2ch PC スマホ iPhone Android WindowsPhone ガラケー ガジェット ニュース 壁紙

実家暮らしはそんな悪いことなのか

実家は牢獄

先日、首都圏・関西圏に住んでいる20~30代の独身で年収200万円以下の男女に関するアンケート調査について取り上げました。未婚年収200万円以下の若者の8割は親の実家に住んでいるっていうにわかには信じがたいアンケート結果。

 

で、反貧困ネットワーク埼玉代表でほっとプラス代表理事の藤田孝典が、ブログで「(実家は)自由な生活を奪う『牢獄』だ」などと意味不明な記事を書いています。ブロゴスでは同意しない旨のコメントが多数w





実家から出るのは当たり前なのか

実家が最低限の生活を保障する「民間のセーフティネット」となっていることを認めつつ、それを牢獄だと表現してしまう神経…ちょっと私には理解できない。この理屈を敷衍すると、生活保護も一種の牢獄ってことになりはしないだろうか?

 

今回のアンケート結果については、プロブロガーイケダハヤトも「(若者の実家依存は)少子化の原因だ」などとネガティブにとらえていました。藤田氏も少子化の原因・結婚できない理由だと話を続けていましたが、これには賛同できません。実家暮らしだから結婚できない・子供を産めないって理論の飛躍があるでしょう。高齢化社会が進んでいる現在、2世帯・3世帯住宅をネガティブに捉えることに意義はないようにも思える。

 

 実家暮らしはそんな悪いことなのか 未婚で年収200万以下の若者の8割は実家暮らしらしい | キジトラ速報

 

イケハヤも藤田も、実家から出るのが当たり前だって原理主義的にとらえ過ぎ。実家暮らしは結婚が難しい(2世帯暮らしなんて無理)って考え方を振り回すこの人たちのほうが、少子化の原因になっている気もする。

 

そもそも、実家暮らしで定収入でもある程度普通に生活できているっていう状況、そんなに悪いことなんでしょうか。公的なセーフティネットである生活保護をサポートする「民間のセーフティネット」となっているって考え方はできないでしょうか。実家暮らしすることで、生活保護費が抑えられるならそれに越したことはないじゃないか、と思ってしまいます。生活保護受給の要件を満たすために1人暮らしになって世帯を分離して云々って方法が存在する現状のほうが、よっぽどねじれている。

 

親がいなくなった後のことを考える必要がある云々ってのが藤田らの理屈ですが…実家暮らしだと固定資産税がかかるくらいで、1人暮らしの若者よりもずっと負担は少なく済むと思うんですけどねぇ。

 

ちなみに、わたしも半実家暮らしですが、家に家賃・生活費を入れています。実家暮らしの友人で、家に何もお金を入れていないって人のほうが少ない。これってWin-winな関係に思えるんですが、どうでしょうか?

 

記事引用

今回の住宅に関する調査結果には、想定を超える衝撃があった。それは実家を出ることが最大のリスクであるということだ。親と同居する理由で約半数を占めるのは、「家賃が負担できないから」であった。賃金や収入が低く、家賃を払いたくても払えない若者は、親に依存しなければ生きていけない状況が見えてくる。

特に、低所得であればあるほど、親と同居している。そして、所得が低く、親と同居しているほど、結婚の予定がないと回答している。若者自身が実家を出ることが賢明ではないと判断し、そこに居続けること以外に選択肢がないと考えている。家を借りられないから実家から出られない。これは実家がある最低限の生活は保障するが、自由な生活を奪う「牢獄」として機能しているといっても言い過ぎではないと感じる。

そして、若者が結婚できない理由も少子化の原因も、不思議なことに住宅に関する質問から浮かび上がることが興味深い。低所得層に対する家賃補助制度がほとんどない日本における課題といえる。住まいはまさに人々の生活の基礎で、それが侵されると健康で文化的な生活を送ることができない状況が見えてくる。

さらに、学歴が関係ないということも新しい発見であった。一般的に、低学歴の若者は所得が低く、学歴と所得の相関関係は極めて高い。だから、人々は一般的に、可能であれば大学など高等教育を受けて、収入を得られやすい仕事に就くため、有利な条件を整えようとする。しかし、低所得で親と同居している若者にとってはあまり関係がないようだ。

大卒でも低所得であり、住居を自由に選択し、自分らしい生活をおくる選択肢が提供されていない。これは非正規雇用の拡がりによる低所得が要因だが、大学など高い学費を求める教育機関の意義を問う内容でもある。要するに若者は大卒でも貧困に至っている。これは事実である。そして、その貧困に大学ではなく、親がともに対抗し、サポートをしている。

そして、学齢期のいじめや不登校などの経験を有する人が多いということにも驚きだった。フランスでは、このいじめや不登校の問題を社会的排除という用語で説明し、その状況が続くと、貧困や低所得と密接な因果関係を有するようになるとみている。学齢期や幼少期に社会的排除を受けると、まさに自立を阻害する要因として、根深くその傷跡が人生に突き刺さることを意味している。

私が所属するNPO法人ほっとプラスには、親が子を支えきれなくなり、親子で相談に来られる事例がある。あるいは親から「出て行け」と言われて、ホームレス状態になって相談に来られる若者もいる。親のサポートがなければ、なすすべなく容易に貧困に至る若者の姿が見えてきた。今回の調査ではそれが裏付けられる結果となった意義は大きい。

同時に、低所得層の若者は、精神疾患や生活課題を抱えており、住宅について考える余裕がない。約3割の若者は、うつ病などの精神疾患を抱えていると回答している。すでに働いて生計を維持することに困難な要因を抱えており、住宅だけでなく生活全体を親が支えている。親がいなくなった後の生活を想定すると、何らかのサポートが必要となるのは明らかだ。

しかし、日本の社会福祉制度は、この現役世代あるいは稼動年齢層ともいうべき、若者に対する支援が極めて弱い。若者の貧困対策は概ねとられておらず、企業に委ねてきた。その企業が十分な賃金を払わず、身分が不安定だとしたら、ということは想定していない。

ただし、希望がないわけではない。これらの若者を含むようにして、2015年4月から生活困窮者自立支援法が施行される予定だ。この法律はこのような若者を包摂し、支援できるだろうか。

この法律をきっかけにして、さらなる社会福祉制度の充実、すなわち若者が潜在的に求める一般的な家賃補助制度の創設や低家賃の住宅創出という新たな支援策を構築することができるだろうか。実態に即した支援を展開できるように、その法律の運用を注意深く見守りたい。

 

via: 家を借りることがリスクの時代:檻のない「牢獄」と化した実家(藤田 孝典)

 

関連記事

 

a255333795879493365e7fb01d19d68c 実家暮らしはそんな悪いことなのか




関連記事

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

オススメ記事

副管理人募集

文章書いて金稼ぎたい人募集。ネタはガジェット、政治、経済、法律、貧困、歴史、教育、社会問題、音楽、文学など。ノルマは特に無いので気が向いた時だけ書いてくれればOK。希望者はメールフォームから問い合わせてください。条件を聞くだけでも構いませんので気軽にどうぞ。

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. この記事へのコメントはありません。

広告

おすすめサイト:Freemake YouTube ダウンロードソフト

 



画像RSS





カテゴリー

ブログパーツ

アクセスランキング
ページ上部へ戻る