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カタルーニャ独立派のトップが保護されているベルギーで支援デモ45000人集結

欧州を賑わせたカタルーニャ独立運動ですが今ではトップはベルギーに保護される形になっています。そこではEUに反対する多くの人が集まって彼への賛意を示しているようです。



【12月7日 AFP】ベルギー首都ブリュッセルで7日、スペインの北東部カタルーニャ(Cataloia)自治州前首相で独立推進派のカルレス・プチデモン(Carles Puigdemont)氏に対する支持を表明するとともに、欧州連合(EU)の後援を求めて人々がデモ行進を行い、現地警察は4万5000人が参加したと発表した。

 同市市警は参加者数について、先に1万人超としていたが、後に「ブリュッセルでのカタルーニャデモの参加者は、公式集計で4万5000人」とツイッター(Twitter)で明らかにした。

 市内のデモ行進に先立ち、EU本部付近の公園に集まった参加者らは、「欧州よ、目を覚ませ」とシュプレヒコールを上げながら、赤・黄・青のカタルーニャ独立旗「アスタラーダ(Estelada)」を振りかざした。

 デモに参加した男性(59)は、ブリュッセルに逃れてきたプチデモン氏を見捨てることはできないと語り、「独立を目指す闘いを続け、政治囚の解放を要求するためにここに居る」と話した。

 10月に実施された同州独立の是非を問う住民投票をめぐり、スペイン中央政府から扇動および反乱の容疑に問われたプチデモン氏と同州政府の前閣僚4人は、先月からブリュッセルに滞在している。(c)AFP

via: ベルギーでカタルーニャ独立派デモ、警察発表で4万5000人 写真14枚 国際ニュース:AFPBB News

img 7ec695066cb86aa112903a5947b7de1b177454 カタルーニャ独立派のトップが保護されているベルギーで支援デモ45000人集結

 

欧州の分裂は止まらないのか

いままさに終わろうとしているのが欧州の神話かもしれない。その神話とはつまり「国境を越えて私達は欧州市民として生きていける」という神話である。基本的には宗教を共有し、ラテン文学・ギリシャ文学といったベースとなる文化も共有し、外見もいわゆる白人的な要素が強く世界的には同質性が認められる欧州。

 

彼らは安易な神話を信じて多くのことをしすぎたのかもしれない。通貨を一つにして、共通のパスポートで国境を簡単にまたぐことができ、どこでも働けるようになって、政治においても協調してアメリカや中国と伍していく。更には軍における統合も図ろうとしている(が、これは中々うまく行っていない)。

 

しかし、世界史の教科書を読めば分かる通り欧州には血で血を洗う長い戦争の歴史がある。外見的に似ていようがある程度共通の文化を持っていようが、そんなことは関係がない。というか彼らからしたら彼ら同士での違いは明確だ-私達にとって関西人と関東人が違うとか、中国人や韓国人は見たらすぐにわかると考えるように-。

 

独立運動の波は今後高まり続ける

そもそも全然別の人間なのになんで色々共有しなくてはならないのか。貧しい国に経済レベルをあわせる意味などないし、移民がやってきて自国の文化がなくなっていくのは恐ろしい。そんな人たちにとってEUというのは本当に意味のわからないものであるから、カタルーニャ地方のようにお金を持っている地域は独立すら果たそうとする。

 

日本ではあまり知られていないが、ベルギーという国も内部に言語が2種類あって北と南で文化もかなり異なる(驚くべきことではないが私達日本人からしたら似たように見えるだろう)。カタルーニャの独立運動にはある種のシンパシーを感じていた人たちも少なくないはずだから、今回独立派のトップが逃げてきたのもそういう空気を感じてのことだ。

 

「本当は違うのに一括りにされる」のは往々にして不快感を伴うが、もしかしたら欧州の国民の中には欧州市民という響きに怒りすら覚えている人も少なくないのだろう。





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