2ch PC スマホ iPhone Android WindowsPhone ガラケー ガジェット ニュース 壁紙

働きすぎのパン屋が罰金刑を受けるのがフランス流

日本ではとてもじゃないけれど信じられないことですが、フランスで1週間連続で働いていたパン屋さんに罰金刑が処されました。



airbnbneighborhoods france 働きすぎのパン屋が罰金刑を受けるのがフランス流

<

div id=”leaf-body”>

(CNN)  フランス北部のオーブ県で地元のパン屋が休みもなしに1週間続けて開業したとして罰金3000ユーロ(約39万円)の支払いをこのほど命じられた。フランスのメディアが報じた。

パン屋は1週間に少なくとも1日の休息日を設けなければならないとする同県導入の法律に違反したのが理由。

リュジニー・シュル・バルス町のこのパン職人は地元ラジオ局RMCに罰金への不満を表明。「働く人間を罰することはやめなくてはいけない」と主張した。休みもなく1週間働いた理由は2017年の夏休みシーズンの書き入れ時に稼ぐのが目的だった。

 

同県のこの法律は1994年12月15日に発効したもの。フランスのパン製造に関する細事にも及ぶ関連法律は一般的にフランス革命時代にさかのぼるともされる。

 

 

これこそ法

このニュースを見て、自由に働きたい人が働いているだけで罰金を課すなんて不思議だなと思う人も多いと思います。しかし、本来法というのは労働者を守るために機能してきました。それは権力を持った人間による不当な搾取を防ぐためです。今回の場合は店長が自分自身でたくさん働いたということなので関係ないように思いますが、店長が頑張るのは違法でも許すとなれば、それが雪崩式に増えていくことは当然想定される道理です。

 

このパン屋を許してしまったら、他のパン屋も収益を確保するために追随するかもしれません。これはある種の価格競争と同じなのです。死ぬまで頑張る競争を始めると、本当に終わりがないのです。果てしなく働き続け、長時間労働になり続けるのです。それは、日本を見たら簡単に想像ができることですよね。しかもこれはお金を稼ぐことが至上命題の企業にとっては当然の結論なのです。そのほうが儲かるならやる、これが会社の論理ですから。

 

ということは、会社に内在的な論理ではこれを止めることは出来ません。どうやったら止められるか? それこそが法律の役割なのです。こういう風にある種の不正を許さない。働きすぎは犯罪行為です。こういう不正を許さないことでのみ、働きすぎ競争による戦いを防ぐことができるのです。企業はどんなにしたくなくても利益を確保するために仕方なくそれをやらざるをえないのですから、彼らに自浄してもらおうとするのは無理な話です。

 

労働時間を制限せよ

とにかく、労働時間はもっと制限するべきです。いくらでも働いていいようにすると過労死が起きます。基本的に労働時間はとにかく短くする方向にシフトするべきなのです。だらだら働くことを許容すれば当然長時間労働になります。働くことは権利ですが、しかし働きすぎないように保護されるのも権利なのです。そう考えた時に、いまの日本の仕組みというのは相当無茶苦茶なことになっているわけですね。

 

もちろんフランスだってすべての働き方改革がうまくいっているわけではなく、形骸化しているものもあります。それでもなお、国民がこの状況を良しと考えているのは間違いありません。実際経済的にも豊かな状態であって、働きすぎて人生の楽しみや喜びを削ることのほうがよっぽど損だという認識なのでしょう。そしてそれは恐らく正しいのだろうと思います。

 

短い時間しか働かせられないのならば、経営者はなんとか効率化に頭を絞ります。それこそが生産性を高めるための思考です。いくらでも労働者を使い倒していいと思っているような経営者を許す国家では労働者は保護されないのです。





関連記事

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

オススメ記事

副管理人募集

文章書いて金稼ぎたい人募集。ネタはガジェット、政治、経済、法律、貧困、歴史、教育、社会問題、音楽、文学など。ノルマは特に無いので気が向いた時だけ書いてくれればOK。希望者はメールフォームから問い合わせてください。条件を聞くだけでも構いませんので気軽にどうぞ。

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. この記事へのコメントはありません。

広告



画像RSS





カテゴリー

ブログパーツ

アクセスランキング
ページ上部へ戻る