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社会主義と政治の腐敗。自由民主主義という妥協。世界の腐敗度ランキングを見てみる

政治の腐敗、そんな残念なランキングがハフィントンポストによって報じられています。優秀賞は想像通り北欧ですが、日本は175位中15位。思ったよりも健闘していると言えるような気もします。さて、どんな傾向が見えてくるでしょうか。

 





政府や企業の汚職問題に取り組む非営利組織「トランスペアレンシー・インターナショナル」(TI)が、2014年版の腐敗認識指数(CPI)を公開した

冒頭のマップは、各国の腐敗レベルを示している。双方向マップになっていて、マウスオーバーすると国名と指数、順位などを知ることができる(TIは「腐敗」を、公務員や政治家が「与えられた権限を濫用して私的利益を得ること」と定義している)。

TIは、国家統治を専門に研究している12の独立組織からデータや専門家の意見を得て、「賄賂がどれほど蔓延しているか」「汚職に対して国家は訴追を進めているか」「基本的人権の保証など、政府は国民のニーズにどう応えているか」といった要素に基づき、175の国と地域をランク付けした。

マップを見ると、北米とヨーロッパの国々は、南米、中央アフリカ、アジアの国々と比べて、比較的腐敗が少ないことがわかる。

世界で最も腐敗した国と評価されたのは、海賊が頻繁に現れることで知られるソマリア北朝鮮だ(ともに8点で同率174位)。逆に、腐敗度が最も低かったのはデンマーク(92点で1位)、次いでニュージーランド(91点で2位)となっている。

なお、日本支部のサイトによると、2014年の日本の腐敗指数は76点/15位。昨年の「74点/17位」から上昇している。輸出相手のトップ4の順位は、アメリカ17位、中国100位、韓国43位、台湾35位。輸入相手国トップ5では中国(同)、アメリカ(同)、オーストラリア11位、サウジアラビア55位、アラブ首長国連邦25位。 なお、アジアでベスト20に入ったのは、シンガポール(84点/7位)、日本(76点/15位)、香港(74点/17位)。

 

via: 世界の腐敗度ランキング、最悪の国はアフリカとアジアのあの国 日本は?

 

状況整理

まずは簡単に状況を整理しましょう。まずは「腐敗度の定義」とは何でしょうか。それは、公務員や政治家が「与えられた権限を濫用して指摘利益を得ること」とのこと。いわゆる、袖の下、や縁故贔屓なんかがあてはまりそうですね。

 

ほかにも、汚職への訴追や基本的人権の保障などの12の基準で175カ国を評価したようです。この中で、中国やロシアが極端に低い数値を持っていることは特筆に値するでしょう。

 

社会主義の盲点

社会主義というと、今ではすっかり「夢物語」として扱われることが多くなりました。現実にはあり得ない理想郷だ、というものです。(そもそも理想郷なのかどうかはちょっと判断がつきかねますが)

 

その理由に一つに、まさにこのマップから見て取れる傾向があるのですね。現代の社会主義国家といえば、ロシアや中国、北朝鮮がすぐに浮かぶかと思いますが、予想通りどれも暗澹たる結果。ロシアはヨーロッパの中で圧倒的最下位、なんと中国の100位を下回り136位という結果です。

 

まさしく、「政治が腐敗しやすい」ことこそが、社会主義の最大の障害の一つと言えるでしょう。中央集権的に権力をを拡大させる過程の中で、一部のエリートと「周辺領域」としての一般国民に分かれるシステムには限界があるのかもしれません。

 

社会主義の祖とされるマルクスは、資本主義が発展する形で社会主義→共産主義へと移行すると考えていました。しかし、特に社会主義→共産主義の移行は現実にはまるでうまくいっていません。

 

資本を個人が所有する時代→中央集権的に所有する時代→全員で所有する時代への過渡期としての社会主義では、エリートが力を持ちすぎてしまうのですね。

 

民主主義という妥協

それに対し、民主主義では特に「権力」に対するチェック機構がしっかりしていることが求められます。何にどのくらい使っているのか、クリーンな運用がなされているか、それは国民のためになっているのか、など「意識」の問題だけではなく「システム」としてもきちんと整備されています。

 

社会主義の「管理経済」に対する批判にも当てはまることですが、「もしも本当に可能ならすごいけど、実際には絶対無理」なことに挑むことは勇気ではなく蛮勇でしょう。

 

ちなみに管理経済では、「国民が何をどのくらい望むのかを完全に把握した上で生産を行う」という極めて難しい前提が置かれることから批判の的になっています。

 

これに対して自由経済では、それぞれの需要や生産に対して常に動的に反応し続けることができ、結果的には無謀な管理経済よりも無駄が少ないと言われています。(もちろん自由経済にも多くの死荷重=ムダがあるわけですが)

 

これと同じように、全員を一つの目的に向かって歩ませることには無理があるわけです。時代によっても、個人の好みによっても、そもそも一つの目的というものを同定するのは「不可能」なのにそれを行おうとするところに社会主義の不可能性があるのでしょう。

 

まとめ

民主主義自由経済は決して完璧なシステムではありません。「完璧と比べて」無駄(時間やお金などのリソース)が生じるのは事実です。しかしながら、「社会主義と比べて」無駄が生じるということはないでしょう。

 

現代では様々な意見や考え方がニュースや新聞にとどまらず、多くのメディアで送受信が可能です。そこでは立脚点を異とした意見の対立が多く見られますが、それこそが民主主義における極めて重要なファクターです。

 

有象無象の意見やアイディアを出し合って、議論(ないし罵り合い)をすることが出来る環境があること自体がよく、権力に対して対抗するための術が多いこともまた、行政の実施に時間がかかるというデメリットがあったとしても、やはり意味のあることなのです。

 

チャーチルの有名な言葉に、「民主主義は最悪のシステムであると言われる。今までの全ての政治体制を除いて、であるが」というものがあります。(It has been said that democracy is the worst form of government except all the others that have been tried)

 

さて、民主主義には選挙という制度もついてきますが、皆さんはこの「最悪のシステム」の中で誰にその信を託すのでしょうか。民主主義の良さを語ったあとに現実の政治を見ると、筆者はいつも眩暈がします。

 

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コメント

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  • コメント (1)
    • キジトラさん
    • 2014年 12月 09日

    アベノミクス=国家統制経済=社会主義

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