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差別大国:アメリカ最高裁がイスラム入国禁止令の執行を認める方向へ

最早驚くに値しない、アメリカの終わりを意味する入国禁止令の執行が認められる方向です。なんというか、アメリカも終わっていくのだなという感慨を深めています。



米連邦最高裁判所は4日、ドナルド・トランプ大統領が今年9月に出したイスラム圏や北朝鮮など8カ国の国民の入国を禁じる大統領令について、全面的な執行を認める判断を下した。

via: 米最高裁、入国禁止令の全面的な執行認める – BBCニュース

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アメリカが終わる

多様性の国アメリカは、その国力を常に多様性の中で見出してきた国です。最近のアメリカを引っ張るIT産業などは特にそれが顕著で、Appleもtwitterもgoogleもオリジンが純粋なアメリカ人(そもそもそんな人はいるのか?)ではない人が創り上げてきています。

 

アメリカが誇りに思っていることのどれほどが多様性を維持したからこそ作られてきたのか考えると、今回のトランプ大統領を中心にアメリカから多様性を追い出そうとしている姿には残念な思いがあります。これだけ発達してきて、発達してきたからこそ保守的な流れが来ているのだ倒したら、それはアメリカの今後の衰退を予想させるものです。

 

国力の衰退はここから

今回のアメリカが行ったことが何を生むかというと、一言で言うと今まで引っ張ってこれた優秀な人材が入ってこなくなるということを意味します。どんな国籍の人間であろうと夢とお金を掴みにアメリカに行けば何か新しいことが起きる! そんな期待や希望、人種も何もかも越えた素晴らしい世界であるアメリカはいま終わろうとしています。

 

日本でも最近話題になりましたが、日本の優秀な研究者が中国に引き抜かれました。twitterでは赤裸々に給料の話も出てきましたが、その差は3倍近いもの。500万の収入と1500万の収入なら、最早悩みようがない。優秀な人材は素晴らしい環境にこそ集まるものです。アメリカは今までそのようなポジションを獲得出来ていましたが、これはどうやら大きく潮目が変わりそうな感じです。

 

実際私の友人も、アメリカでのビザの継続が難しくなっていく中で研究拠点を移した人もいます。科学社会学という研究分野では「研究中心地」という考え方があるのですが、イギリス→ドイツ→アメリカと移ってきたこの研究拠点がいよいよ場所を変えるのかもしれません。そして研究中心地がある国はめちゃくちゃ強くなるのが定石ですから、これからどの国がその覇権を握るのか楽しみです。

 

当然ながら、日本がその中心地になることは絶対にありません。大学も研究も国民に物凄く舐められているからです。





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