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児童労働の最悪の形態「少年兵士」過激化するISISの活動

最近少しずつ日本での報道が減りつつあることに脅威を覚えますが、相変わらずISISの活動は活発です。今回大きな問題として挙げられたのが「少年兵士」の組織的な徴収です。児童労働における最悪の形態の一つ、「少年兵士」を「未来兵士」と呼び、今後の長期における戦略の要の一つとして用いるようだ、とLivedoorニュースが報じています。



 

「フォーリン・ポリシー」の10月27日付の報道によると、ISは厳密な組織枠組みを作り、少年兵を募集し、彼らに過激な宗教思想を植え付け、基本的な戦闘技能を教え、西側との戦いにおける新世代の「未来兵士」に育つよう期待している。

via: 基本的な感情を失くし戦場で肉の盾とされるイスラム国の少年兵 – ライブドアニュース

 

児童労働における最悪の形態とは

1999年、国際労働機関であるILOが定めた条約に、このようなものがあります。『最悪の形態の児童労働の禁止及び撤廃のための即時の行動に関する条約 (最悪の形態の児童労働条約)』これには4つに大別された児童労働が示されており、それらの禁止と撤廃に向けた行動目標がその目的です。

 

4つの児童労働とは、以下の4つ。

同条約においいて「最悪の形態」とは、以下の4つに分類される。

  • 強制労働、債務労働、農奴、紛争での子供兵士(強制的な徴兵)、人身売買
  • 買春ポルノに子供を使うこと(児童買春)
  • 麻薬の売買などの犯罪行為に子供を使うこと
  • その他、子供の健康・安全・道徳を外資、心身の健全な成長を妨げる危険で有害な労働(虐待にさらされる労働、炭坑内、水中、危険な高所や閉所での労働、危険な機械を使用する労働、化学物質や高温、騒音にさらされる労働、長時間労働、夜間労働、不当に拘束される労働など。多くは国の法律で別途定められている)

 

via: 児童労働 – Wikipedia

 

今回のISISの組織的な「少年兵士」の徴収は明らかにこの条約の求めるヴィジョンとは異なるものですが、実際少年兵士になるということはどのような問題があることとされているのでしょうか。

 

「少年兵士」という児童虐待

少年兵士になる入り口は様々なパターンがあると言われています。反政府組織によって家族を殺され、「仲間にならなければ殺す」と脅される形で入ったり(この時肉親を殺すことでその気持ちを証明させられることもあり、これにより戻る場所を失わせた上でゲリラ入りさせるという凶悪な手段も多く証言されています)、逆に正規兵だけでは兵力が足りないと判断した国家が少年兵を徴収するケースもあります。

 

実際、子供兵士として働くにあたってやるべきことは、火器の技術発展とともに大きく変わってきたとされています。軽くて子供でも取り扱い可能な小銃(カラシニコフが非常に有名ですね)の登場により、主戦力として数えられるほどの力を得てしまったがために、第二次世界大戦前までの「子供兵士」とはかなり違う役割を持たされるようになりました。

 

また、死への恐怖から逃れるためや暴力性を誘引するために、薬物中毒にされるケースも少なくありません。更に、モラルや教育を与えられるべきタイミングで「暴力」を強力に押し付けられることにより、心が歪むことの問題も指摘されています。この薬物中毒と暴力に満ちた人生(自分自身も凶悪な加害者として生きて来た)が、少年兵士から解放された後の「社会復帰」においても大きな問題となっています。

 

すなわち、暴力的な手段で罪を負わされた上に、その歪んでしまった心のせいで、紛争が終わった後も社会復帰ができない状態になるという二重の苦しみがあるのですね。事実リハビリセンターでも喧嘩の際に容易にナイフを使って相手を殺してしまう、といった事例も報告されています。

 

「ISISの子供兵士」としての怖さ

今回のISISによる徴収という意味では、更にもう一つの怖さがあります。それは宗教による強烈な洗脳という、前述したような少年兵士にはなかったファクターです。

アナリストによると、ISの少年兵が長期にわたって重大な脅威となる可能性がある。なぜなら、学校での正規の教育を受けることを阻止され、反対に、毎日過激思想を学ぶことで人間としての基本的感情を失い、頭の中は信仰のために戦い犠牲になることを神聖視する考えで満たされるからだ。

via: 基本的な感情を失くし戦場で肉の盾とされるイスラム国の少年兵 – ライブドアニュース

 

これは「子どもの人権」という観点から見ると、どこまでもおぞましい行為であり、カントのいう「他者を目的として扱う」といった正義観念からもとうてい受け入れることの出来ない問題です。未来ある子供たちを道具として扱い、目的のための手段として取り扱うことが許されるわけもありません。

 

そもそも信仰というのは洗脳によって作り出すものではなかったはず。海外のムスリムとも沢山会ってきましたが、ISISの目に余る過激さには辟易している方たちばかりでしたし、「これ以上イスラムのイメージを悪くするな」と怒っている方も多いです。この宗教の絡んだ少年兵士問題は国際社会における問題として、間違いなく今後関心を呼ぶものでしょう。

 

まとめ

未来兵士、という言葉にはあまりにも深い過ちが含まれていると言わざるを得ません。そしてそれを盲目的に信じる環境にいることが当たり前だと思っていることへの怖さも感じます。まさしく子供達の「未来」を奪っている側が使っていい言葉ではないはずです。最後に、日本のNGO ACEのサイトからの引用をして終わりたいと思います。

子ども時代は成長の時期。身体や心の健康を保つことはもちろん、教育を通じて生きていくために必要な知識やスキル、社会性を身につけ、将来に備える大切な時期です。成長途中の未熟な身体で重労働を課せられることによって健康が損なわれたり、教育を受けられないことで最低限の読み書きさえできなければ、将来おとなになった時に自立して生きていくことはできません。基本的な衛生に対する知識を身につけられなければ、自分の命を守ることさえできません。児童労働は、子どもが自分の力で命を守り将来切り拓く可能性を妨げる、子どもの未来を奪うことともいえます。

via: 児童労働とは | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)

 

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コメント

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  • コメント (1)
    • キジトラさん
    • 2014年 11月 09日

    ISIS=日本の極左集団

    ISISよりも国内の危険分子の方が問題でしょうに。

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