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残業は集中→感染→麻痺→遺伝する恐怖の病

月60時間を越える残業は本人に主観的な幸福感を与えるという恐怖のデータが明らかになりました。これは中々残業がなくならないわけですね。



総合人材サービス、パーソルグループの総合研究機関である株式会社パーソル総合研究所(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渋谷和久、以下パーソル総合研究所)は、東京大学 中原淳准教授との共同研究「希望の残業学プロジェクト」の研究結果についてお知らせします。本プロジェクトでは、会社員6,000人を対象に大規模な定量調査を実施し、日本企業で常態化する「残業」の実態や発生要因、効果的な対策について検証しました。 ※本プロジェクト発足の背景などは特設サイトをご参照ください。詳細な調査結果につきましても順次更新予定です。 ■調査結果:メンバー層で最も残業している業種1位は運輸・郵便業。職種1位は配送・物流。上司層では繁忙期に平均50時間を超える業種が存在 管理職を除くメンバー層の残業時間について調査したところ、30時間以上残業している人の割合が多い業種1位は運輸・郵便業、2位は情報通信業、3位は電機・ガス・熱供給・水道業でした。職種の1位は配送・物流、2位は商品開発・研究、3位はIT技術・クリエイティブ職という結果となりました。一方、係長以上の上司層では、業種は建設業、製造業、運輸・郵便業、職種は商品開発・研究、専門職種、生産管理・製造の順となっており、繁忙期に平均50時間を超える業種が存在することも明らかとなりました。 ■調査結果:残業は「集中」して、「感染」して、「麻痺」させて、「遺伝」する  本プロジェクトでは、残業が発生する職場の特徴について分析し、残業発生のメカニズムを検証しました。その結果、残業は「集中」して、「感染」して、「麻痺」させて、「遺伝」することが明らかになりました。 <「集中」:仕事のシェアがうまくいっておらず、優秀な部下ないし上司層に残業が集中している> 上司を対象に調査したところ、「優秀な部下に優先して仕事を割り振っている」人が60.4%を超え、スキルの高いメンバーに残業が集中していることが判明しました。また、残業削減の対策を実施している企業で働く上司のうち30.4%の人が「部下に残業を頼みにくくなった」と回答している一方で、残業対策を実施していない企業の上司は同質問の回答が17.6%に留まることから、残業施策をしている企業ほど、上司への業務集中につながっていることが推察されます。 <「感染」:職場内の同調圧力により、帰りにくい雰囲気が蔓延する> 残業が発生しやすい組織特性を調査したところ、「先に帰りにくい雰囲気」が最も残業への影響力が大きいことが明らかとなりました。組織内の同調圧力によって残業が発生していることが示唆されます。 <「麻痺」:長時間労働によって「価値・意識・行動の整合性」が失われ、健康被害や休職リスクが高まる> 残業時間に応じて、「幸福度」は徐々に低下しますが、月60時間を超えると上昇することが明らかとなりました。しかしその一方で、60時間以上残業している人のうち、強いストレスを感じている人の割合は残業しない人の1.6倍、重篤な病気・疾患がある人は1.9倍と、高い健康リスクにさらされていることが判明しました。過度な長時間労働は主観的な幸福感を上昇させ、健康被害を軽視してしまう可能性があることが推察されます。 <「遺伝」:上司の若い頃の長時間労働の習慣が、下の世代(部下)にも継承されている> 部下の残業時間に影響を与える上司の行動について調査したところ、上司が「若いころ、残業をたくさんしていた」場合、その部下も残業時間が長くなる傾向にあることが明らかになりました。また上司が新卒入社時に「残業が当たり前の雰囲気だった」「終電まで残ることが多かった」経験をしていた場合、転職して就業する企業が変わっても、部下に残業をさせている傾向にあることが判明しました。残業体質は、世代と組織をまたいで受け継がれています。 via 日本の人事部 月60時間以上残業する人の「幸福度」は高いが、健康リスクは残業しない人の約2倍~『希望の残業学プロジェクト』会社員6,000人を対象とした残業実態調査~パーソル総合研究所

sa hi01 残業は集中→感染→麻痺→遺伝する恐怖の病

 

非常にシンプルな4つの軸

日本ではあまりにも当たり前になってしまっている残業問題。もちろんそれがよくないということはもちろんわかっているものの、なかなか改善することもできないし具体的なメカニズムをよくわかっていません。そもそもなぜ残業というのは起きてしまうのでしょうか。今回はそんな当たり前のようにも見えるメカニズムを探ったレポートを参照して記事を書いています。

 

集中、感染、麻痺、遺伝という4つのステップが存在しているのは非常に面白いですね。働き方改革を実行している会社ほど残業を部下に頼むのが難しくなってしまって上司ばかりに残業が集中してしまうということがあるそうです。なんとなく想像できますね。上司に残業が集中してその人が倒れてしまうのであれば結局意味はありません。

 

そしてよく言われることですが感染と言うステップもあります。つまり一人が残業して長く残っていると他の人も帰りづらくて残業する人がどんどん増えていくということです。正しく残業病なるものが感染してしまうということですね。控えめに言ってとても恐ろしいことです。

 

さらに麻痺と言うといかにも残業らしいですね。関学学るって言ってしまって当たり前になってしまう。一時的なブーストのはずがずっとブーストになってしまう。短距離走を延々とやるのはもう無理です。そしてバタバタ倒れていくのが現在の問題です。

 

最後に最も恐ろしいと思うのは遺伝です。若い頃に残業たくさんしていた人こそ人に残業させるのです。しかも組織が変わって転職をしてもその文化を拡散させようとするのです。にわかには信じられません。せっかく残業しなくていい会社に移ったのにそこでも残業を自ら強制させてしまうなどというのは本当に信じられません。

 

残業すると幸福に

それにしても今回のレポートで最も恐ろしいところは60時間の残業超えると主観的な幸福度が高くなるということです。おそらく頭が麻痺してわけがわからなくなってしまうのでしょうが、そうなってくると残業はまるでいいことのように感じてしまうはずです。そして人は良いと感じるものを人にも押し付けようとするものです。

 

残業というのは本来する必要のないものです。労働時間が長すぎれば人間の普通の生活が出来なくなってしまいます。仕事はあくまで人生の一部出会って人生そのものでは全くありません。人生あっての仕事であるという認識を改めてもったうえで、もう少しワークライフバランスを考える必要があるでしょう。単に認識するだけではなくて制度を変更することも重要で。





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