったりすることで、今若者はボロボロです。大学を卒業したらなんとかなると思っていたらそうですらない。いったい彼はどうすればよかったのでしょうか。彼を産んだのは誰なのでしょうか。働くために彼が学校に行こうとしたことは間違った判断だったのでしょうか。

 

お金を借りておいて返せないというのは甘えだということは非常に簡単ですがそれは同時にこの問題そのものを全く理解しないことでもあるように思うのです。甘えだと言うからには彼の考えの浅さがあるはずですが、本当に彼の考えにはどうしようもないほど愚かなところがあったのでしょうか。一歩間違えれば多くの人が同じような状況に陥ったのではないでしょうか。

 

就職氷河期のことを思い出してください能力には一切問題がないのにただ時代が彼らの仕事を奪った。そういうことは良くあったはずです。今と同じぐらいの学費だったとするならば奨学金を返済できなくなった人も多かったでしょう。こういう問題を構造的に捉えずに個人の責任に帰する時私たちは非常に重要な観点を失ってしまいます。このシステム自体が彼のような人間を産んでるのであれば彼が問題なのではなくてシステムが問題なのです 。





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