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世界で増え続ける若者、人口爆発によって生じる影響とは…? 

増えすぎる人口に、地球は耐えることができるのか? 72億人を超える人口、アフリカを中心に若者が爆発的に増加しています。労働力が増加することから人口ボーナス期と呼ばれることもありますが、食料や環境問題の観点から急激な人口増加に不安を覚える先進諸国がいることも確かです。一体これから先、世界はどうなっていくのでしょうか。



 

 国連人口基金は18日、世界の若者人口に焦点を当てた2014年版「世界人口白書」を発表した。10~24歳の若者の人口が特にアフリカなどの後発の途上国で急増、教育や雇用環境を整備することでより大きな経済成長が見込めるとして、若者への「投資」を呼び掛けた。

 白書によると、現在、10~24歳の若者は約18億人で世界人口の4分の1を占める。このうち約9割がアジア、アフリカなどの新興国や発展途上国で暮らしており、教育を受けられなかったり、雇用が不安定だったりといった問題に直面している。

 198カ国・地域のうち、若者の人口が最も多いのはインドで約3億5500万人。

via: 後発途上国で若者人口急増 国連、教育への投資要請 – 47NEWS(よんななニュース)

 

国連人口基金(UNFPA)は18日、「18億人の力-未来を変革する若者たち」と題した2014年版「世界人口白書」を発表した。世界の若者人口が巨大になり、社会不安が高まる可能性を指摘する一方、若者の教育や健康、職業訓練に投資することでその潜在力を経済発展につなげられると主張している。
 白書によれば、若者(10~24歳)の人口は過去最高水準の18億人。9割が発展途上国に暮らす。若者人口の多い国では、教育や就業の機会が少ない若者の不満の高まりから社会不安が引き起こされがちなほか、児童婚の多さなどをもたらす要因となっている。
 一方で、若者人口の増大は、子どもと高齢者に比べ、労働力人口が多い状態を指す「人口ボーナス」の恩恵を受け、経済発展の好機になるとも分析。そのためには、教育や健康、職業訓練など若者への投資を増やし、潜在力を引き出す必要があると訴える。(2014/11/18-21:08)

via: 時事ドットコム:世界で18億人、増大する若者=「人口ボーナス」で経済発展を-国連人口白書

 

救命ボートの論理

増え続ける人口に対して、危機感を覚えている先進諸国が多いのは事実です。「国連人口基金」という組織では、いかに「人口をコントロールするか」ということが重要なミッションとして採用されています。

 

個人的には筆者としては、「人口をコントロールする」というのが非常に先進国らしい考え方だな、と少しエゴイスティックなものを感じるのですけれども、皆さんはどうでしょうか。環境問題なんかも、好きなように発展しておいて良くないとわかると発展途上国の工業生産を問題視するといった態度がありますが……(開発の経済、開発の国際法なんかで問題になる態度ですね)

 

それは一旦置いておいて、皆さんは救命ボートの倫理というのはご存知でしょうか。地球を救命ボートに見立てることで、人口増加は避けるべきだという結論を引き出す例えです。ギャレット・ハーディンという生物学者が提唱したもので、大変な議論を巻き起こしたものです。Wikipediaにまとめられたものがあったので引用しましょう。

 

救命ボートの倫理(きゅうめいボートのりんり、英語:lifeboat ethics)はギャレット・ハーディンが1974年に提案した、資源分配の比喩である。

ハーディンが用いた比喩は、60名まで物理的に乗りうる救命ボートに既に50人乗っている時、海に投げ出された人が100人いるとする。

この場合、とりうる選択肢は以下のようなものが考えられる。

  1. 全員を乗せて、船は沈没する。
  2. 10人だけ乗せる。
  3. 良心に訴えて、海に投げ出された人のために救命ボートから何人かは降りてもらう
  4. 安全因子を考え無理に人を乗せず、全員見殺しにする。

彼は救命ボートに乗っている人を先進国、海に投げ出されている人を途上国の比喩とし、途上国を見捨てて安全確保を優先することを良しとした。環境問題の解決のためには南北問題を見過ごすことは已むを得ないとした。

via: 救命ボートの倫理 – Wikipedia

 

いかにも議論を巻き起こしそうなものであることは理解して頂けたかと思います。このような考えに基づいて(とは必ずしも言えないでしょうが)人口をコントロールする必要性があることは広く議論の的とされたわけですね。

 

救命ボートの倫理は真実か

大きな議論を巻き起こした救命ボートの倫理ですが、これには反対意見も多く存在しています。例えば、現状を「豪華客船」に例えるものがあります。私たち先進諸国は安全で設備の整った、食事を廃棄することができるほど豊かな豪華客船にに乗っているというものです。

 

そしてその客船の周りには、木の板につかまりながら貧困の海を漂流しているたくさんの人たちがいるという状況です。私たちは自分たちのサービスのレベルを少し下げることで、彼らを全て客船に乗せることが可能です。しかしながら、現実ではそのようにはされていません。

 

食料の問題、資源の問題、環境問題などから人口爆発に対して危惧を持つ人も多いのですが、データとしては多くの場合この直感に反する答えを出しています。詳しくは説明しませんが、要するに「人が増えても大丈夫だし、発展した後はその増加曲線は緩やかなものになる」とされています。

 

詳しく論ずると大変な長さになりますので、一つ本を紹介しておきましょう。救命ボートの倫理や、豪華客船の倫理などについて詳細な説明もされて(全3章のうち、最初の1章がそれにあたります)いる本です。

 

51 MBMRoDGL. SL160  世界で増え続ける若者、人口爆発によって生じる影響とは…? 
伊藤 恭彦
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多くの論点を扱った本ですので、いわゆる「貧困問題」や「国際的な倫理」などに興味がある方は是非一読することをお勧めします。参考文献もいろいろ載っているので、どんどん逆引きしていくのもよいでしょう。

 

まとめ

人口の増加や、広がり続ける格差問題は先進諸国に住んでいては絶対にわからないレベルで世界全体の一大事となっています。しかしながらもちろん多くの人はあまり関心を持っていません。

 

なんとなくどこかで聞いたような言葉を鵜呑みにして、「人口が増えすぎると食料問題があるから」「資源が足りなくなってしまうから」変に貧困問題を是正すると厄介なことになると考えてしまうこともあるかと思います。

 

しかしながら現在の最先端の考え方では、そのようなデータが必ずしも賛同されているわけではありません。むしろ、「すぐに助けることは出来るのだけれど、豊かな生活を犠牲にしたくない」国々がどうやったらその意識を変えるのか、といった方向性に向いている論者も多いです。(もちろん、国家は自分の国だけ考えていればよいという論者もいます)

 

世界の貧困をぼんやりと想像するのもよいですが、一度何か一冊の本を手にとって読んでみるのも良いことでしょう。そこには確かなデータと論理によって、様々な考え方が提示されています。それを読んでから、自分の態度を決めるのが賢い方法でしょう。

 

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