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終わらないいたちごっこ…Lineが警察と協力して子どものネット被害を防止へ

もう10年も20年も語られ続けている子どものネット被害の問題は落ち着くことを知りません。でもこれは当然のこと。正直、解決は不可能です。



 会員制交流サイト(SNS)などインターネット上で子どもが犯罪やトラブルに巻き込まれないよう、警視庁と無料通信アプリ「LINE(ライン)」の運営会社は27日までに被害防止や啓発活動で協力するとした覚書を締結した。同社が警察と覚書を交わすのは初めて。  覚書に基づき、警視庁とLINEは4月1日以降、東京都内の小学生や中高生を対象として、合同で講習会を開催。警視庁側はサイバー犯罪の実例を交えながら、安易なネット利用の危険性を説明する。LINE側もSNSを利用する際の注意点を、ゲーム形式などで理解してもらう。  警視庁本部(東京都千代田区)で行われた締結式に参加したLINEの江口清貴公共政策室長は「トラブル防止やサイバーセキュリティーの面で協力して啓発できる体制をつくっていきたい」と話している。〔共同〕 via 日本経済新聞 子どものネット被害防げ 警視庁とLINEが協力

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本質はインターネットにはない

まず一番最初に考えたいことは、インターネットによるあらゆる被害というのは元々ネットが無い時代から近しいものが存在していたということです。ネットでのいじめなんて典型例ですが、まるでSNSが悪者みたいになりがちですが、どう考えても昔からいじめはありました。手紙でのいじめだろうとなんだろうと、机に対する落書きだろうと、言葉による暴力もあれば物理的な脅しもあった。公衆トイレに住所や電話番号が書かれたりもしたものですよね。本質的にはその頃と何も変わりません。

 

インターネット特有の被害ももちろんあれど、そういう意味ではみんな同じことを繰り返しているだけです。私達はそのこれまでずっと続いてきた様々な悪意や暴力を防ぐことが出来たでしょうか。人類史上、一度だってそれが成功したことはありません。悪意は様々な形を取り、そのための方法や技術も無限に進化しているからです。

 

よくネット上の様々な問題に対する対策がいたちごっこだと言われることがありますが、それは仕方ないのです。守る人よりも壊す人間の方が狡猾ですし、一般人には想像もつかないようなやり方で人を傷つけるからです。女性が自分の裸の画像などを送ったりすることも、止めようがありません。

 

ではどうしたら良いのか

インターネットと子どものトラブルといえば、最も多いのはインターネットのいじめ。そして同様に大きな問題になるのが、性的な画像などを他人に送ってしまってそれが脅しの材料になってしまうようなケースです。その構造的な問題は、SNSなどで他人に半匿名という形で関わることが出来るからでしょう。

 

現実に関わる人間だと思わないからこそ、双方ともに脇が甘く非現実的に振る舞い、結果として現実に問題が発生する。具体的にはちょっとした画像から自宅の住所がバレてしまったり、制服から学校がバレてしまったり、そこからは地獄です。一体なぜこんなことが起こるのか? それはインターネットのせいではありません。

 

子どもが世間知らずであること、そして悪意を持った人間の存在です。これは、両者とも最早どうしようもありません。子どもは世間知らずですし、世間知らずな人を私達は子どもと認識します。だから被害者に子どもが多いのです。馬鹿だから仕方がないのです。

 

そして悪意を持った人間もまた、いなくなったりはしません。どんなときにも常に存在しています。彼らは人を傷つけ、奪い、自分の欲望を満たそうとします。そういう人間がいる限り、こういった事件は絶対になくならないのです。もちろん罰することは出来るので罰せばよいと思いますが、発生を防ぐことは出来ないと私は思います。





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