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「女の身体に社会性ない」卵子凍結をしたキャリアウーマンの悲鳴

女の身体って社会性ない

「恋愛が嫌いとかじゃないし、男いらないとか割り切ってないし、子供作らない、みたいな生き方に決めたつもりもサラサラないけど、どのタイミングでみんな仕事とかちょっと抑えて結婚とかに熱意を出し始めてたの?っていう感じだよ。気づいたら、別に結婚する相手もない、結婚願望もイマイチ育ってない、周りの女友達どころか、男友達すら結婚しちゃってる、ってほんと取り残された」。

結婚願望は相変わらず子宮の奥に眠ったままだが、別に結婚がしたくないわけでも、子供なんかいらないと決めているわけでもない。単に、まだそれについて真剣に考えるのは後にしたい、というのが本音らしい。

そんな彼女も別になんの知識も焦燥感もないかといえば別で、高齢出産の年齢となってようやく何かしらの行動を起こそうと、昨年、独身でもできるプログラムがある医院で、卵子の凍結をしてみた。そもそも不妊治療を手がけるクリニックは、結婚して妊娠を望んでいる人にのみ門戸を開いている場合も多く、なるべく費用を抑える、といった選択肢はそもそも彼女になかった。

img 0c8265573dab82810a8ff0d1d397c8bd329432 「女の身体に社会性ない」卵子凍結をしたキャリアウーマンの悲鳴photo by iStock

初期費用が20万円ほど、数回の採卵とその保存費用などで、合計すると150万円程度かかった上に、毎年保存費用は別途一つの採卵につき数万円かかる。彼女に支払えない額ではなかったが、何より、仕事をしながらやるには何度も通院する凍結は手間がかかった。かけた時間と費用は「念のためのお守り」と考えていた当初のノリでは勿体無いものである。

「しかも、そんなに意味ないっていう人も多いじゃん、たかだかタマゴ数個残しといったって、体外受精うまくいくかなんてわかんないんだし、てゆうかそもそも受精ってなったら相手いないと出来ないしね。

自然妊娠ならシングルマザーでもできるけど、この歳で、自然妊娠結構難しくない?会社入って、落ち着くまで仕事に集中してたら30代になってるし、そこから本当にやりたい仕事見つけてそのための努力してたら35歳なんてすぐじゃない? 

ほんと、女の身体って社会性なくない? 色々仕事するのに向いてない。どうせなら、高校生とか暇な時に子供産む方がいい気がする」

結婚をしない決断も子供を産まない決断もしない彼女は、とりあえず卵子凍結によって決断時期に若干の猶予をもたせたつもりではあるものの、特に結婚や出産については、まだまだ現実味を持って考えてはいない。

via: 「卵子凍結」したけど結婚願望ない35歳キャリアウーマンの黄昏(鈴木 涼美) | 現代ビジネス | 講談社(3/3)

 





女性の身体に社会性がないという言葉の重さ

女性の体には社会性がない、そんな悲しい発言を気にして私は大変驚いています。なぜならばそれは女性の体に社会性がないのではなくて、 社会の方が女性の体を受け入れていない証明だからです。社会というのは決して与えられ既に決まっているものではありません。

 

むしろ可変的でいくらでもその姿を変えることができるものです。黒人のことを動く家具とすら読んでいた時代もありますが今では全くそんなことはありません。女性は大衆の前で演説をすることが許されていませんでした。 そんなことをしてしまったら捕まって投獄され殺されることすらありました。それも社会です。しかし今明らかにそのような社会は存在していません。社会は変わり得るからです。

 

今の日本社会、取り分け今回の文脈で言うと働き方、働く環境というのは十分変更する可能なものです。それなのにも関わらず、女性の体は社会にフィットしないというような女性の体の方を原因や問題として捉える方がはるかに悲しいことです。社会が人類の実に半分にも及ぶ女性たちのことを十分に受け入れようとしていないというのであればそれは大きな損失で絶対に変えるべき問題でしょう。

 

しかし悲しいことに何がこの社会における問題かということを考えるのは男性が多く、女性が少ないことがあります。それを端的に説明するのが議員の数における女性の少なさであり企業の役員における女性の割合の少なさなのです。そういうふうに考えてみると女性の労働環境をよりよくするためにまずそのような意思決定の場所に女性の数を増やすということは決して的外れなことではありません。

 

むしろそれはいかにも単純な発想のようにも思いますが単純であるが故に極めて効果的なのです。女性のことを考える人間が意思決定のところに少ないというのはそのままイコール女性のための意思決定は行うことが非常に難しいということです。

 

そのためには女性の側に立って親身に考えることができる人かつ戦略的にビジネス的に考えることができる人が必要です。ただ能力があるだけでは足らずそのような立場や役割を持たないとそのような改革を起こすことはできません。私はこのように女性が社会的にフィットしていない状態は女性のせいではなくて単純に社会がそのような受け入れの準備ができていないことが原因だと考えています。





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