2ch PC スマホ iPhone Android WindowsPhone ガラケー ガジェット ニュース 壁紙

障害者と健常者の関係はどのようにあるべきか 

障害者と健常者の関係

特定社会保険労務士・CFPの榊裕葵さんが、ブログで障害者と健常者の関係はどのようにあるべきか、というテーマの記事を書いていました。

 

榊氏がこのトピックを考えるに至ったのは、「足が不自由な女性を介助しようとした京都の市バスの運転士が、その女性から罵倒された」という出来事があったからだそうです。

 

なんとも悲しい事件。



障害者のプライド

自分のことは自分自身でやりたい・健常者から助けられるのはプライドが許さない…そのように考える障害者(やお年寄りなど)がいるってのは事実です。その心情も痛いほどわかります。

 

ただ、手を差し伸べようとしている人を罵倒するってのは、ちょっといただけない。 その女性も何かイライラすることがあって、つい怒鳴ってしまったのかもしれません…。しかし、このようなことに一度遭遇してしまうと、障害者と接することが非常に億劫になってしまうってのも事実。こういうことが起きれば起きるほど、障害者と健常者の乖離が進んで、互いが住みづらい社会になってしまうかもしれません。

 

障害者雇用促進法

労働制度などのプロフェッショナルである社会保険労務士の榊氏は、障害者雇用促進法を例にあげながら、お互いがよりハッピーになれる方法などについて述べています。

 

「障害者だから」とか「健常者だから」とかいう区別以前の問題で、互いを人間として尊重しあうことで社会は円滑に進んでいく。これが榊氏の出している結論です。

 

理想論だけど、正論。なかなか実現することは難しいけど、理想を掲げて、それを達成することを目指して動いていくっていうのが大事なんだろうなぁ。

 

一人ひとりが慣れることが必要

ところで…車社会に住んでいるわたしは、日ごろ障害者が困っている場面に遭遇する機会があまりありません。車イスマークをつけた車はたくさんいますが、それぞれ自分で動いているんだよなぁ…

 

ですから、いざ障害者の方が困っている場面に遭遇したらどうしたらいいのか戸惑ってしまいそうな予感。

 

田舎の場合には、高齢者が困っているシーンなんかはよく見かけます。祖母が半分寝たきり状態なので、介助なんかも多少の経験はあります。

 

こういう経験・慣れってのがある程度必要なんだろうなぁとは思います。

 

経験がなければ想像力も働きませんからねぇ。車イスマークがついている駐車スペースに平然と車を停める。そんな人が多いのも、想像力が働かないからなのかなぁとか思ったり思わなかったり(マナー意識の欠如っていえばそれまでだが)。

 

記事引用

先日、京都へ出張して市バスに乗っていたときのことだ。

■障がい者の方から罵倒されたバスの運転士

 

あるバス停で、足の不自由な50歳くらいの女性がバスに乗車しようとしたのだが、乗車口の段差を上がるのに難儀していた。

それを見た若い男性の運転士は、運転席を離れて女性のとこへ行き、女性が段差を上がるのを手伝おうとした。

私は、運転手の行動を心の中で「素敵だ!」と思っていたのだが、次の瞬間、耳を疑ってしまった。

その女性が運転手に対し「ほっといてちょうだい!誰も手伝ってなんて言ってない。」と、大声で罵声を浴びせたのだ。

運転手は席に戻り、女性が着席するのを待ってバスを発車させたが、女性はバスの中でも、大きな声で運転手に対して非難する言葉を投げ続けていた。

■女性の気持ちは分かるが

 

女性の気持ちを察すれば、「私は自分でできることは自分でやりたいのよ。」と思ったのであろうことは理解できる。

しかし、そうであったとしても、私はなぜ運転手が罵声を浴びなければならないのかが納得できなかった。そこで、しばらく時間を置いて冷静に考えてみたのだが、私はこの事件の一部始終を見て、2つの問題点を感じた。

■障がい者・健常者の前に「人」と「人」

 

第1は、女性が運転手を罵倒した行為自体の問題だ。

障がい者の方だから、ということではなく、そもそも「人」と「人」とのコミュニケーションとして、問題があったのではないかということだ。障がい者の方であれ、健常者の方であれ、他人から何らかの親切を受けたならば、辞退する場合であっても、お礼を言いこそすれ、罵倒するなどあってはならないことではないだろうか。

私が見た限り、運転手は「早くしないとバスが遅れてしまうんだよ!」というビジネスライクな対応ではなく、純粋に女性の方を気遣っての行動であった。親切心から女性を助けようとした運転手が、傷ついたり、トラウマになったりしないか私は心配だ。

■価値観と社会全体のバランス

 

第2に、女性が運転手の親切を拒否した結果、本来生じなくてよい社会全体のロスが生じてしまったのではないかということだ。女性が乗り終わるまでバスは発車をすることができず、ダイヤに遅れが生じ、交通量の多い京都の街の中で、後続の交通にも大きな影響が出てしまった。

もちろん、誰もサポートできる人がいない状況であれば、女性がバスに乗り終わるまで待つべきであるし、たとえ時間がかかったとしても女性を非難すべきではない。障がい者の方が安心して公共交通機関を使えないようなことはあってはならない。

しかし、助けようとしてくれる人がいるのに、あえてそれを拒否して、社会全体の流れを止めてしまうのは、「障がい者の方の価値観の尊重」という形で、社会全体として受け入れることが正しいのか、私は考え込んでしまったのだ。

■障がい者雇用にも通じる話

 

私がなぜ、この一件をここまで掘り下げて考えたかというと、社会保険労務士として仕事をする中でも、障がい者雇用の問題に直面することがあるからだ。

障がい者雇用促進法という法律があり、50人以上の従業員を雇用する事業所では、全従業員の2%以上の障がい者の方を雇用しなければならないというルールになっている。合わせて、障がい者の方が快適に働けるような配慮が求められている。

配慮の例として、厚生労働省は「車いすを利用する方に合わせて、机や作業台の高さを調整すること」「文字だけでなく口頭での説明を行うこと・口頭だけでなくわかりやすい文書・絵図を用いて説明すること・筆談ができるようにすること」などを示している。

また、障がい者の方を受け入れる部署の責任者やメンバーに対して、その方のプライバシーに配慮した上で説明をし、協力を求めることも必要であろう。

このように、障がい者の方が安心して働ける環境をつくるために、まずは企業側で、ハード面、ソフト面合わせて体制を整えることが必要だ。

日本全体で見て、まだまだそのような体制の整備が行き届いている企業は多くはないが、努力をしている企業は決して少なくはない。

企業はあくまで、営利社団法人であるので、利益を出さなければ存続できないことが大前提である。同じ作業を行って、健常者の方がやれば黒字になり、障がい者の方がやれば赤字になるのは企業が望んでいる姿ではない。

そうならないように企業は、障がい者の方がやっても黒字になるよう作業方法を工夫したり、同僚がサポートしてチーム全体として成果を出そうとしたりしている。

先日もある事業所で障がい者雇用についての話をしたのだが、経営者の方は、障がい者を法的義務だから頭数合わせて雇用するのではなく、戦力として考えて、能力を発揮できる部署に配属したいとおっしゃっていた。

差別されていると感じて拒絶するのではなく、仲間として、戦力として、障がい者の方を受け入れたいからこそ、企業は特別な配慮をしているのだと障がい者の方も受け止めてくれれば、お互いがハッピーになれるのではないだろうか。

■結び

 

日常生活にせよ、職場生活にせよ、根本的な部分では、障がい者の方も健常者の方も同じで、人間同士のコミュニケーションとして、お互いの立場に立ち、お互いの気持ちを理解しあうことで、何事も円滑に進むのではないだろうか。

健常者の方が障がい者の方を気遣い、また、障がい者の方も健常者の方を気遣う。そうすることで、日常生活であればお互いが快適に過ごすことができ、職場であれば一丸となって成果を出すことができる。それこそが、本当の意味で平等な姿でもあると私は思うのだ。

via: 京都の市バスで足の不自由な女性を介助しようとして罵倒された運転士が気の毒だった件 – 榊 裕葵

 

関連記事

 

5a9de2c4dca6d8e4dec18da4cbc2ad96 障害者と健常者の関係はどのようにあるべきか 




関連記事

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

オススメ記事

副管理人募集

文章書いて金稼ぎたい人募集。ネタはガジェット、政治、経済、法律、貧困、歴史、教育、社会問題、音楽、文学など。ノルマは特に無いので気が向いた時だけ書いてくれればOK。希望者はメールフォームから問い合わせてください。条件を聞くだけでも構いませんので気軽にどうぞ。

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (3)
    • キジトラさん
    • 2014年 8月 10日

    僕は思うんだけどね、ブサイクもブスも低身長もニキビもデブもコミュ障も口臭もワキガもシワも、障害者の延長にあるもので同じだと思うよ
    皆欠点がある、それを障害者or健常者と分断するのはおかしい、ちなみに自分は低身長の障害者です

    • キジトラさん
    • 2014年 8月 13日

    まあよく言うのが障害者はただの特徴だってこと。雇うにしても、その特徴を生かした仕事をさせないと。押さえつけるんじゃなくて。

    • 匿名
    • 2014年 9月 19日

    出会い系サイトで知り合った男性が障害者が健常者を助けるのが、常識だと言われてめちゃくちゃ、腹がたちました。健常者は心療内科だよ。障害者は精神科だよと差別受けて、世の中でこんな人間がいるんだと思いました。恥より、自分の事を健常者だと威張る人間はイカれてませね。最低です。そんな人間って皆さんの意見聞かせて頂けませんか?障害者でも健常者でも同じ人間なのに、差別をする男性は常識ありですか?

広告

おすすめサイト:Freemake YouTube ダウンロードソフト

 



画像RSS





カテゴリー

ブログパーツ

アクセスランキング
ページ上部へ戻る