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「ゆるい就職」とかいうフリーター礼賛

ゆるい就職

株式会社ビースタイルが運営する人材派遣・人材紹介サービス「ゆるい就職」がネット上で話題になっているそうです。

 

「週に3日だけ働いて月収15万円でモラトリアム生活を送り働くということを考える」

 

ってのがゆるい就職のコンセプトらしい。

 

週休4日ってのは魅力的かもしれないけど、東京で月収15万円ならカツカツだろうなぁ…自分のこと・将来のことを見つめ続けるだけのモラトリアム期間となりそうだw



要するに企業は非正規社員がほしい

「ゆるい就職」の是非についてもう少し踏み込んで考えていきたいと思います。

 

モラトリアムの延長云々、ワークスタイルの新スタンダードを模索云々ってのは、建前に過ぎないんでしょう。人材紹介サービスとして株式会社が運営しているからには、必ず「儲け」が発生しています。細切れの時間で働いてくれる非正規社員をもっと確保したいっていう企業が増えてきているんでしょうね。

 

非正規労働を増やしていく方向の試みだと思うんで、わたしはゆるい就職には反対。フリーター礼賛と同じじゃないかって指摘がすでにネット上であるようですが、まさにその通りだと思います。プロデューサーの若新雄純氏らがどんなに理念・建前を美しく発表したとしても、この事実は変わらない。(若新氏の本音は、若い人たちの人生を使って社会実験したいってだけなんじゃないかな…?)

 

ゆるい就職をして数年モラトリアムを楽しんで…そのあと正規雇用になりたいと思ってもたぶん時すでに遅し。奨学金背負って大学院に進学した方がずっと有意義な猶予期間を過ごせるでしょうね。

 

自分の時間が大事ならもっと稼がなくちゃダメ

モラトリアムじゃなくて、人生の半分を仕事、残り半分を趣味など「自分の時間」に使いたいって人は、月収15万円程度で満足しちゃいかんのです。趣味を謳歌するには、少なくとも月収30万円は必要。週に3日だけ働いて30万円稼ぐ、このすべを身に着けるってのが筋じゃないかなぁ。全然ゆるくない発想ですがw

 

当然、雇われでそんなに条件のいいのは通常はないので、自営業など商いで実現していくことになるでしょう。

 

ゆるく働いて稼げたらいいななんてのは理想ではありますが、金を稼ぐってのはそんなに簡単なことではありません。自営の場合には、ボーナス・有休・退職金などもないし、将来も不安定で、プライベートと仕事の時間がごっちゃになりやすいので人によっては常に「仕事」みたいな感じにもなりかねない。わたしなんかはそのパターンですw

 

厳しい自営であっても挑戦してみたいって奇特な方もいるかもしれません。そんな方には、わたしの連載「サイト専業で生きていく方法」をおすすめしますw緩くはなく厳しいけれど、うまく軌道に乗せれば1日4時間働いて月収100万円突破ってのも可能です。当然、軌道に乗るまでは収入はカスだし、やらなければならないこともたくさんあるんですが…w

 

記事引用

若者に「週休4日、月収15万円」で派遣や契約社員の仕事を紹介する「ゆるい就職」が依然ネット上で話題だ。正社員として週5日を会社に捧げる働き方とは別の「新しい選択肢」として期待される一方、「将来のキャリアは大丈夫なのか」と批判的な意見も続出。議論が活発化している。

キャリコネニュースはこれまで3回にわたって「ゆるい就職」を取材。9月中旬のワークショップの様子を紹介した最新記事には、配信先のニコニコニュースで300件を超えるコメントが寄せられ、好意的に見る人も少なくない。

「いい流れだとは思う、週5日だけが働き方ではない」

「この働き方魅力的だなぁ。東京以外でも開いて欲しい」

「30歳過ぎてから頑張っても何もかも遅いぞ」

週5日勤務という働き方では「仕事で人生終わる」と感じている人もおり、「趣味に半分の人生を費やせれば幸せだろうな」と羨む声もあった。その一方で、将来を見据えた働き方としては不安があると懸念する声も目につく。

「こんなの若いうちにしか言ってられない、30歳過ぎてから頑張っても何もかも遅いぞ」

「30代から本気で働こうとしても、もう正社員の枠は20代で頑張ってた奴が確保してる」

スキルを身につけるべき20代を、週3日の派遣社員として「ゆるく」過ごしてしまうと、将来の働き口がなくなってしまうというのだ。派遣業界には「35歳限界説」という言葉があり、同じスキルならば「派遣先は若い方を好む」ので、「他の人にない能力を身に着けないと結局若い人にその席を取られるよ」という声もあった。

毎日新聞では9月24日付け夕刊2面の特集ワイドで「ゆるい就職」を大きく取り上げたが、この記事に絡めてネットで厳しい意見が相次いでいる。多かったのが、80年代後半に「フリーター」が持てはやされた時と状況が似ている、という指摘だ。

「一昔前のフリーターブームを思い出すね~。将来大変なことになるので、こういう話には、若い人は耳を貸さないようにして欲しいわ」

「かっこいいこと言ってる風だけど結局ただの派遣とフリーターだよ…ミュージシャンや役者志望の夢を見続けて30過ぎて困る奴らが増えるだけ」

今でもフリーターとして生活している人がおり、必ずしもすべてのフリーターが失敗とはいえない。しかし90年代のバブル崩壊とともに「自由な働き方」をしていた人たちが給与カットや失業に直面し、「こんなはずではなかった」と嘆いた人も多かったようだ。

専門家は批判「どんなに言葉で飾っても、内実は使い捨て」

ブログ「言いたくないけど、僕が青二才です」も、「僕が『ゆるい就職』を許せない理由」と題したエントリーで「ゆるい就職」の問題点を指摘する。額面15万円は実質的な手取り12~13万円にしかならず、「一人で自活する選択肢も、人と交流したり趣味に使う事もほぼ無理!」と警告する。

実家暮らしならまだしも、一人暮らしで家賃や食費を払うとカツカツな状態になり、「四六時中カネのこと考えてテンパってるだけの人間になるよ?」。仮に実家暮らしだとしても「親が死んだら手取り13万でどうやって生きてく気?」と問いかける。

「お金がないことは『現在と将来を制約されてる』ということだと、もっと重く受け止めた方がいい!その時だけでもちゃんと自活できないスタイル・実在しないロールモデルを無責任に推奨すべきじゃないよ!」

「ゆるい就職」に対する厳しい見方は労働関係の専門家からも出ている。前出の毎日新聞記事の中でも、NPO法人POSSE事務局長の川村遼平氏が「どんなに言葉で飾っても内実はアルバイトやパートタイム労働と同じ。使い捨てられかねない」とコメントしている。

東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス推進部長の宮原淳二氏も、「『週休4日』の仕事は転職時の職歴として評価されない可能性が高い」と、20代をゆるく過ごした人のキャリアに対する不安を投げかけている。

主催者はフェイスブックで反論「アホか。人間なめんなよ」

こうした批判について、主催者側はどう思っているのか。プロデューサーを務める慶大特任助教の若新雄純氏は9月24日、フェイスブックで毎日新聞の記事に言及する形で、憤りを含んだ反論のコメントを出している。

「新しいかどうか、これが意義があるかどうか、それを決めるのは、僕でも、社会でも、NPO法人とかでもないんですよ。本人たちですよ、ここに集まってる。本人たち。制度、制度って、アホか。人間なめんなよって思う」

さらに、この取り組みが「根本的に働くことがそもそもどうかってことがテーマ」にもかかわらず、「既存の労働を前提に議論がされる」ことに納得がいかない様子。批判者が既成概念に捉われて過ぎていると批判を展開している。

確かに「ゆるい就職」は、大学卒業後すぐに就職する前に、週3日働きながら将来を模索するモラトリアム的な期間として提案されたものだ。参加者には東大や早慶の学生や卒業生も多く、派遣社員として一生を過ごすことを推奨したものでもない。

プロジェクトは今後、どんな新しい展開を迎えるのか。「ゆるい就職」は現在、参加者向けにワークショップを継続中。10月末から企業とのマッチングを開始し、実際に参加者が働くのは11月からとなる。

 

via: 「ゆるい就職」はフリーター礼賛と同じなのか 「親が死んだらどうする」と懸念も | ニコニコニュース

 

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コメント

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  • コメント (3)
    • 2014年 10月 05日

    かつてのフリーター、かつての派遣社員、そして今ゆるい就職。

    ゆとり世代っていう幻想とセットにしたら、もしかしたら流行るかもなw
    流行らせたい人、頑張って!俺は普通に正社員します。

    •  
    • 2014年 10月 05日

    先のことばかり考えて不安がってもしょうがないし
    だったらせめて今だけでものんびりやるってのもアリかもね

    • キジトラさん
    • 2014年 10月 07日

    年金、増税、奨学金…これを手取り13万円で払ったら幾ら残るのやら
    仮にこのゆるい就職が流行ったのなら就活に失敗して自殺する若者は減るかもしれないけどね。

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