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変わらない言論弾圧の現状。意見を述べたら無期懲役。中国とウイグルはどうなるのか…。

現代でも相変わらず行われている言論弾圧の一例です。中国人研究者で、ウイグル族の権利擁護を進めていた方が逮捕されました。国家権力による個人の考えの強烈な弾圧に対して、今後ウイグルでの独立を目的とした運動にはかなり強い抑圧を生んだことでしょう。こんなことが許されるのでしょうか。



 

中国で、少数民族のウイグル族の権利擁護を訴えていた研究者に、国家の分裂を図った罪で無期懲役の判決が言い渡され、刑が確定したことについて、アメリカ政府は深い失望を表明するとともに、中国政府に釈放するよう求めました。

中国では、ウイグル族の権利擁護を訴え、政府の民族政策を批判してきた研究者のイリハム・トフティ氏が国家の分裂を図った罪に問われ、イリハム氏は起訴事実を否認しましたが、2審の裁判所は21日に1審の無期懲役の判決を支持し、刑が確定しました。
これについてアメリカ国務省のラスキ報道部長は21日の記者会見で、「イリハム氏に対する無期懲役の判決に深く失望した」と述べました。
そのうえで、「イリハム氏の拘束で平和的に表明されたウイグル族の声は封じ込まれた」と述べるとともに、中国政府に釈放するよう求めました。
イリハム氏を巡り、アメリカ政府はこれまでも、オバマ大統領やケリー国務長官が、中国当局の対応を批判する声明を出すなど、裁判の行方に強い関心を寄せていました。
また、ラスキ報道部長は、外国の報道機関に国家機密を漏らした罪に問われている中国人記者の高※氏についても釈放を求めるとともに、表現の自由に対する侵害が続いているとして中国の人権状況に懸念を示しました。
(※は、王へんに「諭」のつくり)

via: 米 ウイグル族擁護の研究者の釈放求める NHKニュース

 

状況確認

まずは状況を確認してみましょう。中国のウイグル族の権利擁護を訴えていた中国人研究者が無期懲役の判決を受けました。罪状は「国家の分裂を図った罪」とのこと。それに対してアメリカは、自由に対する抑圧であるとして厳しい批判を向けています。

 

ウイグル族とは

よく中国とウイグル族の関係に関するニュースが流れていますが、具体的にウイグル族とはどんな人たちなのかごく簡単にまとめてみましょう。まず言語が「ウイグル語」であり、これはトルコ系のものになります。さらに、信仰している宗教は「イスラム」です。

 

また歴史的な背景からも、決して「中国」である歴史が長いわけではなく、トルコ系の文化を根強く持っており、現在でも「東トルキスタン独立運動」という形で、国家としての独立に向けて動いているほどの勢力を持っています。

 

事実、2004年にはアメリカで「東トルキスタン共和国亡命政府」が樹立されており、これがアメリカのウイグル問題を注視する理由の一つとなっています。

 

とはいえ、中国側もそれに対しては圧力をかけ続けており、新疆ウイグル自治区とはいっているものの、大量の漢族を入植させることで人口におけるウイグル系の割合を下げる施作などを行っています。

 

独立への強烈な抑圧

と、このように見てみるとかなりの「独立運動」が行われていることがわかると思います。こういった動きに関して、賛意を示した研究者が無期懲役を受けたということで、大変ショッキングなニュースなんですね。

 

とはいえ社会主義国家である中国には、「民主主義的に考えてよくない」という批判が通じないところも問題を大きくしています。原理原則を共有していない相手を説得させることは、やはりかなり難しいと言わざるを得ません。

 

正義論で有名なジョン・ロールズも「そのような協調的な意味ある議論をすることのできないレベルの国にたいしては、豊かな国が率先して成長させるよう援助することで、民主的で建設的な議論ができるようになるのだ」とまで言っています。(文脈はこの際ちょっと無視していますが)話し合うことができるレベルですらないというのが問題ですね。

 

社会主義と、国家

社会主義と資本主義の違いの中で、国家観において最も異なる部分が「個人と集団のどちらを優先するか」という部分です。社会主義とは極めて集団に重きを置いた考え方であり、自己充足的なものを目標としています。そのような原理が存在していると、余計に「集団から抜けようとする」ものに対しての圧力が激しいのですね。

 

もちろんこのような動きは民主主義国家においても同じです。最近ですとイギリスやスペインが、独立運動を抱えていました。どちらも、あらゆる手を使って独立を阻止しようとしています。しかし、決して「無期懲役の罪を与える」という形でそれが行われることはありません。

 

特にスコットランドの方では実際に、法に則って独立に関する選挙を行うなど、極めて民主主義的な方法がとられました。(これに対してスペインは、選挙したとしてもその選挙には有効性がないということで抑えようとしました。これももちろん法に則った方法を取っているという点で、暴力的な抑圧よりははるかに評価されるべきでしょう)

 

まとめ

いまもなお、このような抑圧が存在していることを想像するのはなかなか難しいことです。まるで本やドラマの世界のようだと思いませんか? よく考え、十分に研究した上で、「ウイグル族の自由を強化するべきだ」という結論が出たのです。ただそれだけで無期懲役。未来の全てが断たれてしまったのです。

 

そのような理論が正当性を帯びていないのであれば、他の研究がそれを批判検討して他の結論を出すはずです。それでいいはずなのに、なぜ国家が無期懲役を与えなくてはならないのか。まさしく言論の弾圧と言わざるをえません。

 

日本でのヘイトスピーチも問題となってはいますが、これと比べるととてもじゃないですが「民主主義的である」と思わされてしまうので要注意ですね。他にもっと悪いところがあったとしても、それが現状を「悪くないもの」にするわけではないということを、忘れないようにしなくては。

 

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コメント

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  • コメント (3)
    • キジトラさん
    • 2014年 11月 26日

    >日本でのヘイトスピーチも問題となってはいますが、これと比べるととてもじゃないですが「民主主義的である」と思わされてしまうので要注意ですね。

    ヘイト規制そのものはこの中国のウイグル弾圧と同じようなものです。
    日本のヘイトスピーチ問題は自由だから、民主主義だから起こっている。
    これを大前提に考える必要があります。
    もし、ヘイト規制を行うのであればチベットやウイグルの弾圧と同じになる。
    中身や罪の重さの事じゃないんです。思想の問題です。
    ただ、日本のヘイト問題ってサヨクが在日特権から目を逸らすためのものでしかないから
    この辺は中国とは若干異なります。

    中国は真剣です。真剣にチベットやウイグルを弾圧しています。それも容赦なく。
    でもサヨクの言うヘイト規制は真剣じゃありません。むしろ規制されたらサヨクは困るんです。
    サヨクの根本にある思惑はヘイトスピーチがいつまでも起こって、それを批判する俺たちカッケー
    の構図です。それしか格好よく見せる事もできないしね。だからヘイトがなくなったら困るんです。
    もちろん、ヘイトがなくなれば次は在日特権へ目が移るってのもありますしね。

    民主党のヘイト規制に罰則ってなかったでしょ?
    それって当たり前なんですよ。だって罰則なんて作ったら本当にヘイトなくなっちゃうでしょ?
    ヘイトがなくなって一番困るのはサヨクですから。だから罰則なんて作るはずもない。
    ヘイト反対する俺たちカッケー!というポーズ気取って社会的に優位に立つ。
    そのためにはヘイト大賛成なのが実はサヨクのコアなかんがえなんです。

    日本って平和ですよ。これはサヨクを観ていればわかります。
    甘えの上に成立するわがまま。もう子供なんですよ。

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 26日

    変に抵抗する方が悪い。世界の均質化は止まらない。
    さっさと中国式資本主義を受け入れなさい。

    沖縄とかもさっさと降参してれば20万人も殺されずにすんだのに。
    大日本帝国議会みたいなマヌケ指導者がウイグルの教祖をやっているのが問題。

    • キジトラさん
    • 2014年 11月 26日

    >>管理人
    rssぶっこわれてないすか?
    13 Novあたりから取得できない

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