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アメリカの性差別禁止法がトランスジェンダーを守らないことが明らかに

性差別は男性と女性の間で起きる-そんな基本原則が存在している限り、単純な男性女性という二分法からは抜けてしまう人達が法的に守られなくなってしまいます。



The US Department of Justice is taking the position that the federal law banning sex discrimination in the workplace does not apply to transgender employees. The move that could weaken legal protections for people already experiencing higher rates of biaswas announced by the attorney general, Jeff Sessions, in a memo dated Wednesday and obtained by BuzzFeed. Justice department: sex discrimination ban does not protect transgender people

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性差別と法的対応

アメリカの司法局は、職場における性差別を禁ずる連邦法がトランスジェンダーの労働者には適用されないという立場を明らかにしました。日本と比べると進んでいる、と言われがちな欧米であってもこういう現状だということを教えてくれるニュースです。

 

性差別は基本的に男性と女性との間に起きるものであるという原則を持つため、そのどちらとも言い難い-あるいはそのように区別されたくない人達にとっては、まさに片手落ちの内容になってしまっているということです。

 

なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか。法的な対応というのはどうしてもこういう漏れてしまうものがある、というのが一つの回答になるでしょう。法律というのは、非常に強力なものです。一度機能し始めると簡単には止められません。だからこそ、その内容や対象は厳密に定められる必要があります。

 

性差別を禁ずるものなのですから、今回の法律ももちろん「性とは何か、どういう性が対象か」ということをきちんと明言しないと、この法律が誰にどんな風に適用されるかわからないので厳密に定める必要があります。

 

そしてそれゆえに、トランスジェンダーのような従来の二分法に当てはまらない人達が保護されない形になってしまったのです。とはいえ裁判レベルでは適用されるということも今後ありえるのではないかとは思うのですが。

 

トランスジェンダーという存在

しかし、改めてトランスジェンダーという人達の立ち位置というのが難しいことを思い知らされます。一言で言うと、彼女ら/彼らは肉体と心の性別が一致していない人達というような定義のされ方をします。

 

肉体的には男性だが性自認は女性、あるいはその逆ということです。そうなると、様々な場面で彼ら/彼女らが「どちらなのか」と問わざるを得ない場面が出てきます。例えばトイレ、例えばお風呂というのが最もわかりやすい身近な例でしょうか。

 

彼女ら/彼らは生活のあらゆる場面で「性」によって混乱を受けていると感じます。彼ら/彼女らは社会で差別されていると感じるでしょう。なぜ私達は生きづらいのか、普通の人が感じなくていい苦痛を覚えなくてはならないのか。

 

それを聞いて「変なのはお前たちなのだから仕方ないだろう」ということも簡単でしょう。しかし、多くの場合生きづらさというのは社会の設計の問題です。例えばトイレというのは、男女別である必要はどのくらいあるのでしょうか。全てを個室にして、性が関係ないトイレを作ればそんな問題は解決するのではないでしょうか。

 

こんな風に「そもそも性によって何らかの行動が制限されたり区別されたり」する機会を社会全体が減らしていくことが肝要でしょう。スロープなどに代表されるバリアフリーも同様。段差が無ければ嬉しいのは車椅子の人だけでなく、何かの拍子でつまずいてしまうすべての人達にとって嬉しいでしょう。

 

そんなユニバーサルデザインに、ジェンダーマイノリティの人達を含めていくことは、基本的な平等・公正の概念と逸脱するものではないはずです。





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